ゴスペル よい知らせ キリストをあなたに @31church.net
聖書
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「私たちを試みに会わせないで、悪しき者からお救い下さい」(マタイ6:13)
 「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」(
1ペテロ5:7)
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「何事も思いわずらってはならない。ただ、事毎に、感謝をもって祈りと願いとを捧げ、あなた方の求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることの出来ない神の平安が、あなた方の心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう」(ピリピ4:6〜7)


はじめに

 ★つい十数年前までは日本は世界一安全な国と言われていたのに、今はアメリカ並みに危険な国になってしまいました。我が国は何でもアメリカの後を追って同じ道を歩もうとしているようです。
 ★最近は小学生の女の子たちが、人間の顔をした悪鬼たちの犠牲になっています。同年代の女の子を持つ親御さん達の心中を察して余りある状況です。

T.聖書は今の世について何と言っているか
 ★聖書は2000年前から、この世の邪悪性を見抜き、人々に
 
「この曲がった(邪悪な)時代から救われよ」(使徒2:40)
と呼びかけています。
 ★聖書はこの世の邪悪性は人類の始祖アダムの罪の結果であることを明示しています(ローマ5:18)。アダムがサタン(悪魔)の誘惑に負けて神の戒めを破ったので、全人類は生まれながら罪の性質をもっているのです
(創世記3:1〜7)。人のこの罪の性質を足がかり手掛かりとして、サタンはこの世を支配しています(Tヨハネ5:19)

 ★当方の教会は世界一を誇る小さな教会ではありますが、NTTのタウンページに教会の広告を出しております。その広告料は電話料金と一緒に自動振込みで支払うことになっています。それにも拘わらず、タウンページ広告料と紛らわしい名目で振込用紙が某職業別電話帳会社から送られてきます。不注意な人はNTTのタウンページ広告料の請求書と思い込んで振り込んでしまいます。これがこの悪徳業者の狙いなのです。全く油断も隙もならない世の中です。
 ★また、悪徳建築業者らによるマンション・ホテルの耐震強度偽装事件は、国家が国民の安全を守ってくれる時代が終わり、国民は自分の生活を自分で防衛しなければならない時代に移りつつある悪い兆しなのかと、暗澹たる思いにさせられます。

U.自分の身の安全を守る方法は?
 ★「この邪悪な・曲がった時代から救われる」唯一の方法は、罪からの救い主イエス・キリストを心を開いて自分の救い主として受け入れることです。
 ★主イエスはご自分の十字架の死と復活によって、死の力を持つサタンにすでに勝利して居られます。

 「このように、子達は血と肉とに共に与っているので、イエスもまた同様に、それらを備えておられる。それは、死の力を持つ持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、死の恐怖のために一生涯奴隷となっていた者たちを、解き放つためである」(ヘブル2:14,15)

墓からよみがえって弟子達の前に姿を現された主イエスは
 
「私は天においても地においても、いっさいの権威を授けられた」(マタイ28:18)
と宣言されました。
 ★十字架によって闇の世の主権者サタンに勝利された主イエスの御名によって、父なる神に祈る時、私たちと私たちの家族は悪から救い出され、サタンに勝利することが出来ます。
 ★主イエスは主の祈りの中で
「我らを試みに会わせず、悪からお救い下さい」(マタイ6:13)
と祈ることを命じておられます。主イエスの御名によって祈ると、サタンとその配下の悪霊どもは逃げ退くのです。

 
「そういうわけだから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、彼はあなた方から逃げ去るであろう。神に近づきなさい。そうすれば、神はあなた方に近づいてくださるであろう」(ヤコブ4:7,8)

 ★約2000年前、世界最初のクリスマスの時、母マリヤと養父ヨセフは幼子イエスを連れて、ベツレヘムの町からエジプトの国へ逃れて行きました。主の御使いが夢でヨセフに現れ、
「ヘロデ王が幼子イエスを探し出して殺そうとしているから、エジプトへ行き、私が知らせるまでそこに留まっていなさい」と警告したからです(マタイ2:13)
 ★ユダヤの極悪大王ヘロデは、彼ら一家が逃れた後、人を遣わしてベツレヘムとその近辺に住む二歳以下の男の赤ちゃんを皆殺しにさせたと記されています
(マタイ2:13〜23)
 ★それから40数年後、ヘロデ大王の孫ヘロデ・アグリッパ一世がキリスト教会への迫害を目的として使徒ペテロを捕らえて投獄し、4人一組の兵士ら4組に引渡し、監視させていました。数日後、民の前に引き出して公開処刑をするためでした
(使徒12:4,5)
 ★その知らせを受けて、教会は熱心にペテロのために祈っていました。この祈りが天に届き、奇跡が起きました。
 ★ヘロデがペテロを引き出して処刑しようと予定していた日の前夜、厳重に16人の兵士らに監視されていた状況の中から彼は天の御使いの手によって救出されたのです。その間の出来事について、使徒行伝はこう記しています。

 ★「ヘロデが彼を引き出そうとしていたその夜、ペテロは二重の鎖につながれ、二人の兵卒の間に置かれて眠っていた。番兵達は戸口で獄を見張っていた。
 ★すると、突然、主の使いがそばに立ち、光が獄内を照らした。そして御使いはペテロのわき腹をつついて起こし、『早く起き上がりなさい』と言った。すると鎖が彼の両手から、はずれ落ちた。御使いが『帯を締め、靴を履きなさい』と言ったので、彼はその通りにした。それから、『上着を着て、ついて来なさい』と言われたので、ペテロはついて行った。彼には御使いのしわざが現実のこととは考えられず、ただ幻を見ているように思われた。彼らは第一、第二の衛所を通り過ぎて、町に抜ける鉄門のところに来ると、それがひとりでに開いたので、そこを出て一つの通路に進んだとたんに、御使いは彼を離れ去った。
 ★その時ペテロは我に帰って言った、「今初めて本当のことが分かった。主が御使いを遣わして、ヘロデの手から、またユダヤ人たちの待ちもうけていたあらゆる災いから、私を救い出して下さったのだ』」
(使徒12:6〜11)

 ★聖書は
 「悪魔が吼えたけるライオンのように食い尽くべき獲物を捜し求めて歩き回っている」(Tペテロ5:8)
世の中の現状を描いています。このような危険に満ちている世の中にあっても、天地の主を信じる私たちキリスト者は幸いです。私たちは詩篇の歌人たちと同様に、次のように言うことが出来るからです。

 ★
「いと高き者のもとにある隠れ場に住む人、全能者の陰に宿る人は主に言うであろう、『我が避け所、我が城、我が信頼しまつる我が神』と。
 ★主はあなたを狩人のわなと、恐ろしい疫病とから助け出されるからである。主はその翼をもって、あなたを覆われる。あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。そのまことは大盾、小盾である。あなたは夜の恐ろしいものをも、昼に飛んでくる矢をも恐れることはない。また暗闇に歩き回る疫病をも、真昼に荒らす滅びをも恐れることはない」
(詩篇91:1〜6)

結び

 ★筆者は10数年の間タクシーの乗務員をしておりましたが、その間、交通事故死の危険、無法者に絡まれての身の安全の危機などいろいろ危ない目に遭って来ましたが、祈りを通して主に守られて参りました。主に感謝。

聖書
 「主イエスを信じなさい、そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」 使徒16:31



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キリスト紀元2005年 12月 20日更新


〈12〉いま子育て中のあなたへ
あなたへのメッセージ
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