ものづくり 番外編  ターミネーターK7その後

 我が家の1階のリビングにあるパソコンのグラフィック機能向上の話です。きっかけは結局パソコンのゲームをやりたいということです。息子のやりたかったDEKARONというオンラインゲームが動かないためにグラフィックボードを載せ替えました。結果,1階でもゲームが楽しめるようになりました。

なぜ今頃改造するのか
 我が家では2階の私の部屋にメインマシンが,1階のリビングに家族がインターネット楽しむパソコンが置いてあります。1階のパソコンは以前に組んだベアボーンキットで,インターネットを楽しむにはこれでも十分な性能でした。我が家でパソコンの仕様が大きく変わるきっかけは,結局ゲームです。今回,息子がDEKARONというオンラインゲームをやりたいということで,早速ソフトをダウンロードして動かしてみましたが,画面がきちんと表示されません。オンボードのグラフィック機能では,3Dの描画に荷が重すぎたということなのです。ちなみに,メインマシンにDEKARONをインストールしてみますと,こちらは問題なく動きました。

ターミネーターK7
 以前に紹介したASUSのターミネイターK7は,K7のネーミングが示すとおりAMD製CPU用のベアボーンキットです。バイオスを更新することにより,現在AthlonXP 1700+で動いています。PCIバスが2つ付いていますが,AGPバスはありません。もちろん,2002年に購入したものなので,PCI EXPRESSなんてものはありません。従って,PCIバス用のグラフィックボードを探す必要があります。
 現在,店頭に売られているグラフィックボードは,圧倒的にPCI EXPRESS用のものが多く,PCIバス用のものはほんの数点しかありません。しかし,メーカー製のパソコンでゲームをしたいけれど,グラフィックボード専用のバスがないなどのパソコン向けに,そこそこの需要はあるようです。したがって,ゲームを行うための性能を備えたボードが商品の中心で,価格帯も8000円前後で,ものすごく安いものはありません。(インターネットなどの利用だけなら,始めからついているグラフィック機能を使えばいいわけですから,低性能のボードを作る意味が薄いのですが。)今回は,玄人志向のGFX5200−P128Cというボードを購入しました。名前の示すとおりnVIDIA製のGeForceFX5200というチップを使っていて,ビデオメモリーも128MB載っています。

PCIバスにグラフィックボードを差した後の設定に注意
 PCIバスにボードを差すのは,そんなに大変な作業ではありませんが,BIOSをいじらないとこのボードは効果を発揮できません。
�.灰鵐團紂璽燭謀展擦鯑�れたらば,最初の画面でDeleteキーを押してBIOS画面を立ち上げます。
�□�→キーでAdvancedにして,PCI Configuraationを選びます。
��Primary VGA BIOSでOn−BoardをPCI Cardに直します。
�ぃ咤瓧�eしてBIOSをぬけ出します。
パソコンを再起動すると,Windowsの画面にならずにメッセージが出ますが,あわてる必要はありません。新しく差し込んだグラフィックボードのポートにディスプレイのケーブルをつなげ変えれば,Windowsの画面になっているはずです。ドライバーを要求してきますので,付属のCD−ROMからインストールすればOKです。  

その性能は
 DEKARON は初期の設定では問題なく動きました。ただ,息子が欲をだして水面の表現設定をハイグレードにして,キャラクターが攻撃しているときの軌跡を描くように設定し直したところ,ちょっと動きがぎこちなくなりました。そこまでの再現力を求めるのはスペック的にもちょっとキツイものがあります。ちなみに,メインマシーンのATI RADEON9600SEチップが載ったグラフィックボードでは,設定を高くしても問題なく動作しました。
 いずれにせよ,古いマシンでなんとかオンラインゲームをと思っている人には一考の価値のある方法だとは思います。

 パソコンの仕様の変化

ターミネイターK7(今回紹介) 改修後
マザーボード ASUS A7VC 左に同じ
チップセット VIA KL133A 左に同じ
CPU Athlon 1GHz Athlon XP 1700+
メモリ SDRAM256MB(CL=3) SDRAM384MB(CL=3)
グラフィックボード オンボード GFX5200−P128C(玄人志向)
HDD 15GB(ATA/66) 左に同じ

ついでに・・・・
 それから,小改造を追加しました。このケースは5インチベイが2つありまして,上段はDVDドライブが入っています。空いている下段にスピーカーを仕込んでみました。一応ステレオスピーカーなのですが,ものすごく近くに2つのスピーカーがあるので効果は疑問です。アンプも内蔵されていますが,音はそれなりで,無いよりはまだいいといった程度でした。スピーカーを設置する場所が無いなどの場合には有効な手段であると思います。