タンス小屋の作り方

1.これから作るタンス小屋の寸法を決める

あなたの部屋に設置しようとするタンス小屋の寸法を決める。
最初の、重要なステップです。
寸法が決まれば、必要な材料の大きさがすべて決まります。

【高さを決めよう】
設置スペースが十分とれる場合は、用意に入手可能な材料を使って作れる最大限のタンス小屋を目指すことができるわけです。高さを、調達できる材料の最大長さに合わせて作りましょう。例えば、東急ハンズで容易に入手可能なベニヤ板や角材の長さは最大1820mmです。

タンス小屋のある環境で、リスを放し飼いにすると、リスがタンス小屋の天井に登って呼んでも帰ってこなくなってしまうこともしばしばです。天井に容易に手が届いた方が良い、と思う方は、高さを抑えた方が(1500mm、1200mm、900mmなどに)良いかも知れません。

高さを1200mm以下にすれば、タンス小屋の上の空間に物を置くことも可能となるでしょう。但し、タンス小屋の上にテレビなどの重量物を置こうとするときには補強などの構造に慎重な配慮が必要です。

【幅を決めよう】
タンス小屋に張る市販の金網は、概ね幅が910mmと決まっています。ベニヤ板の幅も定尺は910mmです。設置スペースが十分とれる場合はこの幅を狙って作りましょう。もちろんもっと小さくすることも可能です。

【奥行きを決めよう】
設置スペースが十分にとれる方は、奥行きを幅と同じ910mmで作ることも可能です。ウチでは、そこまで大きいものは無理だったので、半分の450mmで作りました。これなら、金網やベニヤ板をちょうど半分に切れば材料に無駄が出ません。

【バランスは大丈夫?】
背が高いのに幅や奥行きが極端に小さいと、転びやすいタンス小屋になってしまいますね。幅が高さの1/3以下、奥行きが幅の1/3以下は安定性に欠けるような気がします(私見です)。

【出っぱりの寸法もチェックしておこう】
タンス小屋は、基本的には直方体の箱形だけど、取っ手とか補強板とかの出っぱりもあります。設置スペースに収まるかどうか検討するときには出っぱりも含めて考えましょう。特に、部屋から部屋へタンス小屋を移動させる可能性のある方は、キャスターを付けた高さで移動可能かどうか十分検討しましょう。

あなたの作るタンス小屋の
高さ奥行き
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