いつ
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どうしたの
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検査は
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お薬は(*錠*回)
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ごはんは
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11/01 |
明け方に夕べのすりおろしリンゴをもどしていた
食欲少し減る
体重21.8s
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アルサルミン*1*2
シメチジンHT*4*2
フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
プレドニゾロン*5*1
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)
りんご1/4 |
11/02 |
ドライフードd/d入りは食べない
おかゆにきな粉を入れてやると全部食べる
歩き方がおかしい。
前足の運びが時々スムーズにいかず、熱いものでもふんだか、つまづいたかのように。とっとっ。って。
貧血のようにふらついているのでもないし。なんだろう。
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〃
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)
カルシウムの多いひじきを入れてやる(犬が消化できるかは疑問)
りんご1/4
朝も夕もドライ入りは食べずおかゆを全部食べる
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11/03 |
もどす
めやに
やはり、ふっと、歩き方がおかしい。
おかゆだけにすると、便の調子はましになるみたい。
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〃
目薬
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)を少し
りんご1/4
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11/04 |
もどす
食欲なし
体重21.4s
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便検査
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プレドニゾロン*2
粉薬
アルサルミン*4
シメチジン*1
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)を少し
りんご1/4
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11/05 |
もどす
食欲なし
元気なし
体重21.4s
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*
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〃
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)を少し
ほとんど食べていない
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11/06 |
水ももどす
食欲なし
体重20.4s
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*
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点滴(約8時間)
プリンペラン
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夕におかゆ(じゃがいも・さつまいも・きな粉入)を少し
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水ももどしてしまうので、静脈からの点滴で水分と栄養を補給してやることに。
でも入院させるのはとても可哀相なので、朝連れていって、夕方に連れて帰る方法を選びました。
毎日になるので仕事も遅刻ばかりしていられないし、でもげんちゃんにはできるだけ長い時間点滴を続けてやりたいしで。
担当の先生のご好意で、朝病院が開く30分前に入れていただくことにしました。
夕方には元気復活。
便は相変わらず、水様、泥状。
ごはんは連れて帰ってから、おかゆを。
歩き方がおかしいのは、長期に渡るステロイド投与による副作用が筋肉に及んでいるのかもしれない。(といってもげんちゃんの場合まだ長期投与とは言えない程度)
また、胃にも負担がかかっている様子なので、できるだけ減らす方向で治療を進めていました。
それでも、これまでにステロイドを投与した時、少しばかり便の調子が良かったみたいなので、3日目から、経口投与ではなく点滴と同時に注射していただきました。
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11/12 |
元気良い
体重21s
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*
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点滴(約8時間)
プリンペラン
ステロイド
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おかゆ(じゃがいも・さつまいも)
i/dドライフード1カップ
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1週間点滴に通い、なんとか元気は取り戻したものの、すっきりとは良くなりません。
夕方迎えに行った時に、院長先生と担当の先生から、今後の治療方針についてお話がありました。
今までの検査、治療、食事等、あれもだめか、これもだめか・・と。私には難しいお話も色々されていましたが。
最後に院長先生も、溜め息と共にとても残念そうに「わからない」とおっしゃいました。
これまでの治療で、手は尽くしました。やはり原因をはっきりさせるには、生検しかない。と
生検についても色々伺いました。
こんなに体重が減少している状態では、やはり全身麻酔もすることだから、危険が伴う事。
たとえ一部だといってもお腹を開き腸を切り取るのだから、うまく傷が癒えてくれるかどうか心配な事。
そして、検査ができれば確定診断ができ、それによって判明する病気は色々あるのですが。それが癌であったり、先天性の腸の異常(たとえば柔毛組織が無い)であったり。治療法のない病気がほとんどだということです。
病院が閉まってから、1時間近くもの長いお話になりました。
担当の先生が、他に何かしてやりたい事はありますか? と訊ねてくださいました。
今までの様子で、おいもとごはんなら少しは調子が良くなるのに、フード等与えると、一気に下痢がひどくなってしまう。
