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馬室埴輪窯跡(鴻巣市)
鴻巣市南西端、荒川に臨む河岸段丘に作られた半地下式無段登窯群。市内では生出塚窯跡群に次ぐ規模のものです。



馬室埴輪窯跡


中央のコンクリートで土留めをされたものが、埋め戻して保存されている窯跡…って言われてもよくわかりませんよね南西から。鴻巣市の南西端、北本市との境に近い原馬室の荒川べりにある。有名な同じ鴻巣市の生出塚埴輪窯跡からも南西へ3kmほどである。1932年(昭和7)に発掘調査が行われ4基の窯跡が検出され、県の史跡指定を受けた。1968年(昭和43)周辺が開発により破壊されたため再び調査が行われ、さらに6基の窯と台地上に工人の住居跡1軒が検出された。
 
北西から。3基が埋め戻し保存された状態。窯はいずれも半地下式無段登窯で、未調査区域も含めて20基以上あったとも言われる。出土した埴輪は多くが円筒埴輪で、形象埴輪も少量出ている。小型の埴輪が多く、5世紀後半から6世紀末にかけて近辺の小古墳に供給されたと推定される。窯跡を観察できるように保存、というのはやはりなかなか難しいのでしょうね
箕田古墳群からもう一度→→


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