げんちゃんです!!
     
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この部屋は、げんちゃんが病気になって死んでしまうまでの半年間の記録です。

いつもの下痢だとばかり思っていたのが、最期まで確定診断ができない(しない)まま、どんどんととんでもない事になってしまいます。

通院の際に、食事や便の様子など詳しく伝える事ができるように書き溜めていたものを綴りました。
お医者様のカルテと照らし合わせたわけではなく、知識の乏しい飼い主の記録と記憶が頼りです。私なりの解釈ですから正確さに欠けるところも多々あると思います。
どうかご了承のうえ、ごらんになって下さい。


いつ
どうしたの
検査は
お薬は(*錠*回)
ごはんは
08/27
フィラリアのお薬をもどしちゃいました。夏バテかな? 食欲ないし

体重33.4s
* * *
09/10
何日か前からお腹の調子が悪かったところ、とうとう食欲がなくなり、目が真っ赤に 眼の検査
*異常なし
注射
下痢止め(ジアスターゼ、消化酵素、エビオス等 フェロベリン)
アンピシリン
目薬
消化のよさそうな、シニア用のチキンの缶詰やシーザーの野菜入り
初めてのシーザーや缶詰だったから、食欲復活
09/14
やはり下痢がおさまらない
いつもの下痢ならすっかり治まっているのに、何か変
血液検査
*異常なし
ドライフードをお湯で柔らかくして
09/16
とても元気なのに下痢が止まらない * フラジール
サラゾピリン
*

かかりつけのM動物病院は9/18〜1週間夏休みです。

なんだか様子がおかしいので、お休みの間に他の獣医さんにお願いする事も考えて、とりあえず処方していただいたお薬の詳細等を伺っておきました。

09/18
お薬を変えて、1度は形のある便をしたけれど、夕方には赤茶色の水様便をし、嘔吐 *
*

お散歩のお友達におすすめの病院を教えてもらうと。近所の獣医さんはすべて出揃いました。

病気の様子や、私たちの都合もあって、設備・診察時間・休診日等からD動物病院へ電話を(少し遠いけれど、こんなに長引くとは思わなかったので)

診察時間はpm.7時迄ですが、その日は病院の大掃除だそうで、終了時間に間に合っても詳しい検査ができそうにないので、明日の朝に伺うことに。

09/19
下痢・嘔吐
少し元気なし

体重29s
血液検査
*異常なし
レントゲン検査
*胃が膨張
胃部内視鏡検査
*点々と荒れている
入院 なし

D動物病院では

M動物病院での診察結果や処方の経過を正当と説明された後。
D動物病院でも便の検査、血液検査、触診、検温、等しましたが、特に異常は見当たらず。
異物を飲み込んでいる可能性を訊ねられました。
石をおもちゃにしたり、ビニール袋をちぎって遊んだりと、思い当たるふしもあったので、レントゲン検査をする事に。
初めて知らない人に連れて行かれたので、興奮状態になったため、鎮静剤を打っての検査になりました。
結果、異物は見当たらないものの、胃部が異常に膨張しているとのこと。
興奮したため異常に空気を吸い込んだためだと思われるけれど、念のため胃カメラで見る事に。
これまた初めての麻酔。
十二指腸の入り口まで見る事ができました。異物はないけれど、点々と赤くただれている様子がわかりました。

特に異常はみあたらず、手術に至るなどという緊急の事態はなかったものの、体重の減少、食欲がなく、下痢、嘔吐、と。このままでは衰弱してしまうので、入院して24時間静脈点滴等による治療を勧められました。

知らない所に置いてきた事がないので、とても心配だけど、入院する部屋やゲージを見せていただき、点滴の方法等説明していただき、ここならとおまかせする事に。
分かれ際に泣かれ、後ろ髪引かれながら置いてきました。

