主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも あなたの家族も救われます。聖書・使徒16:31

       


 
凶悪な犯罪が日本列島各地で、次々に発生する物騒な世の中となりました。約二千年前に書かれた新約聖書は、このような時代の到来を預言して次のように語っています。「不法がはびこるので、多くの人達の愛は冷たくなります」(マタイ24:12)
 人類の代表者として最初に造られた人間アダムの罪以来、人は生まれながら罪の性質をもっており、その性質は悪化の一途をたどり、遂には神の裁きの日を迎えざるを得ない事態になることが、聖書に預言されています(2ペテロ3:10)
 聖書が言う罪とは、子が親に逆らい、親を無視して生きるように、人が人間の造り主である父なる神の御心に逆らい、この方を無視して生きることを意味します。この罪とその報いから私達を救うために、神は、ご自身のひとり子イエス・キリストを救い主としてこの世にお遣わしになりました。それは、御子イエス・キリストの十字架上の身代わりの死と復活によって、それを信じる者には誰にでも罪の赦しと死後の裁きからの救いと永遠の命を与えるためなのです。「主イエスを受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった」(ヨハネ1:12)
 主イエスの行いと教え 主イエスは古代ユダヤ王国の第二代王ダビデの子孫として乙女マリヤより生まれ、およそ三十歳の時、キリストとしての公生涯に入られ、十二弟子らを従えてユダヤ全土を巡り「罪を悔い改めて、神の国の福音(よい知らせ)を信じなさい」と人々に宣(の)べ伝えられました。五つのパンと二匹の魚で五千人以上の人々を満腹させ、死人をよみがえらせたり、生来の盲人の目を開ける、悪霊に悩まされている人々から悪霊を追放するなど、あらゆる種類の病気を癒(いや)されました。
 主イエスは「健康な人には医者はいらない。私は正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるために来たのです」(ルカ5:31,32)と言われ、収税人や遊女といったユダヤ人から罪人としてさげすまれていた人々と食事を共にし、彼らを悔い改めに導かれました。また律法学者、パリサイ人等、当時のユダヤの国の指導者たちについては、「偽善な律法学者、パリサイ人達よ。あなたがたは、災いです。さかずきと皿の外側は清めるが、内側は貪欲と放縦(ふしだら)で一杯です。盲目なパリサイ人よ。まず、杯の内側(自分の心)を清めなさい。そうすれば、外側も清くなります」と警告されました(マタイ23:25,26)
 主イエスの十字架と復活 主イエスの名声と人気をねたんだユダヤの民の指導者たちは、主を裏切った弟子ユダの手引きにより主イエスを逮捕し、ローマ総督ピラトに引渡しました。裁判官でもあるピラトはイエスに何の罪も認めませんでした。しかし、ユダヤの指導者たちは「彼は、人間なのに自分を神と同等の神の御子と自称しているのでユダヤの律法(神の法律)では死罪に当たる」と主張して、民衆を扇動してイエスの十字架刑をピラトに要求させました。民衆の暴動を恐れたピラトは民衆の要求に屈服してイエスに十字架の死刑を宣告しました。
 主イエスは人々の侮辱のうちに、十字架上で死んで葬られましたが、神の御子が墓の土になるはずがありません。主イエスご自身の予告とキリスト紀元前に書かれた旧約聖書の預言の通りに、三日目に死なない身体に復活されました。すなわち、部屋の鍵を内側から掛けて集まっていた弟子達の前にこつ然と姿を現し、うれしさの中にも半信半疑だった彼らに、ご自分のからだに触れさせ、共に食事をして、肉体の復活の事実を確認させられました(ルカ24:36〜43)
 「キリストは私達のために呪(のろ)いとなって、私達を律法の呪いからあがない出してくださった。聖書に、『木にかけられる者は、すべて呪われる』と書いてあるからである」(ガラテヤ3:13)。罪の無い清い神の御子が、私達の罪を背負って私達の代わりにすべての呪いを十字架上で引き受け(ここに、私達への神の愛が表されました)、復活の力によって私達に新しい命と祝福と癒しを与えてくださったのです。主イエスは、世の終りの日に世を裁くために再びこの世に来られることを約束して、弟子達の見守る中、復活から四十日後天に帰って行かれました。
