金星の撮影記録

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☆共通撮影データ
 望遠鏡:トミー BORG76ED
 カメラ:カシオQV-8000SX
 LV12mmアイピース+デジカメのズーム目一杯でコリメート。


 2002.07.06

 ぼちぼち「東方最大離角」に近づいてきた宵の明星。
 BORG76ED+LV12mm,露出1/125秒,200%拡大。
 地平高度が稼げなくて,ちょっとしんどい。
 3枚コンポジットしています。
 倒立像なので,右側が欠けて見えます。


 2002.09.01

 夏の間,あまり撮影条件に恵まれず,9月に……
 あと3週間ほどで最大光輝を迎えます。
 この時期になると,半月形よりも,もう少し欠けてきます。
 撮影条件は7月のと同じ。但し,7枚コンポジットしています。
 拡大率が同じですから,大きさを比較してみてください。

 秋の宵の西空は,黄道が地平線寄りに寝ているので,黄道上を移動している惑星たちも,地平高度が稼げません。結局,宵の明星の撮影は,これっきりになってしまいました。


 2002.11.29
 明け方の空に回ってきた金星。「明けの明星」です。
 しかし,地平高度がまだ低く,気流も最悪。
 ……で,こんな状態。



大気のゆらぎでメロメロな様子をgifアニメにしてみたんですが……

 これ以上撮影条件が良くなるとも思えないので,たくさん撮影してコンポジットすることにしました。
 撮影条件は前回と同じ。コンポジット枚数は16枚。


 ……ふー…なんとか形が見えてきた。
 いやぁ,地球に近いから,大きく見えますねぇ……


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