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   キリスト教に関するQ&A

     Q.2 イエスが歴史上の人物である聖書以外の証拠は?
     Q.3 神の三位一体とは何か?
     Q.4 人生の目的は何か?



 Q.1
アメリカの同時テロや阪神淡路大震災などの大事件や大災害の発生を神はなぜ許されたのですか?

 A.
テロや戦争などの人災は人が引き起こす災害であってその原因は人の罪です。大震災や大洪水は自然災害と言われ、人間には責任のないことのように思われていますが、聖書によるとこれ等の災害も人類(とその代表者としてのアダム)の罪に原因があります。創世記3:17に「地はあなたがたの(罪の)ためにのろわれた。」とあります。田畑の凶作、洪水、火山の噴火災害、大震災は、人の罪のため地がのろわれた結果なのです。
 
★「ちょうどその時、ある人々が来て、ピラトがガリラヤ人達の血を流し、それを彼らの犠牲の血に混ぜえたことを、イエスに知らせた。そこでイエスは答えて言われた、『それらのガリラヤ人が、そのような災難にあったからと言って、他のすべてのガリラヤ人以上に罪が深かったと思うのか。あなた方に言うが、そうではない。あなた方も悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう。また、シロアムの塔が倒れたために押し殺されたあの18人は、エルサレムの他の全住民以上に罪の負債があったと思うか。あなた方に言うが、そうではない。あなた方も悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう。』」(ルカ13:1〜5)
 ★ノアの洪水によってノアとその家族8人と選ばれた動物たちだけが救われました
(創世記6〜9章)。この出来事は聖書の中にだけでなく世界各地に伝説となって残っています。神は、今後洪水によって人類を滅ぼすことはないが、世の終わりの日に火で世界(地球を含めた宇宙・天体)を滅ぼし、神の正義が支配する新天新地を再創造すると約束しておられます(2ペテロ3:10〜13)。その終わりの日にキリストが再びこの世に来られ、生きている者と死んだ者とを呼び出され、信じる者に救いを信じない者に永遠の裁きをもたらされます。
 ★同時テロや阪神大震災の発生を黙認されることによって神は人々に世の終わりの日の大天変地異が起きる前に、今日という時に罪を悔い改め唯一の救い主イエス・キリストを心に迎えるようにと、人々に暗黙のうちに警告しておられるのです。キリスト再臨の日も世の終わりの日もまだ先だろうと油断してはなりません。あなたが世を去る日その日があなたにとってのキリスト再臨の日・裁きの日なのですから。なぜなら、あなたには世を去った後、自分の罪を悔い改めて救われるチャンスがまったくないからです。「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救いの日です」
(2コリント6:2)
 


 Q2
.イエス・キリストが歴史上の人物であるという証拠は聖書のほかに何かありますか?

 A.
ユダヤ人の存在です。ユダヤ民族は神の約束により、自分たちの中からメシヤ(救い主)が現れることを期待していました。しかし、彼らはイエス・キリストを拒否し彼を十字架にかけました。彼らが当時から今日に至るまで、イエスを拒否している諸理由の一つは彼がユダヤ人の期待しているような武力による諸国民の征服という道をとらなかったことにあります。ユダヤ人はイエスをキリストと信じないだけで、イエスの歴史上の存在を否定したことは一度もありません。ユダヤ人はイエスをメシヤ・キリスト・神の子としては認めず、生ける神の御子キリストの名を詐称する冒涜者として十字架にかけました。このことによって、ユダヤ人はイエスの人間性(歴史上の人物であること)に認証を与えたのです。
 ★キリストは第二回目の降臨(再臨)の時にはユダヤ人の期待通り華々しく力で世界を征服されます。ただし、彼らの期待する一国・一民族のメシヤとしてでなく、世界・人類の救い主として来られます。ユダヤ人はキリスト到来預言にはこの華々しい第二回降臨(再臨)とへりくだった第一回降臨との二つがあることに気付かなかったのです。
 ★主イエス・キリストが歴史上実在の人物であるという私たちキリスト者の確信は、聖書と「みことばと共に働く聖霊なる神の内的証言」とから来るのであり、私たちはそれ以外の証拠を必要としていません。


 Q.3 神の三位一体とは何ですか?

 A.
聖書の神が御父と御子(キリスト)と聖霊との三人格をもつ一体の神であるということです。唯一のまことの神に父、子、御霊の三人格があるのです。三位一体ということばは聖書にありませんが、三位一体の実体が聖書にあるのです。聖書はイエス・キリストが人となられた神であると主張しています
(ヨハネ1:1〜18)。また、聖霊が単なる神の力ではなく、知性(1コリント2:11)、感情(エペソ4:30)、意志(1コリント12:11)をもつ人格として描いています。三人で一体という存在形態は聖書の神にだけある在り方であり、被造世界のどこを探しても類型はありません。私達の知性の理解力を超えた事柄です。神は人間を肉体・精神・霊の三要素からなる三位一体的存在として造られましたが(1テサロニケ5:23)、神の三位一体とは天と地の相違があります。
 ★さて、この三位一体を否定すると、キリストによる救いは失われます。なぜなら、キリストによる救いは三位一体の教理に土台を置いているからです。聖書の神が創造主であり、私達がその作品(被造物)であるなら、神に私達に把握し尽くせないところがあって当然です。テレビやパソコンを利用するにあたって、その構造や原理を理解していないことは何の支障にもなりません。同様に、三位一体を頭で理解できないことはキリストの救いを受けるに当たって何の妨げにもなりません。キリスト教系の異端と呼ばれる「ものみの塔(別名エホバの証人)」「統一教会」「モルモン教会」「神の幕屋」といった新興宗教は三位一体を否定することで一致しています。そして、三位一体の教理を否定することによって自らに滅びを招いています
(ガラテヤ1:8;2ペテロ3:16)
 タクドラ牧師の人生案内〈9〉本物とにせものご参照


 Q.4 人生の目的は何ですか?

 A.
神の御子イエス・キリストに似た者になることです
(ローマ8;28〜30)。イエス・キリストは人類の救い主にして神の似姿であられると共に、人のあるべき姿の手本を示すために世に来られました。人が物を造るとき、それぞれ目的をもって造ります。神が人間をお造りになったとき、神は人をご自身に似た者にお造りになり、神の御心を実行して生きる時、幸せになるように造られました。
 ★しかし、最初の人間(人類の代表者)アダムは神への従順を拒否し、サタン(ヤミの世の支配者)に服従する道を選択しました。その結果、人類は生まれながらにして神の御心に背いて生きる者(罪人)となりました。このようにして生まれながら神の御心(十戒に示されている)を行い得ない私達の罪を取り除き、御心を行う神の子供とするために神は御子イエスを世に遣わされました。罪のない神の御子キリストが、私達の罪の身代わりに十字架上に死に三日目に死からよみがえることによって、信じる者に神の子のいのち・永遠の命を与え、御子キリストに似た者となり神の御心を実行する力をもつ者にしようと永遠の昔から計画され実行に移されました
(エペソ1:3〜14)
 ★主イエスを信じる者は神の子供としての新しい命を与えられ(
ヨハネ1:12;同5:24)、神の御霊がその人の中に来て永遠に共に住んでくださり(ヨハネ14:16,17)、主イエスに似た者になる力を与えて下さるのです(2コリント3:18)。



URL http://31church.net
キリスト紀元2003年 6月 1日公開


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