旅日記

目次 

2007年

初秋のエジプト
初夏のトルコ
冬の箱根

エジプト

準備編
おいしいご飯編
おもしろ話編

2007年10月20日(土)曇り

ピラミッドを見る!これが私の夢でした。

取り巻く環境や自分の体調を考えて、いつか行くなら今でも同じと、決行しました。
ツアーの条件は
五つ星ホテルであること。直行便であること。ピラミッドが見えるホテルであること。理のないスケジュールであること。添乗員付きであること。
この条件を満たすツアーは多いです(笑)検索して
ナイル川クルーズを見つけました。
ホテルに観光地が来てくれるといった感想が多く、よさそう〜、で日本旅行
「憧れのナイル紀行8日間」に決めました。

満席の人数は40人。早々に満席と表示されていましたのでまた40人のツアーでは大変だと覚悟していました。
ところが「しおり」が届くと参加人数25人と書かれていましたので、腑に落ちないながらも安心いたしました。
成田で分かったのですが、実際の参加者は17人でした。??
エジプト航空がダブルブッキングで席がなく、8人は別立てでツアーを組まれたのだそうです。
飛行機だけ別で後の行動は我々とまったく同じだったのですって。そういえば同じ動きをする日本人ツアーがあるなとは思っていましたが。
色々あるものだと思いましたわ。エジプト国内での移動も同じようにダブルブッキングで後の便になった人がいました。
これからが観光シーズンだそうですからこんなトラブルが続くのでしょうね(笑)


エジプト航空の座席は2.4.2.です。私たちは窓際の席になりました。
気楽です。でも足を延ばすには狭すぎます。ちょっとしんどい飛行機でした。
それに。。。。うしろの席の方がリクライニングを嫌がられて・・夫は狭くてくつろげなくて大変そうでした。
休む時間でもリクライニングをするなとは身勝手な言い分!
ずいぶんな人だと思いましたが旅行の始めからいやな思いをしたくないので我慢しましたよ。夫が(笑)


現地時間22時50分にカイロ到着

ムーベンピックホテルへ直行しました。ホテルの変更がありましたのでピラミッドが見えるホテルではありませんが、五つ星のリゾートホテルです。
お部屋も清潔で広く、大満足???空調のパイプから水漏れ!!!
添乗員さんに相談しましたが、もう深夜でしたからエアコンを止めることで水漏れを回避しますということにしました。
翌日に直していただくことにしました。が!翌日にも直っていなくて、、、部屋の変更をしてもらいました。
お詫びにってウエルカムフルーツをいただいちゃいました。
2日目(晴れ)6;30モーニングコール 8;00出発

トルコと同じように朝の早いスケジュールなのかしらって先が思いやられましたが、、、分かりました(笑)
午前中に観光しないと暑いのですよ。

ギザの3大ピラミッドとスフィンクス
黄みを帯びた砂漠のなかに大きなピラミッドがどーーんと!
お〜っと声をあげてしまいました。
カフラー王のピラミッドの中に入りました。天井の低い階段を下がり。。登り。。。窮屈な姿勢で歩くのは大変です。
それに、空気がよどんでいやなにおいがします。
ここで背の低い私がラクチンです。(笑)あまりかがまなくてもすみます。背の高い欧米人は苦しそうでした。

たどり着いたところには石棺がありました。miniの懐中電灯で隅々まで見て廻りました。
すこし胸が重くなりましたが、気のせいでしょうか。。5000年前の王様の未来永劫の夢の詰まって所を今私が見てる・・・・


凄いでしょう♪ ピラミッドよ〜っ

ぐわーんと前につんのめりうしろにドワンと♪高いです。
メンフィスのラムセス二世の巨像

メンフィス?「王家の紋章」のメンフィスです。本とは違いましたが、ワクワク♪

サッカラの階段ピラミッド

最古のピラミッドです。階段のように積み上げていくピラミッドは分かるような気がしますが、ギザのピラミッドは想像を超える作り方、大きさです。
多くの奴隷が作ったと教えられてきましたが、壁画や墓を見ると王のために喜んで働いたと、お給料もちゃんと出ていたと、給料の出ないときにはストも起きたと。。。なんと民主的な王国だったのでしょう。
後に見る壁画ではイキイキと働く人たちの姿が描かれていました。


