|
←BACK NEXT→ |
■1999年の暮らし魔家1999年1月15日〜1月31日 |
|
|
|
1999年1月15日(金)雑誌「SOHOコンピューティング」の取材で、ライターさんとカメラマンさんがウ チに来た。 世は、まさにSOHO/在宅ワークブームですなぁ〜。 取材先募集にはこちらから応募したんだけど、編集部とやり取りしているうち に、私の登場する記事は「子育てしながらSOHO」という切り口になった。わざわ ざ、ユウが家にいる祭日を選んで取材に来た。 ライターさんが同い年だったこともあり、なんだかノリノリで、ベラベラとしゃ べってしまった。 編集部が欲しかった、ユウとのツーショットもばっちし撮影した。たぶんこの写 真がデカデカと載るんだろな〜。 パソコンの前で子どもと並んでニッコリ〜なんて、優雅な「子育てSOHOライフ」 ぽいぞ。おっしゃれ〜〜〜〜。 「子育てしながらSOHO」 なんとも、ありがち〜。 だけど私の場合、役職まで務めた会社に、出産で居られなくなった結果(一応表 面上は、寿円満退社だけど〜)のSOHOなので、そこらへんを強調したら少しはお もしろいかな? ゴマンといる「子育てSOHO」とのちょっとした差別化、ってヤツでしょうか〜。 うぷぷ。 グラフィックデザイナーという職業柄、「フリーになる」「独立する」ことは、 最初からある程度折り込み済みの、ごくごくありふれたこと。 会社員時代は、事業部を切り盛りする立場にあり、独立採算を目指して経営的な 面にも踏み込んだ経験もある。 こちとら、こーみえても、ウブでかわいいシロートじゃ、ないぜぃ。 「フリーになる」「独立する」こと自体に、わざわざ、「SOHO/在宅ワーク」 なんぞという新しげな言葉を当てはめてみても、だから、ナニ? そんな話よりも、「仕事も子育ても」「家庭との両立」方向の話の方が、テーマ としては、ず〜っと大きいように思えるけどね〜。 私に対する「SOHOコンピューティング」誌の編集方針は、確かに正しいのだ。 ああ!家庭/子育てとの両立!それは、この6年、どんなにか新しくて重要なテー マだったことか! 優しくてユーモアたっぷりの子に育ったユウを見ると、よかった〜、間違ってな かった〜、と思うけど、ここまで来るにはいろいろあったよなぁ〜。悩んだよ なぁ〜。周囲ともぶつかったよなぁ〜。 私にとって、出産退社からの6年の道のりをあらためて振り返る、取材になった。 1999年1月16日(土)昨日の取材のために、ここ数日、あまりにも汚かった家の中を、大掃除したの で、その疲れがどっと来た。 めずらしく、高熱。 午後には、39.6度にまで上がった。 インフルエンザかなぁ〜。 今年はインフルエンザ大流行で、死者も、高齢者や子どもに限らないらしい。 週刊誌の見出しで、死者50万人、などという不吉な予言もあった。 フラフラしながら、やっとこさ、ユウを保育園に送り迎え。 歩くのはつらいけど、保育園にいっててくれたほうが、その間、私もゆっくり眠 れるし〜。 それにしても、お迎えはともかく、朝ちょっと早めに出て、送って行くくらい、 できんのか〜?暮らし魔父。 「今日から売り出しだから」と言い残して出ていった。 こんなに弱っている私に、いったいぜんたい、どーしろってゆーんだ! おもわず布団の中で、うらみつらみを口にしていたら、ユウが「うぇ〜ん、こわ いよぉ〜」と泣いて目を覚ました。 し、しまった。 TVニュースで、明日で4年になる阪神淡路大震災の映像が。 そういえば、4年前の今日、私はやっぱりインフルエンザで39.5度の熱を出して て、でも、パンフの仕事が進行中で、ガタガタ震えながら、思い通りに動かない 頭と手でMacいじってたんだっけ。 それで、1月17日の朝、やっと病院に行って、待合い室のソファにぐったり横にな りながら、阪神高速が倒れているTV映像をボーっとした頭で眺めたんだっけ。 あの時は自分の体と仕事の方が大変だったせいで、世紀の大事件、阪神淡路大震 災の印象がうすいんだよね〜。 昨日の取材のこともあって、思い出モードだな〜。 でも、今後もやっぱり、阪神淡路大震災の映像を見るたびに、自分自身の修羅場 を思い出すんだろ〜な〜。 1999年1月17日(日)私の熱も少し落ち着いた。 にゃんにゃんばあちゃん(暮らし魔父の母)から、でっかい毛ガニ3ばい。い、生 きてる〜。 成田山にお参りに行った帰りに小名浜まで足を伸ばしたとのこと。 すぐ料理した方がいいというので、熱っぽくてフラつくが、ここはがんばって、 圧力鍋で蒸した。 1度に1ぱいしかできないので、3度に分けて。う〜ん。いいかほり。 食欲がわいてきて、食べてみた。うまいっ!ミソもこってりうまいっ! ユウは、あまり気が進まないらしい。うまいのに・・・。 でも私も、半身ほど食べたところで、どっと疲れが・・・。また寝込む。 私が弱っている、この機会に、と、ユウにおつかいを頼んだ。 100メートル程の距離のコンビニで飲み物など。 