今となっては、食事性のアレルギー等という類の病気ではない事は十分わかっているのですが、何かしら関連しているのではと思うのです。
無駄かもしれないけれども、食事性のアレルギーの検査をしてみたい。
もしかしたら、何も反応しないかもしれない。そしたら、何でも怖がらずに食べさせてやれる。
逆にどれに対しても反応してしまうかもしれない。それならそれで、安全な食べ物にたどりつける事ができるかもしれない。
とにかく安心して食べさせてやれる物を一つでも見つけ出してやりたい。
そこで、大学病院なら、検査ができるということで、院長先生から紹介していただくことにしました。
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11/13 U 11/17 |
一進一退で少しは落ちついている様子。
体重20.6s
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アレルギーの検査に備え、薬はやめています。
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おかゆ(さつまいも)
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11/18 |
皮膚がカサカサして薄皮がめくれている。
公園の石の山を昇れなくなっている。
元気は良い。
体重20.0s
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血液検査
*特に異常なし
便検査
*蛋白質分解酵素は有る。
*脂肪が吸収しきれていない。
アレルギーテスト
*これといって反応なし
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〃
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おかゆ(さつまいも)
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大学病院は、D動物病院の先生に予約まで取っていただきました。
まず、学生さんにこれまでの経過を説明。カルテの記入。体重、体温測定。
そして、先生の登場(内科の先生です)動物病院でも内科とか外科とかあるのですね。びっくり。
ひととおりの説明の後、血液検査を。
血管に針はささるものの、血液が流れて来ない。3箇所目でやっとのこと採血できる。
次に便の検査を。
蛋白質分解酵素は、他の健康な子と比べると少し遅れるけれど、正常に反応するので、ありました。
脂肪の消化吸収は、電子顕微鏡のモニタでみせてもらいましたが、染色された脂肪の粒が見えましたので、食事の内容がいもやごはん等という脂肪の少ない物のわりには完全には吸収しきれていない。
アレルギーのテストについては
これまでの経過の説明により、何にでも反応してしまうというのであれば、食事性のアレルギーとは考えにくい。
たとえアレルギーがあったとしても、その食品にたどりつく迄、かなりの費用がかかってしまう。たとえ安全な食品にたどりつけたとしても、それがいつまでも安全であるとは限らない。
今、その検査をする時期ではないだろう。ということで
とりあえず、皮膚用のもので、反応を見てみましょうということになりました。
お腹の毛をバリカンで剃って。ツベルクリンのような注射を12種類しました。数人で押さえつけて12本の注射をしましたが、よく我慢したと思います。
(アジ・卵・鶏肉・ハウスダスト・猫・羊毛etc.)
あくまで、皮膚用なので、結果については食事性のアレルギーと必ずしも一致しないので、あまり信憑性がないらしいのだけれども、藁をもすがる気持ちでしていただきました。
結果、やはり特に目立った反応はありませんでした。
ここでも、先生は生検や内視鏡の検査をしないと何とも診断のつけようがないとおっしゃいました。
ただし、もう少し体重が増えて、全身状態が安定しなければそれらの検査は本人への負担が大きいので、今はできないということでした。
先生は潰瘍性大腸炎かもしれない。と疑いながらも、とりあえず、ステロイドと抗生物質を処方してくださいました。
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11/19 |
目が赤い
体重20.2s
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アレルギーの検査の結果を見る為、薬はやめています。
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おかゆ(さつまいも)
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11/20 〜 11/21 |
1日に数回するもののティッシュでとれる程で落ちついている
体重20.2s
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パセトシン*1*2
コルソン*3*2
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おかゆ(さつまいも)
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11/22 〜 11/23 |
目が赤いのが治る
体重20.2s
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パセトシン*1*2
コルソン*2*2
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おかゆ(さつまいも)
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11/24 〜 11/26 |
調子良い(数回の排便)
体重20.2s
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パセトシン*1*1
コルソン*1*1
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おかゆ(さつまいも)
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11/27 〜 11/30 |
調子は良く少しだけ体重増
体重20.4s
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パセトシン*1*2
コルソン(二日置きに朝2錠)
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おかゆ(さつまいも)
ラム肉朝夕100gずつ
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便の回数は多いけれど、比較的落ちついてきました。
一度、ささ身を試してみましたが、少しゆるくなったので、急いでやめました。
ラム肉がいいと聞いたことがあるので、少しずつ試してみる事に。
大阪では一般の店頭では扱っていないので、デパート(高島屋)でスライスの冷凍をまとめて買いました。
一度ゆでて油をぬいてきざみ、おかゆとまぜてやると、喜んで食べてくれました。
このまま、落ちついてくれるものと思っていました。
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