★チャームライセンス★


ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーの頃、
男子にはスパイ手帳、女子にはチャーム手帳があった。これは1972年のもの。
この手帳があれば、いっぱしのスパイ気分に浸れるというアイテムだ。
秘密基地を作っていた頃だ。子どもの妄想はふくらむ。

これの売りはなんといっても「水に溶ける紙」である。
手帳の一部ページにもあったが、別にびんせんも2枚ほど入っていた。
秘密の通信文をこれに書き、読み終わったら溶かして抹消する。
すごい、ワクワク。何を書こう?
結局、びんせんはまたもや貧乏性ゆえ、現存する。
手帳の内容は、水に溶ける紙・カーボン紙・普通紙で構成され、
他に、スパイ会員証(?)としてのワッペン(紙製・女子は花柄数種)や
小さなミラーなども入っていたように記憶している。
スパイに必須な(?)モールス信号表や速記表(これは何度か覚えようとしては挫折した)
スパイ必需品の図解の他、女子用としてはシェイプアップや星占いのページもあった。

チャームライセンス/サンスター