1カ所、道路を渡るところだけちょっと気を付ければ、あとは危ない場所もない。 「『はじめてのおつかい』のTV、何度も見てるんだから、行けるでしょ。おかー さん具合悪いんだから、おねがい、助けて!」 ぐずるユウを外に出した。 でも・・・・。 しばらくして外を見たら、玄関先に置いた、生協のケースの影に隠れてしくしく 泣いていた。 こういうの、「やっぱり、ダメだったね」で終わらせたくはないんだけど、外は 寒いし、しかたない、中に入れた。 ガッカリして、ちょっと、頭にきた。 保育園の連絡帳にも、似たような出来事を先生が書いていたけど、チャレンジし よう、やってみよう、という意志が弱いんだなぁ〜、ユウは。 初めてのことは、すぐ「できない」と尻込みしちゃう。 一度やれば、次からは、自信満々のへっちゃらになるんだけど、まわりがうま〜 く引っ張ってやらないと最初の一歩が踏み出せない。 去年の夏に、にゃんにゃんばあちゃんの家にひとりで初めてお泊まりしたとき も、「自信ない」と泣くのを、私が半分騙すように、まるで鬼母のごとく、ひっ ぱって連れていったもんなぁ〜。で、ばあちゃんちに着いたらとたんに、「やっ ぱりお泊まりする〜」とニヤニヤするんだもんな〜。私が帰った後は、大暴れ だったとか・・・。 最初の一歩って、確かに勇気がいるけど、いつでも誰かが手を引いてくれるとは 限らない。 そんなことじゃ、世の中渡っていけないよ。もっとたくましくなれ!ユウ! 1999年1月28日(木)朝、なぜだか、めそめそ泣きながら起きてきたユウ。 「え?なになに?どうしたの?」と聞くと、しゃくりあげながら、 「ボク、最初にあっちのおにぎりが食べたかったのに、きつくて食べられなかっ たんだよぉ〜」 うっ、うっ、うっ・・・・。めそめそめそ・・・。 昨日の遠足(上野科学博物館)に持たせた、お弁当のことを思い出したらしい。 ふたつ入れたおにぎりのうち、現地では梅干しおにぎりを食べ、ヒジキを混ぜた おにぎりは残してきて、帰宅後食べていた。 お弁当箱が小さめだったので、おにぎりを無理矢理ぎっちり詰め込んだ。 取り出しにくかったんだろう。 梅おにぎりの方を先に食べたら、おなかがいっぱいになってしまったんだろう。 帰ってきて、残したヒジキおにぎりを食べたら、梅おにぎりよりもおいしかった んだろう。 でも、昨日のうちは何も言ってなかったけどなぁ〜。 夢の中で思い出して、急に悔しくなったのかなぁ〜。 「ヒジキの方も、帰ってから食べれたたんだから、いいじゃなぁ〜い!」 と、思うのは無神経な大人の発想で、「遠足で食べるおにぎり」に思い入れの あったユウには、翌朝にあらためて涙するくらい、大事なことだったらしい。 保育園へ着くまでずっと泣き止まないユウ。 も、もしかして、ヒジキおにぎりが一生のトラウマになったりして! 1999年1月29日(金)「こどもちゃれんじ」が届いた。 とうとう申し込んだぜ。ベネッセの幼児通信講座「こどもちゃれんじ」。 ユウが生まれてから今まで、何通のDMを受け取ったことか! ついに陥落!というカンジ〜? 来年は小学校だし〜、と思うと、ついつい、ね・・・。 本人も喜んで、さっそく開けて付録の時計で遊んでいる。 ビデオ、CD、絵本、ワークブック。 親向けの育児情報誌。 確かに内容充実で、しかも、教材も子どもの興味を引くように、良くできてる。 ふ〜む。なるほどねぇ〜。 しかし、月々1,600円足らずの会費で、これだけの内容で、しかも、まだ会員じゃ ない日本全国の幼児持ち世帯に、あれだけ頻繁にDM打って、ホント、すごいよ なぁ〜、ベネッセ。それだけ会員が多いってことだよなぁ〜。 ベネッセの教材用印刷物を手掛けている人や、昔ベネッセで編集やってた人を 知っているもので、ついつい彼らの顔が浮かび、裏を考えてしまうのであった。 そーいえば、2〜3年前に話題だった、ベネッセの駅前保育所事業はどうなったの かなぁ〜。 厚生省のエンゼルプランの後押しもあったはずだけど〜。 1999年1月31日(日)ユウの「はじめてのおつかい」シリーズ。 コインランドリーの乾燥機まで、乾いた洗濯物を取りに行くおつかい。 コインランドリーは、マンションのすぐ前のお風呂やさんのところ。 ウチの玄関から約20メートルだから、軽いでしょう。 今日はなんだかノリのいいユウ。ふたつ返事で引き受けた。 しばらく待って、玄関からのぞくと、ビニール袋に詰めた洗濯物を、よいしょ よいしょと体を斜めにして運んできた。 おお!やった。 「忘れ物ない?」と聞くと、「あのね、ふただけ閉めるの忘れた」とのこと。 洗濯物の忘れ物が心配だったので、一緒に行ってみた。 たしかに乾燥機のふたは、全開のまま。 でも、洗濯物の忘れ物は無し。 ふたは残念だけど、よくやった!ユウ! |
E-Mail bejewel@k.email.ne.jp / ▲手帖 TOP PAGE▲ / ▲2000年 INDEX▲ / ←BACK / NEXT→