6 晩白柚(バンペイユ)


本特産のバンペイユは一番大きなかんきつ類です。横のタバコと比較するとよく分かりますね。
上品な香りで果実は大きく、さっぱりとした美味しいみかんです。
暮れから2月にかけて食べころになりますが、果皮や果肉もあますところなく利用します。果実は肉厚で一切れで満足感が、そして果皮はお風呂に入れてビタミンCいっぱいの香りを楽しみます。
果肉は砂糖漬けにします。
一玉2500円から3000円の高価な果物ですが、一度お試しください。
果肉で砂糖漬けを作りました
水にさらしているところ 出来上がり♪(あま〜い)

糖漬けの作り方

用意するもの...L玉1ヶに付き砂糖700g、グラニュウ糖少々、ミョウバン20g

作り方
1、まず天と地を切り取って、果実を傷つけないように8等分します。
2、果肉を切り分けてたっぷりのお湯に明礬を入れて20分煮ます。その後水を取り替えて20分煮ます。
3、水を取り替えながら24時間放置します。
4、水150CCと砂糖を煮溶かして軽く絞った果肉を入れ、1時間半焦げないように煮詰めます。
6、グラニュウ糖をまぶして出来上がりです。

水は150CCとありますが、とても1時間半も煮詰められません。焦げてしまいそうなので水を450CCまで増やしてしまいました。どうやったら150CCの水でもたせられるのか不思議でした。

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ョウバン(無水硫酸カリウムアルミニウム)のこと

食品添加物に指定され(種類はいろいろあるのですが詳しくは省略)、煮崩れ防止、漂白、あく抜きなどに使われます。茄子を漬ける時にミョウバンを使うと、茄子の色が鮮やかになるのは、茄子の天然色素アントシアン系の「ナスニン」が、ミョウバンのアルミニウムと結合するためです。毒性は低いといわれていますが、多量に摂取すると死につながることもあります。保存には注意が必要です。(毒性が気になったので調べてみました)
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縄文土器複製)

ンペイユを載せている器です。

出土地: 三内遺跡(青森県)
時代:縄文中期
型式: 台付浅鉢型土器
高さ: 15.3p
使用目的: 不明(祭祀用盛皿とも想像できるが 確かなことは分からない。)

製作と資料提供はJuichi.O氏
二日がかりで作った砂糖漬けはとっても甘くて、たくさん食べられるものではありません。香りがとても上品なお菓子なので友人に配って歩きます。珍しいものなので喜んでくださるのではないでしょうか(?)もちろん夫が作りましたと一言添えて。ごちそうさま。。。(mayumi談)
2004年1月18日
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