地下の恐怖


1、導入

●PC達が、ネットワ−クにいると 四十歳位の男が訪ねてきます。男の名は”城山 源介” 職業は刑事 ネットワ−クに所属する誰か(PCでもNPCでもどちらでも良い)の知り合いで、妖怪の存在も知っています。
城山刑事の来訪の理由は、ある事件の調査を依頼するためです。PCが、どのような事件か聞いてきたら城山刑事は、事件の資料のコピ−を見せながら、事件について説明してくれます。


●事件資料
この資料は、一週間前にこの近辺で起こった連続殺人のものです。
城山刑事が、PC達に依頼に来た理由は犠牲者の遺体の状態です。遺体はどれも 大型の肉食動物にでも襲われたかのように損傷しており、しかも体の20から70%欠落していると書かれています。しかし、遺体から唾液などが検出されていないことから動物の仕業ではないと思われるとも書かれています。
犠牲者は、同じ手口で八人。最初の事件発生が、十日前で犠牲者は一人、そして次の日に三人、その次の日には四人、その後一週間は、新たな犠牲者はでていません。
各犠牲者の死亡推定時刻は、どれも深夜だと言う事が書いてある。

⇒午前〇時から三時間での間と答えてください
資料の中には、現場写真(発見直後のもの)もある。
現場は、血の海になっていて、かなり酷い状況です。各現場は、徒歩で二十分から八十分ぐらいの距離が開いています。

⇒PCに知力−3で判定、成功すると どの写真にも排水溝やマンホ−ルが写っていることに気がつく
身元が判明している犠牲者は四人だけ。(あとの半分は、遺体の損傷が激しく身元が確認できていない)

⇒犠牲者の 身元はGMが勝手に作ってください。一つ注意するのは、犠牲者の死亡推定時刻は深夜なので その時間に出歩く事ができる人物にしてください。


●PCが、依頼を受けようとしないとき
NPCが 勝手に依頼をうけるようにする。PCはそのNPCの手助けという形にする。
身元の判明している犠牲者の一人をPCの知り合いにする。
ここでは、GMはどうにかしてPCたちを事件調査に引き込むようにしてください。



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