16 渋柿


10月14日に友人からいただいた柿を渋干し柿にしました。
木から落ちて傷ついたものを、皮をむき干します。
枝がみんな切り落とされてぶら下げることが出来ませんでしたから、梅干用のザルに並べて干します。

今年は好天に恵まれ、夜は冷たい風が強く吹いていましたから干し柿にはよい条件でした。

傷のない柿はアルコール付けにしたのですが、この干し柿を食した家族は異口同音「全部干し柿にしてほしかった!」
大好評だったのですよ。
皮をむいた直後 10/19(一週間後)
熟してない柿は白っぽくなっています。
木で熟したものはすでに柔らかく、渋も抜けかかっています。
時間が経つにつれ熟していたものはとろとろとして小さな虫が飛び回っています。
早めに引き上げてたべました。
熟していない柿は白っぽくなっています。
指で少しもみます。中が柔らかくなります。
熟した柿は醗酵した匂いがあるものの柔らかくおいしいです。
大きな未熟な柿は、あんぽ柿のように表面はしっかり、中はとろとろ。
上出来です!
大変おいしい柿が出来ました。
蝦模様刷毛目皿
たたらの皿です。
要望に答えて作りました。

蝦模様刷毛目皿
赤土
白化粧土の刷毛目模様(太く荒い藁ぼうきで模様をつけます)
弁柄で下絵を描き(古典的な蝦模様)全体に透明釉をかける。織部釉を部分きり吹きかけ。
裏は蚊帳の網目模様
とってもおいしい柿でした。来年も豊作だといいなぁ(笑)
お皿は使い勝手のよい平皿です。なかなか味がありますが、蝦は蝦蛄にも見えます(笑)
ごちそうさま(mayumi談)
2006年10月20日
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