金星の撮影記録
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☆共通撮影データ
望遠鏡:ビクセン ジオマ65EDフィールドスコープ
カメラ:カシオQV-8000SX
25倍アイピース+デジカメのズーム目一杯でコリメート。
露出時間:1/15〜1/500秒
特に断りのない限り,すべての画像は正立像です。
2001.01.14
お正月あけの宵空を飾っていた「宵の明星」のクローズアップです。
ほぼ半月状の金星。拡大率は原画サイズのままです。
この3日後に「東方最大離角」を迎えます。
2001.02.03
半月状よりも,さらに欠けた金星。
金星の見ごろは,東西の「最大離角」よりも地球に近い時期が良く,「最大光輝」の頃なら,双眼鏡でも三日月形になった金星を楽しむことが出来ます。
2001.02.25
「最大光輝」に近い頃の金星。
金星は,地球に近づくほど明るさを増してゆく一方,あまり近づくと,今度は,太陽の光の当たっていない部分の面積が大きくなり,逆に暗くなってゆきます。その境界点が「最大光輝」となります。
この時期には,だいぶ欠けてきて,「5日月」ぐらいの形です。
2001.03.10
「内合」まであと半月ぐらい。
「内合」と言うのは,太陽と地球の間に金星が入ることで,この時期には地球からは,金星と太陽が同じ方向になるので,観測不能となります。
だいぶ細くなってきました,見かけの直径もかなりの大きさ。でも,地平線に近いので,大気の影響をモロに受け,ユラユラに揺れた画像です。
2001.04.25
「内合」から約1ヶ月。明け方の空に回ってきた金星。「明けの明星」ですね。
光っている部分が逆になりました。まだまだ視直径も大きく,楽しめるのですが,早起きがつらい……。
2001.07.11
いきなり2ヵ月半も空いてしまいました。
もう,「西方最大離角」も過ぎて,遠くなっている金星です。
まだ欠けているのは分かりますね。