約170平方メートルの建物が9つほどの個室に分けられており、それぞれの檻に次のリスたちが飼育展示されています。
この日は見ることができませんでした。
バナナリス・ミケリスは、繁殖していないとのこと。
3匹から繁殖・死亡により5匹に。2つの檻に分けられていました。かなり太っていました。
2匹から繁殖せず、死亡により1匹に。1匹しかいないので、ハイイロリスと同じ檻に入れてあるとのこと。
繁殖により増えた数です。
5匹から繁殖により。夜行性のモモンガ・ムササビは、この日は見ることができませんでした。
尾坂で捕獲したもの。繁殖は難しいようであるとのこと。夜7時頃から活動する。以前は放し飼いにしていたが、夜に放し飼い施設の囲いの上部から出てしまい、朝に施設内に入ることができずに囲いの外側にへばりついていて、人が施設内に入れてやっていたので、ケージ飼いにしたとのことです。
現在「リスの森」で飼育されているニホンリスは、1匹。これは、今年、交通事故でケガをした野生のニホンリスを警察から頼まれて引き取ったものだそうです。口から血を出しており、1カ月くらいは首が曲がっていてくるくると回ってしまっていたそうです。今では、元気に檻の中を走り回っています。今年の春の子かと思われるとのことで、大きくなってからやって来たため、人には慣れていないとのことです。今後、山へ放すかどうか思案中とのこと。
そのニホンリスは、現在、展示舎のムササビ・モモンガの檻(2つの檻が穴でつながっている)に同居しています。タイワンリスとハイイロリスも同居しています。異種の同居でも、オス同士の縄張り争いはあるが、違う動物同士のケンカというのは不思議としないということです。
(筆者注:一般家庭での飼育下では、違う種類の動物を同じケージで飼うのは絶対にやめましょう!同種でも、シマリスなど、同居が難しい動物もいます。注意深く観察して、少しでも仲が悪そうだったらすぐに別居させましょう。)
その他に弱ったエゾリス・シマリスが飼育されていて、元気になったら放し飼いに戻すとのことです。
餌は、すべてのリスに同じで、ヒマワリの種を主食とし、野菜、果物、煮干しなどを与えているとのことです。たまに「リスのまんま」というペットフードも与えているそうです。