17 切干大根


冬大根が収穫できました。今年も豊作です。
大根を細切りにして、干します。いわゆる切干大根です。

関東では「切干大根」、関西では「千切り大根」というそうです。
江戸時代、愛知県から始まった切干大根は明治末期に愛知県から宮崎県に移住した人によって広められたそうです。今でも宮崎県産が9割を占めます。


寒中に干して春先に出荷するそうですが、自家製ではそこまできちんと乾燥はできません。
自家製だからこその切干大根をめざします。保存方は難しい、かびそうです。保存するほどは作らないことにしました。
干した直後(大根1本分) 32時間後
生の大根と切干大根の栄養価を比較すると格段の差があります。
カルシウムは約80倍、リンが15倍、鉄分は10倍、カリウム12倍、マグネシウムは10倍、食物繊維は18倍です。数字を見ると干したものの方が栄養価が高くなることが分かります。
15分ほど水に戻した切干大根は、にんじん、ちくわ、油揚げと共に煮物にしました。

サラダオイル大匙2杯で炒めたあと、だし汁1カップ、醤油大匙3杯、みりん大匙2杯、酒大匙2杯で煮ます。最後は煮詰めるのですが、味見をすると味が濃いので煮詰めるのは辞めました。
醤油は大匙2杯でよかったようです。

甘くて香りのよい煮物でした。
片口小鉢

赤土

釉はひだすきと松灰

土器風に仕上げました。
とってもおいしくて感動物です!今度はもっとたくさん作ってください。香りと甘みの強い切干大根!買ったものとは全然違いました。。。春大根も植えましょうよ(笑)
この鉢はお気に入りです。段々上手になりました。ごちそうさま(mayumi談)
2007年1月17日
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