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OZ的電脳日誌(2001/05,06)

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2001/06/23

RedHat Linux 7.1 をインストール、CD-R書き込みをやってみる

 空いているK6-2/350MHzマシンに、RedHat Linux 7.1(ftp版)をインストールして みた。


 このマシンにはATAPIのCD-RWドライブ(TEAC CD-W58E)が接続されているのだが、 インストーラはこれを認識し、SCSIエミュレーションの設定をLILOに対して 行なってくれた。また、CD-Rを作成する際に必要となるmkisofsmkisofs、そして、X上で動作するGUIのX-CD-Roastなどがデフォルト でインストールされる。

 日常使いそうなソフトウェアがすべてインストールされるのは、便利である。 しかし、今回は、「インストールの種類」として、「カスタム」を選択し、 XFree86 と 開発環境およびカーネルソースのみを追加しただけで、ディスクを 1GB近く使ってしまった。

 「ミニマムセットアップ」みたいなモードがあればよりベストかと思う。 もちろん、インストールするRPMSを1つずつ選択すればよい話ではあるが。


【CD-R書き込み作成手順】

(1)イメージファイルの作成

mkisofs -R -o bkup20010617.iso ./work

★-Rは、Rock Ridgeオプションでロングファイル名を有効化、./work は、 CD-Rに書き込むファイルを格納したディレクトリ。

(2)CD-Rドライブ番号の確認

cdrecord -scanbus

実行結果
Cdrecord 1.9 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2000 Jg Schilling
Linux sg driver version: 3.1.17
Using libscg version 'schily-0.1'
scsibus0:
0,0,0 0) 'TEAC ' 'CD-W58E ' '1.0A' Removable CD-ROM
0,1,0 1) *
0,2,0 2) *
0,3,0 3) *
0,4,0 4) *
0,5,0 5) *
0,6,0 6) *
0,7,0 7) *

(3)CD-Rへの書き込み

cdrecord -v speed=8 dev=0,0,0 bkup20010617.iso

★dev= には、(2)で確認したCD-Rドライブのscsibusの番号を指定、bkup20010617.iso は(1)で作成したイメージファイル名。

【参考リンク】


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2001/05/08

RedHat Linux 6.x 上で、OpenSSH 2.5.2p2 のパスワード認証を可能にする

 先日、自宅サーバのOpenSSHを、2.3.0p1から2.5.2p2へバージョンアップした。 すると、パスワード認証によるログインができなくなってしまった。クライアント で鍵ペアを生成し、公開鍵をサーバに設定しないと接続できない!


 いろいろ調べてみたところ、パスワードの暗号化方式としてMD5を使っている ホストでは、OpenSSHをMD5対応でmakeしないと、パスワード認証が効かなくなる ことが分かった。RedHat Linux 6.1および6.2では、インストール時のデフォルト では、MD5によるパスワード暗号化が選択されるのだ。

 以下のように、オプション --with-md5-passwordsをつけてconfigure を実行する。


$ ./configure --with-md5-passwords
$ make
# make install

 これで、パスワード認証が可能となった。ただ、運用ポリシーとして、 パスワード認証を許可するか否かは別問題だ。


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Copyright 尾崎 博 2001