[江戸前の海十六万坪(有明)を守る会]
情報、其之弐拾一  2000.10.6
[ 十六万坪、破壊の愚行!Vol.1
現地十六万坪の破壊工事の実態

 現地十六万坪の工事による破壊の様子を、近くにお勤めの”とらじゃ”さんが
写真とコメントでレポートしてくれました。

※ 解像度優先で重いページになりましたが、内容も重いのでご勘弁を。

 
 "とらじゃ”の「自然破壊わっちんぐ Vol.1
 
         ← 9/24
9/21にはなかった
看板とフェンス。
レインボー側からの進入は
強制的に阻まれた。
   9/25 →
筏杭。
防波堤側の破壊も
同時進行。
9/25 →
橋の部分を挟むように崩していく。
この後クレーンのロープを掛ける。
← 9/25 → 
 防波堤から
有明に伸び
ている筏杭
有明側30m
程の上部分
  既に破壊。下駄部分も
同様に破壊。
9/25 →

きりきれない鉄筋を焼き切り、台船に移す。
後ろの台船に、
既に引き上げられた材木が横たわっている。

9/25 →

廃材はどこへ行くのでしょう?`

9/25 →

クレーンが入ってたった2日で、

ここまで壊されてしまった。

 9/28 →

防波堤側からも工事は着実に進み、
最後に残った中央部の破壊が始まる。
彼らにデモ船の反対コールは
聞こえない。

看板とフェンス。
レインボー側からの進入は
強制的に阻まれた。
9/24 →

レインボー側からやってきた
釣り船がフェンスに阻まれる。


 この週、時間は限られていましたが、集中して見てきて感じたのは、
あまりにも早い工事の進行に対する不信感と、見守る人々の諦めムード。
25日を最後に釣り人の姿は消えました。ハゼはよそにもいるからと・・
閉ざされた場所だっただけに、市民レベルの理解を得るには時間がかかるはず。
その時間さえ、カニばさみで切り取られた感じです。
このまま、ドンドン破壊されていく様子を見ていくのは、とても辛いことです。
                               ー とらじゃ ー


とらじゃさん、ご協力ありがとう。
とにかく、異常な早さで破壊が進んでいるようです。「守るべきものを壊しさえすれば」、と。
常識では考えられないほどの、人員と重機の数です。これが石原都政の現実であり、本性です。
来月には、浚渫の噂もあります。こんな事を許しているのは、我々都民一人一人だと、
皆さんも心に刻んで下さい。声を上げるのに、遅すぎる事はありません。
                                ー 丸帆亭 ー