駐車場を出て最初の登りはキツイ
そんなイメージを持っていた
でも実際登ってみると
以外にキツクない
ゆっくり登っているのが
功を奏しているのかもしれないが
これまでより登りやすい
これはいけるかもしれない
よいちが後ろにぴたりとつけ
その調子だ、ゆっくり
と
励ましてくれる
なるべくゆっくりと
乳酸が溜まらないように
常に足を回転させようと努めながら
可能な限り
自分のペースで走ろうと思った
よいちも
後ろから
自分のペースを守るようアドバイスしている
青年の家を過ぎ
少し登ると
フラットな道路が現れる
ここでゆっくり走ってしまったら
乳酸が発生して
後半辛くなるのでは
そう思って
ギヤを上げ
回転数を上げつつスピードを上げた
スピードを上げた理由が
時間や距離を稼ぎたい
というものではなかったのが
自分でも以外だった
湧き水のところまで来た
走り出す前は
「湧き水のところまで行ければ御の字」
なんて話もしていた
もう来ちゃったもんね
なんだか楽すぎて拍子抜けした
強がりではなく
ホントにそう思った
少し進むと
今度は道路がねじれながら曲がって下っている
「魔のコーナー」(某先輩命名)
が現れる
ギヤを一気に上げ
ダンシングしながら駆け下った
ここで勢いをつければ
その後に待っている
だらだら登りを
少し楽に出来るのでは
スケベ根性だ
結果的には失敗
大して楽も出来ず
乳酸が出ただけだった
ああ無駄な力つかっちまったい
そんなことを思いながら
俺って結構余裕かましてる
そんなふうにも思ったんだ