観光がメインのエジプトです。警備は万全でした。

スフィンクス
お夕飯はホテルのバイキングでした。
ここのホテルはちょっとしょぼい(笑)朝もコンチネンタル風でした。

夕方6時半からピラミッドの「音と光のショー」を見に行きました。
眠いのと長いのですこし飽きました。しかも解説がドイツ語だったし(笑)
                   

エジプト旅行その2に続く



初夏のトルコ

2007年5月13日(日)晴れ

昨年のドイツ・スイスへの旅行の後「良性頭位めまい症」になりました。飛行機に乗ったことが要因ではないとの診断でしたが、飛行機に乗るのが不安で海外旅行はしばらくやめようと思っていたのでした。

が!新聞紙上「トルコ128000円」の広告を見て「トルコって安くいけるみたいよ」「いこう!」で急遽トルコ旅行が決まりました(笑)
それからネットで調べることに・・・
いろいろ分かってきましたよ。

安いツアーはモスクワ経由だったりシンガポール経由だったり。ホテルが三つ星だったり。
そこで経験者のブログを読み漁り(笑)モスクワ経由は大変だった!とかもう絶対乗らない!とかの記述をみて、そんなに簡単に決めない方がよいかも・・・って。
結局は紙上で見たツアーとは別の
「直行便」「ハイキング」「全日程五つ星ホテル」のツアーに決めました。
はじめの思惑よりずいぶんオーバーしてしまいましたが(笑)
申し込んだあとに、もっとよさそうなコースを見つけて、迷いが生じたりして調べるのもほどほどが良いと思いましたけれど、直行便は大正解でした。

ともあれ、無事に旅行会社から旅のしおりも届いて心はイスタンブールに♪ いよいよ念願の
トルコに行きます。

10時50分にツアーカウンターに並び搭乗券をもらいます。

なんとこのツアーは40人!すでに行列!初めて利用する旅行会社に不安が・・だいじょうぶかな。

搭乗券をいただいたときに添乗員が
「荷物を預けたあとに、あの柱の下に集まってください」
スーツケースを預けるだけでも大変!トルコ航空のカウンターは大行列!
しかも○国の人はどんどん割り込んできます。そのうち欧米人の立派なおじさんが空港関係者に怒り出しました。すると他の欧米人たちも口々に怒り出し、、、大変な騒ぎです。
だって、本当に○国の人たちめちゃくちゃなんですもの。

まぁそんなこんながあってもトランクは無事預けられ(笑)再集合場所
「あの柱」に。。。

え〜誰もいない!!!

夫は
「あっちの柱だよ私は「こっちよ」と、、、[あの柱]というだけで具体的な指示がなかったので勝手に思い込んでいたのです。
案の定、他のメンバーもうろうろ。。。そこでうろうろメンバーが集まっておりましたらのんきに添乗員さんが登場!
38人は無事に集合しましたが2人いません。。。なんだか前途多難な予感が(笑)

お陰で免税店を見る時間がなくなってしまい、私はシャネルに突進!
「アイクリーム2つください!」いつもより高い気がしたけど焦っていますから「それでいいです!」
他の化粧品の説明をはじめられて
「飛行機が出ちゃうから急いで!」はぁ、忙しかった・・・

飛行機に乗るときには「エコノミー症候群」を気をつけなければなりません。

今回私が実践した予防策は・・・

ヨガの時間に習った「足指をくりくり回す。もむ。足首からそけいぶまでのリンパ腺を軽く押さえる」を何度か繰り返しました。
むくみのつらさは半減しましたよ。
耳については「飛行機用の耳栓。梅のど飴。ガム」を用意して、飛び立つ時と着陸の時に梅のど飴で唾液を出してガムで忙しくあごを動かしました。
だから?耳は無事でした〜