お預けして家に帰ると、毎日の生活の中でのげんちゃんの存在感の大きさをひしひしと感じます。

入院中の治療は

  • まず細菌感染を疑い、抗生物質による治療
  • M動物病院で処方された抗生物質である程度の駆虫はできるそうですが、まだ駆虫しきれない寄生虫を疑い、駆虫
  • レントゲンで見つからない異物や腫瘍等を疑い、バリウム検査
  • 食物アレルギー等を疑い、ステロイド投与(細菌感染等であった場合、逆効果になるお薬だそうで、この治療は最後にということでした)

面会は担当の先生がいらっしゃる間ならいつでもOK。
先生からも「捨てられたと思わないように、毎日でも来てやってください。」と伺ったので
毎日会社の帰りに、休日には朝夕2回行き散歩に連れて行かせてもらいました。
手首の包帯が痛々しいけれど、エリザベスカラーが可笑しい。(点滴の針をいじらないように、大きなメガホンに頭を突っ込んだみたいなの)
その都度毎日の様子や検査結果等の説明をしていただきましたが、どの治療も効果が見られないそうで、下痢が治まらないのです。

めちゃめちゃ元気で、面会に行くと大喜びします。
家族以外にはあまりなつかない子でしたが、げんちゃんが先生に甘えるしぐさをするので、信頼している様子がわかります。

入院中に、M動物病院の夏期休暇があけて、先生からお電話をいただきました。
様子をお話しし、入院している事をお伝えすると、先生からD動物病院へ電話をしてみましょうと、おっしゃって下さいました。
げんちゃんの今までの様子や診療経過等をよくご存じですし、今の治療等専門的なお話もしていただけると思いましたので、お願いすることに。

M動物病院の先生のお話では、検査や治療をそこまでされましたか。と驚かれるぐらい、色々していただいているようです。
どちらの先生にも、心配していただいて、心強い限りです。

09/30
元気満々
食欲旺盛
軟便
* 退院 ヒルズI/d缶

11日間入院した結果

下痢が続き原因がわからないものの、食欲も元気もあるのでいったん退院を。

できる限りの検査をしたけれども、異常が見当たらず。可能性のある病気を疑い、一つ一つ消去法で治療もしたけれど、どれもヒットせず。後は生検しかないと言われました。

開腹し腸の一部を切り取り、検査をするそうです。検査の為に麻酔をして手術をするのです。人間でも同じだそうです。
その頃はまだとても元気で、そんなに重大な病気だなんて想像もつかなかったから。切らなければできない検査なんて、とんでもないと思っていました。

今から思えば、確定診断をするための生検ができたのはこの時だけだったような気がします。

10/04
どろ状、水様の便を一日に数回
元気はある
徐々に食べる勢いが減ってきて、時間をかけないと食べられなくなり、少しずつ缶フードを残す。
* フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
ヒルズI/d缶
10/07
軟便
缶フードの前まで行って、匂いを嗅ぐけれどまったく食べない。
*
なし
10/09
どろ状の便
あんなに缶フードをよろこんで食べていたのに、全く食べなくなって3日目、I/d缶フードとさつまいも入りのおかゆを並べて置いてやると、おかゆの方をおいしそうに食べる。
まるで本能で餌を選んでいるみたい
*
夕方
すりおろしりんご
おかゆ(さつまいも入り)
レタス、キュウリのスライス少し
10/10
どろ状の便を一日に7回 * フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
プレドニゾロン*10*2
おかゆ(さつまいも入り)
りんご

今迄の薬+ステロイド剤を投与することに。
私のミスで1日1回を朝夕2回与えてしまっている事に気づいていない。この副作用で血便となってしまう。

10/11
少し形のある便に
形はあるもののお昼には少し血が...
* フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
プレドニゾロン*10*2
2倍与えていることにまだ気がつかない。
おかゆ(さつまいも入り)
きしめん,ふかしいも,りんご
10/12
食欲がなくなる
昼からタール状の血便
便検査
*血便
ステロイドの副作用です。
アルサルミン*1*2
シメチジンHT*4*2
フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
プレドニゾロン*5*1
さつまいも
りんご少し

