凸凹仕上げ撤去運動

西日本支部 X006:前田 孝



 近年、急カーブが連続する区間などの道路面道に凸凹仕上げがなされるようになりました。この仕上げは、バイクで走行中には挙動不安定となる工作物です。初心者の転倒を招く事もあります。

 道路を作っている側は、バイクに対する安全確保の認識が欠如しており(道路構造令に走行車両としてバイクは無い)、警察依頼により道路管理者が設置している物です。主に、4輪暴走の排除または二輪ローリングの防止対策に用いられます。

 一般供用者に危険を与えるこの対策は、警察の常時取り締まりを省略出来るメリットが有りますが、道路使用者(特に二輪)にとっては危険な工作物であり、撤去運動をインターネット上でしています。

 建設省に対する投書を昨年8月に行うのをきっかけに、本年1月にホームページを開設し、約8ヶ月で 7,000人の来訪者がありました。あちらこちらから、リンクもしていただき、二輪乗りの総意として、この工作物の撤去がなされる事を祈ります。

 成果としては、滋賀県の大津から京都市左京区に抜ける滋賀県道:大津下鴨線の5cmの連続段差仕上げの撤去に成功しました。

 役所立ち会いの現地確認などにより、いかに危険であるかを訴える必要があり、遅々とした進捗ではありますが、全国規模で、この対策は施されており、全国規模での撤去がなされる事に向かい、努力していきたいと思っています。

 尚、全国の現地写真や運動の経緯につきましては、下記URLに詳しく掲載しております。インターネット環境の有る方には、是非、ご覧いただきたいと思います。

 ご支援のほど、宜しくお願いします。

凸凹仕上げ撤去運動 (二輪に優しい道を!)
http://www.sannet.ne.jp/userpage/takam/

全道路使用者から見た道路の改善点の考察
http://www.sannet.ne.jp/userpage/takam2/



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