飛行機内はとても乾燥するので「ヒアルロンサン」化粧品と目薬を手荷物に入れました。今年の春から液体持込が厳しくなっています。
20p×20pのジプロックに入れて持ち込み。これでOK♪です。


トルコ航空は「2・4・2」の座席なので席を立つのに気を使うことがありませんし、お行儀悪く足をもんでいても人の目が気にならないのでラクチンでした。
食事もとても美味しい。
約12時間30分の飛行時間でイスタンブールに着きました。
時差は6時間。
日本を12時50分発、イスタンブールに現地時間19時20分着です。
まだまだ真昼のように明るいイスタンブールでした。

空港から約30分のホテル「デデマン」で一泊♪ロビーで明日の予定や部屋割りなどの話がありました。「バスの中で話せばいいのにねー」の声が後ろから聞こえてきました。本当♪疲れてる身にはこの時間もつらいのに・・・

翌朝は国内線でカイセリに出発です。
ちょっと素敵でしょう?写真を撮っていたら空港関係者に怒られました。そういえば軍用機も並んでいたからね。国内線は巡礼を終えた人たちでいっぱいでした。


(トルコ旅行中のお料理はこちらへ)
2日目カッパドキアへ(晴れ)

5時モーニングコール!6時半集合です!
今回の旅は、朝が早い!!

「ギョレメ野外博物館」「ウチヒサール」「ゼルベの谷」
BC6200年の壁画が残っています。
BC2000年ころにはヒッタイト王国の中心地として栄え、AD400年ころには初期のキリスト教徒が修道院を作って暮らすようになったのだそうです。

この茸状の岩は、堆積した柔らかい地層が長い間に侵食して、硬い地層が残ってできたもの。
そのうち長い年月を経て上の茸状の岩がコロンと落ちるのだそうです。長い長い話です。

キリスト教信者が隠れた地価都市や岩をくりぬいた教会や住居が残っています。

ギョレメ博物館は、奇岩を彫って作られた修道院や住居です。
AD400年ころキリスト教徒が迫害を受けながら信仰を守ったのですね。厳しいこの地でひっそりと侵攻から身を守って暮らしていた様が、まきの燃えた跡等からも想像できてワクワクします。

ギョレメの谷が一望できる
ウチヒサル。岩のそこここに開いている穴は「はと」の糞を集めるのだそうです。
ちなみに「はとの糞」は肥料になるんですね。


洞窟は住居として最近まで使用されていたそうです。遺産として保護する為に他に住居を用意したそうですよ。
  
ローズバレーは谷を抜けるハイキングコースが整備されています。
約1時間半のハイキングを楽しみました。

絨毯を織る若い娘さん♪
3日目コンヤからバムッカレへ(晴れ)
5時半モーニングコール7時集合!

朝一番!!で絨毯工場へ♪
流暢な日本語の解説のあとでイケメンのお兄さんたちのセールス。
上質であることは分かるのですが、何しろ高いですから。一枚200万円?
小さいものでも数十万円。それでも何人かお買い上げ♪拍手が鳴っておりました

本日は大移動の日!
カッパドキアからコンヤまで220キロ!
途中
「旋回祈祷メブラーナ教会」を観光!
コンヤは保守的な町なので黒尽くめの女性が多かった。
黒ずくめの女性にはカメラを向けないようにと注意がありました。
ちなみに、巡礼帰りの人にもカメラは向けないようにとのことです。

コンヤからバムッカレまで430キロです!!

五つ星ホテルは快適!といいたいところですが、はじめのホテルはお風呂の排水がもれていてバスルームがびしょびしょ♪
三日目のホテルはエアコンが壊れていて暖房のようなに暑い部屋で、みんな廊下に出ている始末。
お料理はどこもおいしかったですよ。トルコが三大美食だと言うのは納得です!

