Shade R5 UVマッピングテスト1(読み込み)
(2001年6月5日時点)
(2002年4月29日注を追加)

ShadeR5が発売になり、ポリゴンメッシュへのUVマッピングもサポートされたということで、
外部ソフトからのUVデータのやり取りが可能かどうかテストしてみました。
Metasequoiaを使用しているので、残念ながらWindows環境限定になります)

テストに使った画像は↓です。

LW6.5上でアトラス展開したUVデータに
Bakerプラグインでサーフェースデータを焼き付けたものです。
(実際にはもっと解像度の高いものを使用しています)
サンプルとしては少しわかりづらいのですが。


LightWave3D6.5

LightWave3DのModeler上ではこんな感じになっています。

これをOBJ形式で出力。
Metasequiaで読み込むと↓のようになりました。

MetasequoiaVer2.2 RC1(ベータ公開されているものです)
通常画面(OpenGL) UV編集画面

OBJでは画像へのリンクの情報までは伝わらないので、
材質設定はMetasequoia上で張りなおしています。
(その場合でもUVデータは反映されています)


UV編集ツールでUVデータが無事インポートされているのを確認するために
上では開発版を使用していますが、UVデータ自体は正式版、LE版共に持っているので
(Metasequoia上では貼り付けられたマップのデータはすべてUVとして持っているようなので)
データのやりとりだけならば問題ないと思われます。
当然、Metasequoia上で投影や円筒で貼り付けた場合も
きちんとUVデータとして持っているようです。
(今回はきちんとした検証はしていませんが、経験上)

これをMQOで保存して、
Hiroshi Katoさんの公開されている
Metasequoia インポート & エクスボート プラグインで
Shade R5に読み込んでみます。
(2002年4月29日 注:現在、サイトは閉鎖されているようです。
動作は多少異なりますが、現在sio29さんが公開されているMetasequoiaエクスポータープラグインで
同様のことが可能です )


Shade R5 Rev.16

(わかりにくかったので、Shade上で床を追加しています)

表面材質はShade上で改めて設定しなおしています。
ラップ形式で張れば、ポリゴンメッシュのUVデータがそのまま
反映されるようです。

ということで、プラグインを使用すれば
問題なくUVデータをやりとりすることができるようです。

(2001年7月5日 注:複雑な形状にUVでバンプマッピングを張りつけた場合、レンダリングに表示が乱れてしまう問題があるようです(WIN版)。あくまで推測なのですが、Shade R5側のバグだと思われます。現在、回避法はわかっていません。また、MAC版でも起こる症状なのかもわかりません)
(2002年4月29日 注:MAC版でも同様の症状が起こるようです)


・バンプマップ表示エラーサンプル例1
 >サンプル例1 Shadeファイル(228KB)


・バンプマップサンプル例2
(2004年04月02日 リンクを削除)


最後に
R5が出てまだ間もない段階で
実用レベルのプラグインを公開してくださった、
Hiroshi Katoさんに感謝します。
非常に助けられております。


>Shade R5 UVマッピングテスト2(書き戻し&BodyPeint(C4D)インポート)
>Shade R5 UVマッピングテスト3(自由曲面)

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