モミジバフウとカエデやモミジ(カエデ科)を見分けるコツは、葉のつきかたと実です。
カエデやモミジは2枚の葉っぱが枝のおなじ場所から対称につきますが(対生)
モミジバフウは葉っぱが一枚ずつ互い違いに枝から生えます(互生)。
種も、カエデはブーメラン形の種ですが、モミジバフウはトゲトゲのポンポンのような実がつきます。
イギリスの園芸や樹木鑑賞の授業では必ず言われる、あまりにも有名な区別の方法です
(日本などイギリス以外の国でもよく言われているとおもいます)。
日本には大正時代に渡来して(「山渓カラー名鑑 日本の樹木」)、
最近は新興住宅地などに植えられることが多いそうです(辻井達一氏)。
漢字の「ふう(楓)」は、「かえで(楓)」と全く同じなので混乱しますが、
実は本家の中国では「かえで」は「槭」と書くのでした(^v^)"。
(中央アメリカ、メキシコ、USA東部原産)
(99/11/05)
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