2.
ツアイスレンズ - The Best of the Best
神話と伝統と
Ultra Wide
Distagon T* 21mm
f2.8, 13群15枚, 515g, 0.22m-inf |
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まずは右の作例をみていただきたい。
ここではF8で過焦点距離(パンフォーカス)に設定している。そのためほとんど画面端までピントが合うが、端までまったく破綻なく恐ろしいほどのシャープネスと質感描写を見せている。それががちがちに硬いのではなくある種柔らかな美しささえ見せるのがツアイスらしいところだ。
また開放ではやや周辺光量落ちがあるが、これだけ絞ると光量落ちがまったく見えなくなる。一眼レフでは広角レンズがレトロフォーカスタイプを採用せざるを得なく、対称型に比べてやや不利な感のあるのだが、ここでは逆に絞れば光量落ちが消えると言うレトロフォーカスの優位さが現れている。
ただしゴーストは発生するので注意されたい。ただゴーストの発生をファインダーで確認できると言うのも一眼レフならでは、である。
このレンズはツアイスでも最新設計のレンズであり、通常は望遠に使われるアポクロマティック技術を広角に応用したレンズである。これについてはこのページの「明日の神話」を参照してほしい。
しかし、このレンズにいたっては言葉は不要かもしれない。ツアイス神話、は過去形ではないのである。
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RTS II, D21/2.8, RDPIII (過焦点設定)
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RTS II, D21/2.8, RDPIII (最短近辺・開放)
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RTS , D21/2.8, RVP
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RTS II, D21/2.8, RDPIII

RTS , D21/2.8, RDPIII
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RTS II, D21/2.8, RDPIII (開放)
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RTS , D21/2.8, RVP
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RTS , D21/2.8, RVP
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RTS , D21/2.8, RVP
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RTS , D21/2.8, RVP
N43/4.5のファインダー内水準器使用
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