3D CG:UAM砂漠戦仕様 セパレタリーネーム「デュイ」

 以前のCGにも頭部分だけ登場していたロボットキャラ「DUI」の変形可能全身モデル(いや〜前は見えるトコしか作って無かったんすよね)。Shadeで作ってます。

 アニメーションも作ってみたよ(QuickTime Movie 約620Kbyte)


 自作漫画「ネル&ラリー」に出したUAM (Universal Armed Machine)と呼ばれる米国製ロボット兵器。米国にかかわらず、国家の殆どが滅び去った時代より更に一世紀後の未来の地球のお話なので、製造後100年以上経っているオーパーツ扱いのキャラ。戦時中、敵の攻撃により動力閉鎖状態で冬眠していたが、廃品修理を営んでいたラリーの父親の手で再起動後、なぜか逃走(笑)。行方不明になっていた。
 メイン動力はボディ左右の小型核融合炉だが、燃料半減期で出力は今ひとつ。武装は対装甲レーザー兵器二門、対人多砲身レーザー二門、頭部対空レーザー一門(衛星レーザー通信兼用)。長期補給無しの作戦に耐えるよう、弾薬の不要なエネルギー兵器ばかりという偏った武装を持つ。
 システム全てを管理する頭脳はニューラルノイマン型という一見相反するシステムを使用しており、擬似人格を形成させてナビゲーターとしている。パイロット達はこの擬似人格に名前を付けて区別するのが当時のならわしだったため、「デュイ」という名前が付いた。(映画:サイレントランニングに登場するロボットの一台「デューイ」から取ったが、実はこれもドナルドダックの息子の一人から名前を貰っているというのを後で知った(笑))


 上はビーグルモードと呼ばれる砂漠滑走形態。機体下面のパルスジェットエンジンで砂漠上をソリのように進む。操縦は足にあたる部分をスノーモービル風に駆動して行う。しかし関節駆動系と異なり、液体燃料を消費するため、強襲や離脱行動以外は、あまり使用できない形態でもある。

 という訳で、日ごろはこういう鳥足形態で移動する事が多い。今は広げているが、砂漠を移動する場合には、接地面積の少ない足先をたたんだまま歩行する。


 高機動モードと呼ばれる人型形態。装甲の殆どは宇宙で焼結された気泡セラミックユニットを主体とした複合装甲を使用しているため、見た目の厚ぼったさの割に軽量、かつHEAT系の砲弾にも強い。そのぶんHESH系の砲弾にはやや弱い面があるが、それ以前に各関節の駆動ユニットが高出力であるため、寸前での直撃回避を得意とする。この場合のメイン武装はエネルギーケーブル付きで引っ張り出して使う。


 漫画の方では戦時中に頭部が破損しているので、後頭部のメカを丸出しにしてるんですが、ロールアウト直後はちゃんと後頭部装甲と、後部カメラが付いてます。頭部の武装はユニット化されており、索敵用途等ではユニットおよび後頭部装甲の形状も変わります。

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