聖書に関するQ&A

     Q9 愛があれば婚前交渉も許されるのでは?

Q.8 自殺について聖書は何と言っていますか?

 A.不況のための就職難で、大学4年生の自殺が急増しているという痛ましいニュースが、最近の新聞に載っていました。絶望、又は虚無感からの逃げ場として自殺を選択する人は人生について大変な誤解をしています。
 ★先ず、聖書が自殺について何と言っているかを調べて見ましょう。天地万物の創造者である主が、私たちの命の主であり主権者ですから「主が与え主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな」
ヨブ1:21「あなたを胎内に造られた主」イザヤ44:24、自殺者は神の主権の侵害者です。
 ★また、主は私たちに「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」と教えておられます(
レビ19:18;マタイ22:39)。自分をただしく愛さない者は、隣人を愛することが出来ません。誰でも自分を正当に愛する責任があります。自殺者は自分を正当に愛さず、憎む者であり、殺す者です。
 ★主はまた、殺人と盗みと偽りはサタンの業であると言っておられます「盗人サタンが来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするために他ならない」
ヨハネ10:10;「サタンは初めから、人殺しであり、・・・偽りの父である」同8:44。自殺者は、「自殺の後に苦悩からの解放がある」というサタンとこの世の偽りの情報に耳を貸したために、サタンの地獄のわなにはまった人々です。「殺人者(自殺者も含む)は、すべてそのうちに永遠の命(天国の命)を留めてはいない。」(1ヨハネ3:15)と聖書は言っています。
 ★自殺者はまた自己中心主義者で、残された家族に対する愛がありません。自殺後の後始末は遺族の仕事になり、遺族には自責の念をを含めて大きな心の傷が残ります。父親の自殺遺児の心は「お父さんが死んだのは私のせいかもしれない」という思いに悩まされ続けるといいます。
 ★主なる神はまた、ご自身のみ手の作品である私たち一人一人に計画をもっておられます。
「主は言われる、私があなたがたに対していだいている計画は私が知っている。それは、災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである」エレミヤ29:11
 ★「善悪を知る木の実を食べると、神のように賢くなれる」と言うサタンの誘惑の言葉に耳を傾けたアダムとエバ
(創世記3:5,6)の子孫である人類は、いのちに対する神の主権を横取りし、神を無視して自分のことを自分で決めるのは当然だとして、時には自分の命まで自らの手で絶ちます。自殺者は死後の安息を期待していたのに、実際はハデス(黄泉)の火炎地獄の中でもだえ苦しんで、サタンに唯々諾々とだまされたことを後悔し、歯軋りしてくやしがっているのです(ルカ16:22,23)
 ★あなたが人生に関するこの世とサタンの偽情報に振り回されて、地獄で永遠に苦しむことがなく、あなたを罪とその裁きから救うために、主は十字架と復活のただしい救いの情報(福音)を聖書と教会によって伝えておられるのです。主イエスはあなたに欲望のままに生きる空しい一生を送らせるためにあなたを造られたのでなく、あなたが主イエスを信じさえすれば、平安と喜びと命にあふれる神の子供の充実した命をあふれんばかりに持つためなのです。
 ★救い主イエスがこの世に来られたのは、「罪を取り除くため
」(1ヨハネ3:5)であると共に、人々をだまして滅びに陥れる「サタンの仕業を滅ぼすため」(1ヨハネ3:8)です。
 ★苦悩からの逃れ場は、サタンが指し示す自殺にあるのではなく、救い主イエス・キリストにあるのです。「主を恐れることによって人は安心を得、その子らは逃れ場を得る。主を恐れることは命の泉である、人を死のわなから逃れさせる」(箴言14:26,27)

 聖書の言葉
 ★「主イエスを信じる者は永遠の命をもつ」(ヨハネ3:15)
 ★「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたし(主イエス・キリスト)のもとに来なさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、私のくびきを負うて私に学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負い易く、私の荷は軽いからである」(マタイ11:28〜30)
 ★「わたし(主イエス)が来たのは、羊(キリスト信徒)に命を得させ、豊かに得させるためである」
(ヨハネ10:10)
 ★
「さてあなた方は、先には自分の罪過と罪とによって死んでいた者であって、かつてはそれらの中で、この世の習わしに従い、空中の権を持つ君、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊(悪霊)に従って、歩いていたのである。」(エペソ2:1,2)
 ★「主の御名を呼び求める者はすべて救われる」
(ローマ10:13)

★あなたへのメッセージ小目次(S.contents) ご参照



 Q.9 愛があれば、結婚前の性交渉も許されるのではないでしょうか?

 
前7問とその答え同様、もし進化論が正しく、猿が人間のご先祖様なら、人間も猿同様に好きな相手と好きな時に肉体交渉をもっていいことになります。
 ★しかし、人間は猿の子孫ではないのです。人間と猿は全く別の生き物なのです。人は聖(きよ)い神のかたちに似たものに、神様の息をその鼻に吹き込まれて造られたのです(創世記2:7)。「それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。」(創世記2:24)。すなわち、男と女が好きだから一緒になるという同棲ではなく、神の御前で結婚し、夫と妻となってはじめて肉体関係をもつことが許されるのです。
 ★婚外性交渉によって蔓延する各種の性病は、その不純行為を断罪される神によって、違反者を懲らしめるために導入された神の怒りのムチと見る事が出来ます。妊娠中の女性がこの種の病気にかかると子供が先天的な欠陥をもって生まれてくる危険性もあります。男女が清潔な身体で神の御前にきよい結婚をすることが幸せな家庭を築く土台です。
 ★同性愛(ローマ1:24〜27)も自慰行為も聖なる神に憎まれる不潔な行為です。
 ★このことを教えているのが、十戒の第七戒「姦淫してはならない」です。この戒めは性に関する清い外面的行いを教えるだけでなく、内面的にも清らかに生きることを教えます。すなわち、情欲を心にいだいて婚姻関係外の異性に心を寄せることは姦淫に等しい行為とみなされます。



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キリスト紀元2003年 8月 30日公開


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