ここで40人のツアー仲間の紹介。
一人参加が5人、熟女5人グループと3人グループ、友達二人のご高齢の婦人、母と娘のカップルが二つ。あとは夫婦連れ。お財布にはユーロやドルを持ち歩き、皆さん旅なれた人ばかりでした。
進行がんの治療が終わったばかりの70歳のご婦人はすこしお疲れのようでした。78歳の元気二人組は最後まで元気に歩いていらしてました。どなたも甘えることがなくがんばっていらっしゃいました。
一度の体調不良を理由に海外旅行に不安を感じて躊躇している私とはえらい違いです。反省です。
        

トルコ旅行その2につづく



箱根

1/28(日)

新宿発10時ホテル送迎バスで箱根
「グリーンプラザホテル」に行きました。
今回は娘と二人旅。久しぶりなのでワクワクしています。

とてもゆっくりとバスは走りました。途中15分のトイレ休憩を挟み13時にはホテルに着きました。
バスの中ではいい匂いが・・・(笑)食事についてはブログにアップしています。

ホテルはHPの写真とは少し違って見えましたが(笑)私が撮った写真もHPの写真と同じでしたからディスプレイが上手なのかも(笑)
それはともかく、清潔で親切なホテルです。
また行きたいホテルです。
到着後、バスで行けば5分のところですが、散策路が整備されていると聞いて大涌谷まで歩くことにしました。
4-5日前に初雪が降ったそうです。
まだ雪が残っていました。

硫黄の匂いがしてきました。
写真は散策路の始まりのところです。ここから階段が続きました。
約35分間、階段を上りましたよ。

途中硫黄の匂いが漂ってきました。
散策路途中から見た大涌谷の湯気 ぶくぶく立ち上がっています。こんな色のお風呂に入りたいね
大涌谷では「黒卵」を食べました。1つ食べると7年寿命が延びるそうです。これで3回目ですから21年も延びてしまいます(どうしよう)
おやこで写真を撮っていただこうとお声をかけましたが、「韓国語」「中国語」の人が多くて驚きました。
日本人より外国人のほうが多く感じましたよ。インターナショナルですなぁ。

帰りは雪の下り道が怖いので、車道を歩こうと思いました。お店の叔父さんに聞いたら「車が多くて危ないよ」
結局また同じ散策路を戻りました。私はウオーキングシューズでしたので滑らずに歩けましたが、娘はスニーカー。つるつる滑っていましたよ。


温泉は美肌の湯です。
ホテルの湯は無色、無臭でした。
露天風呂からまん前に大きく富士山が見えます。山すそまで見えました。まさかお風呂で写真は取れませんでしたのでね、残念でしたけど。
気持ちのよいお風呂に食事前、食後と入って満足!満足!
翌日はホテルの朝食バイキング!こちらも大変おいしゅうございました。

ホテルのシャトルバスを使って
「箱根ガラス館」へ行きました。
ヴェネツィアンガラスと「カサノヴァ」についての展示でした。「カサノヴァ」と「ガラス」の関係が分からないまま見てまいりました。
細工の細かいきれいな作品に目を奪われました。
右は隣のショップで写した「お人形」。イタリアで見たものと同じでした。
ベネツィアの屋台で売っていた帽子(1000円)が1万円近くの値段で売っていたのにはビックリ♪

ガラス館で1時間を過したあと、周りの別荘地域を歩きました。2週間位いられたらいいね♪なんて話しながら(笑)
シャトルバスでホテルに13時に戻りました。
新宿行きのホテルバスは14時出発です。「まだ1時間ある!」フロントにお願いしてもう一度露天風呂へ(笑)

2日間よく歩きました。温泉で日ごろのほこりを落として帰ってまいりました。
たった2日だけの旅でしたが娘との時間はいとおしく・・・またの機会を楽しみにしていましょう♪

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