 信じるすべての者に約束の聖霊(聖なる神の御霊)が与えられる その十日後、主イエスが前もって弟子達に約束していた神の御霊が彼らの上にくだりました(使徒2:1〜21)。父、御子、御霊の三位一体の神の第三人格の聖霊なる神が、信徒の心の中に永遠に共に住むために入って来られたのです。これによって、神が守り手、導き手、助け主、親友として、信じる者達と共にいてくださるのです(ヨハネ14:16,17)
 弟子達はこの聖霊によってキリストの復活の強力な証人とされ、ユダヤをはじめ、世界各地に出て行き「キリストの十字架と復活による罪の赦しの福音」を人々に宣べ伝えました。その際、彼ら弟子達の宣教は言葉だけでなく、主イエスが行なったと同様の奇跡が伴いました。すなわち、病人が癒され、手足のマヒした者がとびはね、悪霊づかれの人から悪霊が出て行き、死人がよみがえりました。これは、主イエスが前もって弟子達に預言なさっていた通りの出来事でした。すなわち、「私を信じる者は私のしているわざを行い、またそれよりも更に大きなわざを行なう(ヨハネ14:12)」という主イエスの約束の成就でした。
 主イエスの救い 「キリストが現れたのは、罪を取り除くためです」(1ヨハネ3:5)。主イエスの救いは人類の不幸の根源である罪を取り除き、心に何者によっても奪い去られることのない平安と満ち足りた喜び(ヨハネ14:27;16:22)と新しい命(天国の命、永遠のいのち)を与えるばかりでなく、精神と肉体に健康と癒しとをもたらすものです。また、キリストが現れたのは、「ヤミの世の主権者である悪魔の仕業を打ち壊すため」(1ヨハネ3:8)です。主イエスは信じる私たちの心に共に住み、共におられる聖霊によって、私達を暗闇の勢力であるサタンに対する勝利者としてくださるのです(1ヨハネ2:13)。つまり、天地の主が信じる私達の味方となって、あらゆる悪と災難と悪霊の仕業から、私達とその家族を救い、守ってくださるのです。
 更に、キリストの救いは人類だけのものでなく、人の罪のために汚染された世界を造り替え、再創造する宇宙大の救いなのです(2ペテロ3:13)
 この救いを、よい行いや献金との引き換えや報酬としてではなく、自分の罪を認めて、これを憎み退け、救い主イエス・キリストを心から信じる人々に、恵みとしてただで与えるというのが、唯一のまことの神、天地の主がお決めになったご計画なのです。「神は宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです」(1コリント1:21)。キリストが清いご自身の血潮という高価な代価をすでに支払ってくださったからです(使徒20:28)
 キリストの招き 神のこのご計画と招きに答えて、イエス・キリストというノアの箱船に乗り込む人たちは幸いです。旧約聖書の時代に、「世界を大洪水で滅ぼすから、箱船を造って自分達を救え」という神のお告げを信じて陸地に大きな箱船を造ったノアは、家族八人と動物達を大洪水から救いました(創世記6:5〜8:22)。ノアの語る神の言葉を信じなかった人々は、ノアの預言通りやってきた大洪水に一人残らず飲み込まれました。このノアの箱船の話は単なる神話ではなく、洪水の後、ノアが船から降りた地点であるトルコ共和国のアララテ山頂に箱船の形を飛行機から確認できる状態でその遺物が今も残存しているのです。
 このお方キリストによる以外に救いは天上天下のどこにもありません(使徒4:12)

 主イエスは言われた、「人は新しく生まれなければ神の国を見ることは出来ません」(ヨハネ3:3)。 

 「すべて重荷を負って苦労している者は、私のもとに来なさい。私があなた方を休ませてあげよう。私は柔和で心のへりくだった者であるから、私のくびきを負って、私に学びなさい。そうすれば、あなた方の魂に休みが与えられます。私のくびきは負いやすく、私の荷は軽いからです」
マタイ11:28〜30)。 

 「誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です」
(2コリント5:17)


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 ◆このメッセージは当教会トラクト
「グッドニュースよい知らせ」No.4(キリスト教伝道パンフレット)として2004年9月10日に発行し2005年6月までに当教会周辺(淡路島洲本市以北、神戸垂水区の一部地域)に2万枚配布予定で、現在配布中のものです。



URL http://31church.net
キリスト紀元2004年 9月 10日公開


あなたへのメッセージ
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