初出 98-11-21
やること | ねらい | 記録 | |
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2−1 |
1. 高木としてのマツの枝を30cm程切り取る。 |
カッタ−ナイフの使い方を知る。 |
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2. 枝、茎、葉の特徴をよく見て、スケッチする。 |
見た通りを紙の上に、書き出し、自分の観察を残す訓練。 |
スケッチ |
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3. 枝の特徴として、長枝と短枝をよく観察して、色、太さ、長さを測定して記録する。 |
寸法の測り方を学ぶ。色、太さ、長さの結果を表にして判りやすくまとめる事を学ぶ。 |
データ表 |
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4. 葉の特徴を良く観察して、色、太さ、長さをスケッチし、測定して記録する。 |
抜き取りサンプルとして針葉の太さ・長さを測る方法とデ−タを整理する方法を学ぶ |
データ表 |
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5. 松葉をガラスの上でつぶして、水をたらすことで、油分が存在することを観察 |
松葉がこの油で冬の寒さから守られていることを知る。 |
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2−2 |
1. マツの花を探し、雌花・雄花を取り出し、めしべ(胚珠、鱗片)、おしべ(鱗片、葯などの構造を観察し、スケッチする。(におい、べたべた感、色、粉感等) |
マツの受粉は春に行なわれ、受精は翌年の春、種子の散布はその年の秋というように受粉から種子ができるまでのしくみを知る。 |
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2−3 |
1. 前年の雌花からできた若い球実(まつかさ)を切って、その鱗片、種子の構造を観察して、スケッチする。 |
どのように鱗片がついて、どこに種子がついているかを学ぶ。 |
スケッチ |
2. 鱗片の数、種子の数、マツボックリの重さ種子の1個の重さを10個のサンプリングで測定し、記録する。 |
マツボックリ1個に幾つの種子が入っており、何グラムあるかをデ−タで知る。(リスの餌の量のデ−タ) |
サンプルデータ表 |
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3. 湿らせたマツカサを、乾燥させて、その様子を観察・記録する。 |
マツカサの構造と特性を知る。(湿るとマツカサが閉じ、乾燥すると開き、種の保存をする機能を学ぶ。) |
スケッチ |
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4. 種子の寸法構造をスケッチし、観察する。 |
種子が風で飛ぶ構造を知る |
スケッチ |