OZ的電脳日誌(2001/03) |
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XEmacsとMewをバージョンアップする(XEmacs:21.1.9→21.1.14、Mew:1.94.2 →mew-1.95beta116)。
(1)まず、次のXEmacs のソースを http://www.xemacs.org/のミラーサイトから入手。
(2)ソースを展開後、次のオプションをつけてconfigureを実行し、make・make install。 ※ちなみに、Linuxのディストリビューションは、RedHat6.1J。
(3)次に、かんなによる日本語入力を可能にするため、xemacs-mule-sumo.tar.gz とxemacs-sumo.tar.gz を /usr/local/lib/xemacs コピーして、そこで展開。
(4)メニューを日本語化する。ディレクトリ /usr/local/lib/xemacs/mule-packages/etc/app-defaults で
これで、XEmacsのインストールは完了。
★私の環境では、00readmeに書いてあるmakeの手順では、Mewのアイコンの
イメージが表示されない。
そこで、次のように、昔からの手順で行なった。
(1)バイナリの実行形式であるmewcat・mewencode・mewdecode・mewlsをmake、 make install。Mewのソース展開ディレクトリで、
これで、上記4つのコマンドが/usr/local/binにインストールされる。
(2)次のディレクトリを作成。
(3)次のMewソースディレクトリ以下の全ファイルを、(2)のディレクトリへをコピー。
Mewのインストールもこれで完了。
フレッツISDNの伝送速度を実測してみる。
1MB(正確には、1,032,267Byte)のファイルをftpで、プロバイダ(ASAHI-Net)
のWebサーバへ転送し、所要時間を計った。結果は、3回計って3回とも2分25秒。
回線効率は、
…となる。
ところで、ファイル転送の際には、プロトコルのオーバーヘッド(ヘッダが
付加されたり、レスポンスが返ってきたり、等)などで、伝送データ量は、
ファイルサイズより大きくなる。
そこで、Linux上で使えるネットワークトラフィック測定ツール
iptraf で、全バイト数
を計ってみた。
すると、ftp の制御コネクション、データコネクションのそれぞれ上り・下り
を合計すると、ネットワーク上の全データ伝送量は、もっとも少ないときで、
1,167,302Bye であった。これを元にすると、回線効率は、
…となる。
すなわち、ほぼ、INS64 のBチャネルの帯域いっぱいの性能が出ている、と
いうことになる。土曜日の23時台で、これだけの性能が出ているのですから、
ネットワークの性能としては十分だろう。
昨日に引続き、OpenSSH (2.3.0p1)を試す。
SSHをOpenSSHに変えてから、「ssh ホスト名」で接続しようとすると、DNSを
参照しにいってしまう。DNSはプロバイダのものを使用するようになっているので、
ダイアルアップルータが勝手に発呼するのだ。
ちなみに、名前解決は、/etc/hot.conf の設定で、ちゃんと、/etc/hosts → DNS
の順で行なうようになっている。
tcpdumpでパケットを見ていると、なんと、sshで接続する際、まず、DNSで「ホスト名」 の「AAAAレコード」を参照しようとしにいっているではないか! すなわち、IPv6 のアドレスに変換しようとしているわけだ。
そこで、man page を読んでみる。すると、IPv4 のアドレスのみを使用するように する「-4」オプションを発見。「ssh -4 ホスト名」とすることにより、まず、 /etc/hosts を参照するようになった。まぁ、フレッツISDNにしたので、課金がふえる わけではなく、別に問題ではないのだが。
昨日来、自宅内LANのi486 Linuxサーバでopenssh-2.3.0p1を動かそうとしているが、
クライアントからログインできない状態が続いていた。
WWWを検索してみると、
「蛟の雑文 - 振り返れば奴が居ない」というページで、オプションなしのconfigure
は、PAMを使うようになっていることが判明。※ソースのINSALLファイルにも書いてあった
が。
そこで、ソース展開ディレクトリの下の contrib/redhat/sshd.pam を/etc/pam.d/sshd
としてコピーしたところ、ログイン可能となった。
ところで、きょう、「UNIXマガジン」の2000/9月号の「特集-いつでも使える
インターネット」を読んだいたら、MN128-SOHO のファームウェアには、WAN側から
のIP masquerade でのバグがあるらしいことが書いてあった(54ページ)。
そこで、NTT-MEのMN128のページ
で確認したところ、ファームウェアの最新版1.60では、バグが直っていることが
分かった。これでひと安心である。