地下の恐怖


2.調査

●PCが犠牲者について調べる場合
犠牲者に唯一つ共通なのは、深夜に一人で出歩く事があると言う事だけで他には、全く共通点はない。

⇒どういう理由で出歩くかはGMが 適当に決めてください。例)会社からの帰宅、コンビニに買い物など


●事件現場を調べる場合
事件があったのは一週間以上前なので、すでに警察による調査は終わっている。
現場を四ヶ所以上回って知力判定に成功すると、死体があったのがマンホ−ルか排水溝のすぐそばだったことに気が付く。

⇒マンホ−ルと排水溝のことを気がついている場合、調べると”人払い”がかかっていることにきがつく。
”来歴感知”の妖術をつかうと怪物に犠牲者が襲われるシ−ンを見ることができる。

⇒最後まで見続けると食べ残した死体(一番大きな部分のみ)をもって怪物は、マンホ−ルまたは排水溝に戻っていく。


●事件現場の近所のひとに聞きこみをする場合。
二ヶ所目までは、なんの情報も得ることはできません。
三ヶ所目の現場で、近所に住む子供が犯行現場をみたという情報を得ることができます。

⇒現場を見た子供は、すぐに見つけられますが、警察や親がその話を信じてくれなかったので、PCが話を聞こうとしても話してくれません。

⇒うまく話を聞くことができると子供は、「おトイレに行きたくなって目が覚めたのその時ね二階のお窓から外をみると、お化けが人を食べていたの。」といいます。その後を詳しく聞こうとしても「怖くなって、ママのところにいったからわからない。」と答えるだけです。
PCがしつこく聞き込みを続けていると、PC達以外にも(警察関係者はのぞく)同じ事を聞かれたという事が聞ける。

⇒聞いた奴について聞くと、三十歳ぐらいの中肉中背のサラリ−マン風の男だと聞ける。


●謎の男について。
全部の現場を回って、ネットワ−クに帰る途中。PCは、後をつけられていることに気がつきます。
PC達がその気になれば、さして苦労なく捕まえることができます。
男は、正体を一応は隠そうとしますが、PCが真相(わかっている範囲で)をほのめかしたり、脅しをかけたりすると自分の正体を明かします。

⇒男の正体は、海外から来た妖怪”サラリ−マン”です。

⇒おわかりだとはおもいますが、”災厄の物体”を紛失さした本人です。日本に流出した”災厄の物体”を回収するための来日です。自分のミスを知られたくないので、なぜこの事件を調べていたかについては、頑として口を割りません。

⇒来日した理由を聞かれると、仕事だと言う、内容について聞こうとすると「企業秘密です。」と言って教えてくれない。

⇒PCがどうやっても諦めない場合は、GMは適当な理由を言ってPCをあしらってください。
PCが、何もわかっていない場合は、この男を使ってGMは情報をPCに与えてください。


※ここでの注意点
GMはここでは、PCに犯人が、地下下水にいると思わせてください。もしPCが、地下に行こうとしなかった場合は、数日後に地下から無数の”悪食生物”が地上に這い上がってきて、大変な被害が出てゲ−ムは終わりです。




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