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日付はアップ日です。収録日はもっと以前のものもあります

はひふへほ

曲 目 Blevins
Xerafym36/25
StoneyEnd
Rebecca-30
ミッドイースト
クロスストリング
白鳥 (サンサーンス) 11/3/21
パッサカリア (ヘンデル) 09/11/21
埴生の宿 (はにゅうのやど) 10/11/18
浜千鳥 10/1/16
浜辺の歌 11/7/16
春よ来い 10/2/16
ひかりひかり (こどもさんびか52番) 08/6/19
避暑地の恋 15/8/29
悲愴第2楽章はじめ (ベートーベン) 11/5/21
ひとりの小さな手 (ともにうたおう34番) 08/7/21
ビリーブ (BELIEVE) 16/5/13 16/5/3 16/5/5
冬景色 10/1/14
冬の嵐は過ぎ去り (ジークムントの愛の歌)
10/7/11
冬の星座 12/1/22
冬の夜 (ふゆのよ) 12/2/18
ブリジットクルーズ4番 (オカロラン) 07/11/9
ふるさと 11/10/26
ぼくの心の中が 15/7/18
星の界 (ほしのよ) 15/9/24
星めぐりの歌 15/10/10
菩提樹 09/6/20

クロマチックハープ(クロマティックハープ)


Blevins Chromatic Harp Xerafym36/25

 クロマチックハープ(クロマティックハープとも言います。意味は同じです)は古楽器ハープの一つで、現在のペダルハープ(グランドハープとも言います)やレバーハープ(いわゆるアイリッシュハープ)が発明される以前に普及していたハープです。
 西洋のルネッサンス時代に新しい音楽が興り、全音弦(ピアノの白鍵にあたります)だけでなく半音弦(ピアノの黒鍵にあたります)も必要になったとき、とりあえず半音弦も張ってみようというわけでクロマチックハープ(クロマティックハープ)が生まれ、のちにそれを改良して現代のペダルハープ(グランドハープ)やレバーハープ(普通のアイリッシュハープ)ができたと言われています。
 クロマチックハープ(クロマティックハープ)は、精密部品でお金のかかるペダルシステムやレバーシステムがいないので、安価で故障が少なく、ペダルやレバー操作を習う必要がないので、だれでもすぐ弾けて便利だったり長所もありますが、それよりも致命的な欠点がいくつかあって、バロック時代に一時普及したものの、結局18世紀にペダルハープ(グランドハープ)やレバーハープ(普通のアイリッシュハープ)が発明されるとそれらにとって代わられました。
 だだ、現代でもペダルやレバーで作る音は不自然でいやだとか、ワーグナーのようにメロディーに半音進行がある曲を弾きたいとか(ハープで弾きやすい曲たくさんあるのにあえて半音階進行の曲弾かなくてもwww)多分に感情的な理由で、クロマチックハープ(クロマティックハープ)を愛好している少数のマニア(おたく)があり、アメリカ西部の山間部の個人工房やパキスタンなど旧植民地でほそぼそと作られています。

 先ほど言いましたクロマチックハープの欠点の一つは、ハープの最大の魅力である弦を滑らせてちゃらららんと弾くグリサンド(ディズニーの魔法をかけるときの効果音ですね)がハ長調でしかできないことです(弦がピアノ配列で固定だから当然なんですが・・・)。例えばレバーハープ(普通のアイリッシュ)ならレバーを上下して作れるすべての調でグリサンドできます。
 次の欠点はハープが壊れやすいということです。考えてもごらんなさい。現代のハープはオクターブはもちろんドレミファソラシドの7本ですが、クロマチックハープは半音弦もあるので1オクターブはピアノと同じ12本になります。しかしフレームはピアノが鉄であるのにハープは木ですから、クロマチックハープ(クロマティックハープ)は普通のハープよりオクターブ当たり1.7倍の弦の圧力がかかるわけですから、普通のハープと同じ強度で作れば、当然フレームが壊れやすくなります。えっ、ではフレームをもっと厚く頑丈に作ればいいじゃないかって? 確かにおっしゃる通りなんですが、そうすると最後で最大の欠点である音が悪い。鳴りが悪いという問題に行きつきます。
 それで、最後で最大の欠点はクロマチックハープ(クロマティックハープ)は音が悪いということです。さらに全音弦と半音弦を区別せずに一列に並んでいるインラインクロマチックハープ(インラインクロマティックハープ)と違って左の写真のような全音弦の列と半音弦の列が交差して張ってあるクロスストラングハープでは、一番音がいい弦の中央あたりは、全音弦の列と半音弦の列が交差していて弾きづらいので使えません。また、響板(サウンドボード)に結び付けられている位置も一番音がよくなる真ん中ではなくて左右どちらかに寄っているので、これも音が悪くなる原因になります。


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