地下の恐怖


3、地下迷宮

●見つけていようがいまいが妖怪”サラリ−マン”は付いてくる。

⇒みつけていない場合は、”悪食生物”の襲撃のときに見つかり、一緒に逃げることになる。


●この章は、地下の探索です。
GMは、地下に入ったらPCに以下の事4つをつたえてください。

@狭いということ。(大きな妖怪や空を飛ぶ妖怪にはペナルティ−がかかることがあります。)
A強い匂いがあります。(臭いに関係する能力にはペナルティ−がかかることがあります。)
B壁の強度がそれほどではない。(強力な攻撃をすると落盤する可能性があります。)
C暗いということ。(視界が悪いのでペナルティ−がかかることがあります。)

PCの誰かが位置を知るための能力(方向感覚や妖力感知等)を使用したら毎回GMは、嘘を教えてください。

⇒PCの誰かがそのことにきがついたら、その手の感覚が狂ってしまっていると告げてください。


●”悪食生物”の襲撃
しばらく地下を歩いて、地下の構造にPCが不信に思い出したら”悪食生物”が一体現れ戦闘になります。

⇒”悪食生物”は、忍び寄ってきます。PCが気がつかないと不意打ちを食らうことになります。
PCが勝利するか、負けそうになると妖怪”大ねずみ”が現れます。

⇒”大ねずみ”は、”悪食生物”をたおしてくれます(PCが倒している場合は、いきなり会話です)そして、慌てた様子で「急いで、この場所から離れないとやばい。 ついてこいと」いいます。

⇒PCがついて行こうとしなかったら、遠くから無数の不気味な声が近づいて来ていると言ってください。

⇒それでもついていかなかったら、無数の”悪食生物”に囲まれます。戦闘になったら毎タ−ン”大ねずみ”はPCに逃げるようにいいます。

⇒PCが逃げ出したら、”悪食生物”からは、絶対逃げられます。(注:このシ−ンのみ)


●地下の生き残りの妖怪
”悪食生物”から、逃げ延びたPCは、安全な場所につれてこられます。そこで一人の老人と会います。
老人の正体は妖怪”迷”、道に迷った人の不安な想いから生まれた妖怪です。
”迷”からは、次のようなことが聞けます。

⇒下水全体に結界をはって地上への道を閉ざしている。ただし、この場所への道を閉ざすことはできない(スタ−トは一方通行にできてもゴ−ルは消すことができない)、しかも”迷”が死ぬとその効力は消える。

⇒生き残りは、”迷”と”大ねずみ”の二人だけ。

⇒”悪食生物”たちの巣のど真ん中に詳細はわからないが何か”悪食生物”以外の妖怪がいる。

⇒”悪食生物”は、一体一体はさほど強くはないが、とにかく数が多い”迷”は、結界のなか全てを把握できるが、その数が多すぎて全く把握できない。
PCが地上に応援を呼びに行きたいといった場合は、「結界を解かないと、地上に戻ることはできない」と”迷”は、答えます。

⇒PCが、結界を解いてくれないかとどう言ってきても”迷”は、「危険だ」と言って承諾してくれません。

⇒ここで、もしPCが”迷”を殺してしまったら”悪食生物”がいっせいに地上に溢れ出し、大変な被害が出てゲ−ムは終了です。


MAPの説明
・通路
普通の下水です。
左右に通路があり真ん中は汚水が流れています。
・隠し通路
はって進むことができます。
見た目は、小さな排水管の出口(適当な言葉が思い付かない)です。
”迷”の力で迷宮になった時点で水はとまり隠し通路になっています。
・スタ−ト地点
PCがどこから地下にはいっても(物質透過でも)ここにでます。
・一方通行
左右どちらでも通過するとどうやってもスタ−ト地点には、戻れません。
・鉄格子
汚水につかっているところに人一人通れる穴がいくつか開いています。
穴は、溶かした様なものと砕いたようなものがある。
・隠れ里
広い空洞です。
ここでは、なんのペナルティ−もありません。
・”災厄の物体”
周りは、壁が溶かされ、”悪食生物”の巣が作られています。



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