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CONTAX
of the '80s
コンタックスにとっての80年代はヤシカと京セラの文化が交錯する魅力ある年代とも言われます。
その時代の残照のいくつかをここに。
PART-1
CONTAX T
しかし高級コンパクトカメラ、というジャンルはたしかに存在する。
とくに定義はないけれどもCONTAX TVSやリコーGR1、ミノルタのTC-1など外装に品格があり写りはふつうの一眼レフを凌駕する、というものである。
そういったカメラたちの始まりがこのCONTAX Tでありはじまりは1984年であった。
のちにT2が発売されCONTAXのよき入り口となるけれどもすべてはTから始まった。

CONTAX Tはヤシカが京セラに吸収されたのちのはじめての製品であるらしい。
気負いもあったのかCONTAX Tはひじょうに真面目に作られている。
外装はチタンこそ使用していないが合金製のボディは初代RTS同様にポルシェデザインにより造形され、角のたったエッジは緊張感をあたえている。バリアは古のスプリングカメラのように畳まれ、その殻を閉じた姿さえポルシェデザインは計算して完結したものになっている。
ボディーはとても小さくストロボユニットをはずすと非常にコンパクトでT2よりも小さい。しかしずっしりと重く重さではT2とさほど変わらない。
ボディー内面は反射防止加工がされてコントラスト向上に貢献している。
ファインダーはややみづらいが二重像合致の距離計はピント合わせさえ楽しみに変える。

CONTAX T, RSX50
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ヴォイス - CONTAX T
1.
−高級コンパクトのニッチ
たしかにCONTAX Tに搭載されたゾナーT*38ミリ/F2.8の写りはすばらしい。もちろん高性能のレンズと比較すれば解像度では負けてしまう。しかし、それはゴリアテがダビデに本気になるようなものだ。
たしかにこれだけのものを得ればこれですべてを済ませたくもなる。
しかし....Click
2.
−CONTAX T ZEISS to go
一眼レフが写真を深く探求するものとすれば、Tは撮影の幅を広げてくれる、とも言える。
ここで、もしかするとこう聞かれるかもしれない。
いちいちピントを手で合わせるMF機よりAF機のほうがストリートスナップには強いのではないか?
しかし....Click
3.
−CONTAX T プレイバック
CONTAX Tが発表されたのは84年のことでもう17年も前のことになる。
中古屋さんで本体は見かけることができてもその資料はなかなか入手できない。
ここではわたしが最近手に入れたコンタックスTの販売促進ビデオと当時のカタログから情報を拾ってみた。....(Under construction)
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