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    話の泉

〈13〉この世界は悪い者の支配下にある


聖書
 
「私たちは神から出た者であり、全世界は悪しき者 (ギリシャ語「ト・ポネーロン」単数形でサタンを指す) の支配下にあることを知っている」           Tヨハネ5:19

 ★今回の9.11郵政民営化衆議院総選挙で小泉公明連合政権が圧勝したことによって、この結果を選択した日本国民自身に今後重大な影響が及んで来ることが予想されます。
 ★営利を追求する民間ビジネスの世界に郵便事業が移されれば、過疎地の郵便局は閉鎖され、一般郵便料金は値上げは当然となります。また、国民の貯金箱の郵貯・簡保の340兆円は世界のはげたかファンドの餌食になることは必至と言われています。
 ★国民が自らの首を絞めるような結果を選択するに至った理由は、一つには小泉首相のタレント的な人気(政治家としての人気でなく、ミーハー的人気)であり、また彼の人心を掌握する能力にありました。二つ目は米国政府の
改革要望書に忠実な彼をブッシュ政権が後押ししていたこと。そして、小泉・竹中コンビがその事実を国民の目から隠していたこと。そして、その米国主導の(日本国民のためでなく米国のための)構造改革がばら色の未来を約束するかの様な錯覚を国民に与えたこと。三つ目にニューヨーク・ウォール街から3000億円の広告費が日本のマスコミにつぎ込まれることによって、日本の新聞・テレビが小泉礼讃一辺倒に傾いたこと、などが挙げられます。
 ★日本は日米安保条約によって守られて来たから、アメリカの言うことを聞かねばならないと多くの同胞は思っています。それならば、日本の主権を侵害している北朝鮮による日本人拉致事件を何故アメリカは本腰を入れて解決しようという態度さえ見せないのでしょう。アメリカが「同盟国日本に対する主権侵害はアメリカの主権に対する侵害」として米朝二国会談で決着を付けようとすればすぐにでも解決出来るものを何故それをしないのでしょうか。その理由は、米軍が世界戦略の一環として日本に駐留を続けるためには北朝鮮の日本国民に対する脅威の継続的存在が必要だからに他なりません。
 ★世界一の借金大国アメリカの国債を世界一大量に買い続けているのが日本であり、しかも、このアメリカ国債を売りに出すことは許されていないのです。かくして、日本のアメリカへの隷属度を深めさせ、日本をアメリカから自立する意欲をも失わせた上で、日本の富を一方的かつ徹底的に吸い上げる目的をもったものが、アメリカ主導の(日本国民のためのものでなく、アメリカの国益のための)構造改革であり、日米安保であるということになります。
 ★アメリカは世界への民主主義の推進国で善良な国かというと、実態はそうではないのです。アメリカの背後に、否、アメリカだけでなく、全世界の背後に悪い者の組織が暗躍しているのです。このことを言いたいために、上記のことを論じてきましたが、これは筆者一人の思い込みではなく、多くの有識者の見解であって、インターネットで情報を蒐集して見るならすぐに分かることなのです。
 ★この悪い者達の組織は、自分達を「イルミナティ」と呼ぶ超国家的かつ超富裕層に属する少人数の人々によって構成された秘密結社です。イルミナティとは「光をあたえるもの」という意味があり、その光とは聖書の神に敵対して堕落した堕落天使ルシファーの光を表します。従って、イルミナティはサタンを崇拝する、悪魔礼拝者の集団です。彼らの目的はキリスト教を破壊し、世界の宗教を統一し、彼らが無駄と考える余分な人口を暴力によって削減し、世界統一帝国を樹立し、その全国民に番号をつけ、その番号を持たない者らが生きて行けないようにすることです。この秘密組織イルミナティは、新約聖書の時代にすでに存在していた反キリスト
(Tヨハネ2:18)と同様、悪魔に起源をもつ反キリスト集団です。
 ★この世に対するサタンの支配を許してしまった最大の原因は、人類の始祖アダムの罪とその子孫である全人類の罪の性質にあります。「全世界が悪魔の支配下にある」とは言っても、旧約聖書ヨブ記にあるように、そのサタンさえ神の許しが無ければ何も出来ないのです。神の計り知れない、深遠な英知によって、神の最終的な目的実現のために、サタンのその悪行さえも利用されているのです。それは丁度、イスカリオテ・ユダの裏切り行為と言う悪行によって十字架による人類の救いの御業(福音)が実現したのと同様です。
 ★世界が堕落したために、ノアの洪水によって昔の世界が滅ぼされたように、今の世界はサタンに後押しされた悪い者たちの暗躍によってますます悪くなり、その悪が爛熟した時、世の終わりとキリストの再臨が聖書の預言の通りに実現するのです。
 ★キリストが再臨する直前に、大患難の時代(反キリストによる世界統治の時代)がやって来ることが、聖書に預言されています。

 
「預言者ダニエルによって言われた『荒らす憎むべき者(反キリスト)』が聖なる場所に立つのを見たならば読者よ、悟れ、・・・その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もない様な大きな患難が起こるからである」(マタイ24:15,21)

 ★上記のみ言葉に予告されている時代は世界のクリスチャンが大迫害を受け、多くの殉教者が出る時です。しかし、真のキリスト者はキリストのための死を恐れません。死は天国への入り口だからです。

 「からだを殺しても魂を殺すことの出来ない者どもを恐れるな。むしろ、身体も魂も地獄で滅ぼす力のある方を恐れなさい。二羽のすずめは2アサリオンで売られているではないか。しかも、あなた方の父の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない。それだから、恐れることはない。あなた方は多くのすずめより勝ったものである」(マタイ10:28〜31)。

 ★日本ばかりでなく世界が、聖書のことばの通りに悪い方向へ、そして最終的滅亡と裁きへと刻一刻と近づいています。唯一の救い主イエス・キリストをまだ信じていない人は、今からでも遅くはありません。転ばぬ先の杖として、主イエスを心に迎え入れてください。

 
聖書「イエスは言われた、『わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きる』」(ヨハネ11:25)
 「主イエスはこの12人(使徒)を遣わすに当たり、彼らに命じて言われた、『わたしがあなた方を遣わすのは、羊を狼の中に送るようなものである。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直であれ』」
(マタイ10:5,16)

リンク集2の〈U〉社会の真相を知るためのサイト集 をご参照ください。



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キリスト紀元2005年 9月 20日公開

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