組み立てと塗装
組み立て
ボディー,ネック,指板ができたらいよいよ組み立てです。ネックがそらないように水準器の下面でボディーとネックが真っ直ぐに接着できるように接着面を調整します。ただ,弦を張ってから思ったのですが,弦を張ると若干ネックが弦を張った方向に反ったので,真っ直ぐよりもほんの少し弦を張る方向と逆に反っていた方が良いのかなとも思いました。ギターなどはネックの反りを調整するために金属のロッドが入っていますがウクレレにはそれがないので,この辺の調整は難しいと感じました。
次に,指板を接着しました。ホームページによってはネックと指板を接着しておいてからボディーにつけるという順番を取っていますが,ボディーとネックが一直線になっているかどうか確かめながら作業したかったので,この順番となりました。最後にブリッジを接着して組み立ては終了です。接着にはすべてタイトボンドを用いました。
塗装
プラモデルでもそうですが,塗装の決め手はまず,下地の処理にあります。180番の紙ヤスリで全体を磨いた後,オービタルサンダーを使ってまんべんなく研磨します。最後に,400番の紙ヤスリでもう一度磨きました。
オイル仕上げは,まずオイルをぬって,それを拭き取り一晩乾燥させます。次の日にまたオイルを塗り,今度はオイルを塗ったところを紙ヤスリで水研ぎ(オイル研ぎ?)のように研磨してまたふきとります。90分後にオイルを塗ってまた拭き取るという作業をしました。
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写真1
水準器でネックの反りを確かめた |
写真2
ボディー,ネック,指板が着く |
写真1
ネックが反らないように慎重に作業したのですが,弦を張ったらネックは弦の力で少し反りました。
写真2
ようやくウクレレの形となりました。
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写真3
ブリッジの固定 |
写真4
塗装を乾かす |
写真3
ブリッジを固定しています。クランプを閉めすぎるとボディーが割れますので注意が必要です。
写真4
オイル仕上げしたウクレレを乾かします。(汚い部屋だ)

