ゴスペル よい知らせ キリストをあなたに @31church.net
  聖書のキーワード

〈4〉「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」。ヨハネ3:16

 ★この聖句は聖書の福音(良い知らせ=Gospel)の真髄を表現しています。神の御子キリストが世に来られたのは、自分免許で来られたのでなく、父なる神の御心に従ってのことであることが示されています。罪のない御子キリストの十字架の死は神の愛と神の義(罪を憎む神のきよさ、ただしさ)とが十の字に交わるところであることを表しています。神の義がこの聖句のどこに表されているかというと、「御子を信じる者は滅びない」と言うところです。それは「信じない者は滅びる」ということであり、その原因は不信仰であり、不信仰と罪を憎む神の義が信じない者を裁き、永遠の滅びに定めるのです。
 ★神の愛は信じる私たちを地獄の永遠の滅びから救い、永遠の命を与えるためにご自身のひとり子を与えてくださったことに表されています
(1ヨハネ3:16;4:9)


〈5〉「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたが遣わされたイエス・キリストとを知ることであります」。ヨハネ17:3

 ★この聖句は永遠の命とは、神とキリストとを「知ること」だと言っています。聖書がいう「知る」とは、「知識を持つ」とか「頭で理解する」とかいうことではありません。創世記4:1の「人(アダム)はその妻エバを知った。」と言う時の「知った」が意味することのように、頭だけの理解だけでなく、全身全霊による体験を意味します。すなわち、霊、精神、肉体の人間性全体によって神とキリストと交わって体験して納得することです。
 ★この永遠の命を知った者、体験した者の状態を聖書は次のように描いています。「あなたがたは、イエス・キリストを見たことはないが、彼を愛している。現在、見てはいないけれども、信じて、言葉に尽くせない、輝きにみちた喜びにあふれている(別訳=至福の喜びで心がわくわくしている)。それは、信仰の結果なるたましいの救いを得ているからである」
(1ペテロ1:8,9)
 ★この命と救いを私たちに体験させて下さるのが、父なる神から出て、御子から遣わされて私たちの心に永遠に住んでくださる聖霊なる神です
(ヨハネ14:16,17)


〈6〉「イエスは言われた『私はよみがえりであり、命である。私を信じる者は、たとい死んでも生きる』」ヨハネ11:25

 ★「イエスは言われた、『わたしには、自分の命を捨てる権威があり、またそれを取り戻す権威がある。これはわたしの父から授かった定めである』」。
(ヨハネ10:18)

 ★上記の二つの聖句は、ただの人間が口にできる言葉ではありません。この言葉を聞いたユダヤ人が言ったように「彼は悪霊に取り付かれて、気が狂っている」
(ヨハネ10:20)と考えるか、聖書が証し、私たちキリスト者が信じるように「イエスは人となられた神」と信じるか、すべての読者は自分で判断し、二者択一しなければなりません。
 ★キリストは十字架上の自発的死
(ルカ23:46;マルコ15:44))と自らの3度の予告通りの三日目の復活(ヨハネ20:19〜29)によってまさしく「人となられた神である」ことを実証されました。


URL http://31church.net
キリスト紀元2003年 9月 30日公開

3