思わぬ後方支援に、大感激!
あのお台場地区を管轄する港区の区議会で、有明十六万坪の埋立に反対する決議が
全会一致で可決され、都知事への意見書の提出が決定しました。
以下、その文面であります。
----------------------------------------------------------------------------------------
江戸前の海の自然と文化を守るための意見書
旧有明貯木場周辺は、いわゆる「江戸前」と呼ばれている東京湾に残された、唯一の魚
介類が多く生息する浅瀬で、隅田川河口の真水と海水が適度に混じる、ハゼなどの成長に
最適な場所であります。
シーズンともなれば、多数の釣り船や屋形船が集まり、釣り人には「ハゼの楽園」と
して知られているところであり.「江戸前の釣」の残り少ない貴重な場所です。
通産省、東京都から伝統工芸品として認定されている江戸和竿も現在ではハゼ釣り竿
しか残っていなく、この場所がなくなることは、江戸和竿もなくなってしまうことが、
危倶されます。
よって港区議会は、江戸前の海の自然と文化が守られるよう望むものであります。
右(下記)、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき意見書を提出いたします。
港区議会 議長
東京都知事 石原慎太郎 殿
----------------------------------------------------------------------------------------
よくぞやってくれました。
議決までの経緯はわかりませんが、
毎年、陸っぱりでハゼ釣りを楽しませて頂いている釣り人の立場からも、あるいは、
この運動の自称Web担当と言う立場からも、現地十六万坪がいかに重要な場所で
あるか、分かって頂いたように思えて、とても嬉しい限りです。
はっきり言える事は、このような区議会レベルでの議決や意見書がいくつかでも
集まれば、いくら都議会で予算が通過しようと、絶対に埋立着工など、できなくな
る。と言う事です。
運輸省も、環境庁までも、この問題を黙殺などできなくなると言う事でもあります。
この朗報に、他の自治体、区議会、何でしたら、町会単位だってかまわないと思い
ます。(法律には詳しくないのですが)どんどん反対を表明して、反対意見書を
都知事に提出しましょうではありませんか。石原知事が推奨する、地方自治のあり方、
そのものの行動に、自己矛盾を許せないはずの都知事が、動かざるをえない状況を
作りましょう。
よーし!!ガンバロー。
☆ 先日の有明シンポジウムの資料の中から、都港湾局の考えた(でっちあげた)、
いわゆる”親水性のある護岸”の3枚の資料をPDF書類にして、UPしてあります。
何のフィールドテストもしていないそうで、思いつきと格好ばかりの物と感じます。
個々の批評は見識者にお任せしますが、どう見ても、彼等の発想は、この護岸の
工事を発注する事でどれだけの業者を巻込み、時間と金を使う事ができて、
しかもその障害となる人々を誤魔化しきれるか、と、言う事がすべてであると
感じてしまうようなしろものです。ご興味の方は、ご覧下さい。
[時間の都合で画像取り込んだPDF書類の為、1Mもの重さになってしまい(読み込み、長いです。)
しかも、図面の中の文字が潰れた状態でのUPで、電話接続の方等にはご迷惑をすみません!。
追って、トレースした軽い物に書き換える予定です。」
⇔ 有明ダウンロードページへ ⇔
|