病院から帰ってステロイドの投与量を間違えていた事に気づく。
事の重大さに愕然。とりかえしのつかない事にでもなればどうしよう・・・。うろたえる。
これまで二人の子供を大きくしてきて、子供たちにだって、自分だって、お薬を間違えるなんて一度だってなかったのに、しかもこんな肝心な時に!!
なんてことを。薬の袋をよく見ていなかった。最低。最悪。ドジ。バカ。
げんちゃんごめんね
先生ごめんなさい
情けなくて、情けなくて、どうしよう、どうしよう
この時のお薬は一回に全部で18錠。喉の奥に入れてやるのですが、さすがにげんちゃんも嫌がって、ブルブルッって頭を振ります。そしたらブッブッブッって幾つかお薬が飛び散って。
まるでげんちゃんが「お薬多いよ〜〜」って言ってたみたいです。

10/17
ほんの少し血が混じる便はするものの、タール便はなくなる
食欲も戻る
元気あり
なんとか落ちつく
ほっ!!
* アルサルミン*1*2
シメチジンHT*4*2
フェロミック*5*2
わか末*3
消化酵素
プレドニゾロン*5*1
ダレン*1*2
おかゆ(さつまいも、じゃがいも入り)
バナナ
りんご
10/18
U
10/22
1日に5〜6回するものの、ティッシュでとれる程に

体重22s
*
おかゆ(さつまいも、じゃがいも入り)
バナナ、りんご

便は肉類を与えていないので、黄色っぽく、柔らかめだけど、水っぽくもなく落ちついています。
でも、真っ白なアゲハチョウの卵みたいな粒々がたくさん混じっています。なんだろう・・・。
D動物病院は遠いので、M動物病院で便検査だけしてもらいました。
結果、寄生虫の卵等ではなく何か花の種のような物ではないか。とう事です。
これといって口にした物もなく、色々推理した末、カプセルのお薬を分解してみると。これだっ!! お薬の中身がそのまま便に混じって出てしまっている。
薬さえ消化吸収していない事にとても不安がつのる。

10/25
便も落ちついている
食欲もある

体重22.4s
* アルサルミン*1*2
シメチジンHT*4*2
フェロミック*5*2
わか末*3*2
消化酵素
プレドニゾロン*5*1
朝:おかゆ(さつまいも、じゃがいも、きな粉をスプーンひとさじ)
りんご
夕:セレクトプロテインダイエット ドライ、缶を少しづつ
10/26
夕べ目ヤニが出ていたので目薬を
夜中から下痢が始まる
どろ状から水状に
*
おかゆ(さつまいも、じゃがいも、きな粉をスプーンひとさじ)

便も落ちついてきたので、そろそろ何か栄養のあるものを与えたくて、病院で療養食のフードをいただきました。

食事性のアレルギーかも知れないと私が思っていたので、低アレルギー食を。
先生は薬の効き具合等から、食事性のアレルギーではないだろうとしながらも、とりあえずドライフードと缶フードを選んでくださいました。
もしも、食事が合わなければ、半日以内に下痢が始まるだろうけれど、大丈夫でしょうと。

とにかく、早く栄養のあるごはんを食べて、体重を増やしてやりたい。

ところが、イッキに悪化。  やっぱりフードがいけないのかな??  怖くなって、またおかゆを。

10/27
なんとか落ちつく *
おかゆ(さつまいも、じゃがいも、きな粉をスプーンひとさじ)
バナナ
なんとか、落ちついた様子なので、夕方にお湯でふやかしたドライ1カップ
10/30
夜中から朝にかけて3回もしていた
めやに

体重22.6s
*

目薬
おかゆ(さつまいも、じゃがいも、きな粉をスプーンひとさじ)
バナナ
缶フードを半分づつ朝夕に

この頃の散歩は一日に数回、夜中にもしてしまうので、ベランダにペットシーツを敷いてやりました。
外では目の前で平気でするのですが、ベランダでは見ていないときにこっそりします。でも音でしっかりばれています。

食事は、お腹への負担を考えて、量を減らして回数を増やして与えたいので、お昼の休憩時間に一度帰って散歩と食事をさせていました。

10/31
どろ状から水様の便を一日に10回もする *
ドライフードとおかゆを朝夕
リンゴ

        
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