ダーク・ハーフ<BR>Dark Half

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　作家で大学で非常勤講師を務めているサドは、ジョージ・スタークという偽名を使って、過激なバイオレンスホラー（スプラッター？ポルノ？）小説を書いていた。しかし、サドと言う名では、名の通った文学小説を書いていたので、ある日学生にそのことがばれて、この事実を公表するぞ、と脅されたときに、一瞬殺意を抱くが、何事もなかったように突き返す。サドは幼き日に頭痛で入院した。頭に双子の片割れが残っていたのだった、それを取り除き、彼は無事に今日まで暮らしてきた。ところが、ある日ジョージ・スタークを名乗る男が、電話をかけてきた。なんと彼は、サドを脅してきた学生や、彼が恨みに思っていた人たちを、次々に殺していたのだった。サドは両親の墓に行ってみると、何かがはい出てきたような、穴が開いていた。サドは自分の殺人衝動がスタークとして具現化し、殺人を行っているのだと確信した。しかし、保安官は連続殺人犯をサドだと思って疑わず、サドの話を聞かない。スタークは時にはサドを操り、殺人小説を書かせた。スタークはサドが書かないと消えてしまうのだ。サドは家族を守るため、自分の分身・スタークと戦うことになる。
　スティーブン・キング原作。日本未公開の作品だが、出来は非常によく、ティモシーハットンの一人二役もたいしたもの。