達成感を噛み締めているところに
よいちは
上まで登ろう

しつこく迫ってくる

こっちは心臓が今にも飛び出しそうなのを
こらえながら
生返事を繰り返していた

ここまできたこと自体
すごい達成感
もうこれ以上は無いだろう
そんな気分だった

しかし
呼吸が回復してくると
不思議と
まだ上にあるんだなぁ
いけるかなぁ
という気持ちに変わってきた


そんな間も
よいちは
あること無い事
ウルサイ
しかしこの人
人のテンションを保ちながら
人をコケにするという
珍しい才能をもっている


決心した
スプリングバレーまで登ろう
聞けばよいちも初めて上まで登るという



クルマで走る感じでは
スプリングバレーまでは
結構登っているように感じる
ああ大変そうだなぁと思いながらも
何故か妙な自信が湧いてくるのを感じた
いけそうだ


いける


ここまできたんだから
やってみようじゃないか



よいちのアドバイスを思い出し
ゆっくりとクランクを踏んだ



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