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八龍神塚古墳その1 外観編(猿島郡境町)
境町南西端、金岡の利根川を望む台地上にある古墳。
明治期に発掘されて多くの出土品があり、町の史跡に指定されています。

 

八龍神塚古墳

 
遮るものがないので、塚はこんなふうに遠くからも見えてるのでした北東から。1909年山林を開墾中に発見されたという古墳。現状はこのとおり向こうには利根川の堤防まで見通せる広々とした所にある。未盗掘であったのかは定かではないが、出土遺物は当時の帝室博物館(現在の東京国立博物館)に献上され、現在もそのまま収蔵されている。
 
南東から。境町の古墳では唯一説明板がある。それも道理で町の史跡指定第1号であるそうである。墳丘は大部分失われて石室まわりを残すだけの状態になっている。石室を覆うだけの土盛となっているのでちょっと情けない姿ですが、説明版が光ります
 
石室への導入路がこんなふうについてる古墳は、かなり珍しいと思われます石室入口。本来の羨道は破壊されコンクリートで補われて水路のようになっている。もはやこの古墳は外形よりも石室が命なので風化防止のための覆い屋根を設置した方が良いのではないだろうか。
 
露出した天井石。石の隙間に漆喰かセメントのようなものが充填されている。このままだと封土の流出が進んで飛鳥石舞台古墳のようになってしまいそうだ。禿げかけの頭頂部、といった景色
 
左へカーブする導入路。出口まわりには植木がこのように後付けの羨道には変なカーブが付けられている。
 
南西から。かなたに少し筑波山も見えている。説明板によると石室の他に石棺が存在しそこからも遺物が出たように記載されているがくわしいことは不明である。周囲は畑。天井石の大きさがよくわかります
 
なんだか膨らませ損ねたケーキみたいですよね西から。裾周囲にゴムシート状のものが取り巻いていてホバークラフトのような格好になっている。周堀は確認されていない。
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