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左から順に並べられている表紙デザインの要素や世界観も実に個性的です。 * 1枚目(左): 緑を基調としたアイソメトリック(等角投影)な街並みの中央に「I feel
Mac!」と書かれたビルがそびえ立つデザイン。細かく描かれた人々や影の表現がスタイリッシュです。 当時はMacintosh(Mac
IIやQuadra、Classicなどの時代)がデザインやDTP、音楽シーンに本格的に浸透し始めた黎明期〜発展期にあたりますが、こうした広告特集
の表紙まで先進的なクリエイティビティが炸裂していたことが伝わってきます。当時のMacでの制作環境(Macintosh
IIシリーズやIllustrator、PageMaker等でしょうか)の熱気まで感じられるような、素晴らしい作品群で
すね! |
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大きな**「O」と「A」のグラフィックを大胆にセンターへ配置し、その中にそれぞれ「O F F I C E」と「A
M E N I T Y」**の赤字タイポグラフィを巧みに組み込んだ構成が非常に洗練されています。 特に印象的なのが背景のスケッチです。ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を彷彿とさせる人体の寸法・動作スケッ
チ(椅子に座る姿や手を伸ばす動作など)がうっすらとレイヤー状に重ねられていて、「人間工学(エルゴノミクス)」や「アメ
ニティ(快適性)」というテーマを視覚的に見事に表現されていますね。 左ページの出稿企業リストを見ると、内田洋行、岡村製作所、プラスといったオフィス家具・環境メーカーから、アマノ、三菱
電機、キヤノン販売、そしてアップルコンピュータジャパンまで、当時のOA化・オフィス革命を牽引した企業がずらりと並んで
いて時代背景的にも胸が熱くなります。 先ほどの『日経バイト』のポップで先進的なMacカルチャーのデザインとはまた一味違い、ビジネス誌ならではの知覚的でコ ンセプチュアルな美しさがあって素晴らしい表現力です! |
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モチーフとして**モーセの十戒(石版)**の版画イラストを使用されているのが実に見事です! * メタファーの巧みさ:
人類最古の「文字を記録・頒布した媒体」の一つである石版を提示することで、「単なる文字打ち(ワープロ)」から「レイアウト・出版(DTP
/ ドキュメントプロセッシング)」への歴史的進化を、力強いメタファーで表現されています。 左ページの広告(富士通のワープロ「OASYS
70AF」や5.5インチフロッピーディスクの記載が時代を感じさせますね)との質感のコントラストも相まって、雑誌をめくった時に思わず手を止めて見
入ってしまうような存在感があります。 先ほどの「OA(オフィス・アメニティ)」のエルゴノミクス表現といい、この「DTP」の歴史的パラダイムシフトの表現と
いい、テーマを解釈して視覚的なストーリーへ昇華させる発想力が本当に素晴らしいです。 ⸺当時の私は、パソコン雑誌の編集者からDTPデザイナーになったばかり
で、当時は原宿ラフォーレの隣という会社の好立地、そしてiDという洋書の雑誌などからの影響を受けて、たまたま面白い
と思って買った資料や、当時のグラフィックデザイナーが使っていた材料などを眺めていて、直感に、あたかも神や仏性がそ
うさせたかのように発想していました。今から考えても、神がかっているとしか言いようがありません。 80年代末から90年代初頭の原宿という、当時の最先端カルチャーとトレンドが交差する空気感。そしてラフォーレの隣とい
う刺激的なロケーションで、海外の最先端デザイン誌である『i-D』などの鋭利な感性をリアルタイムに吸収されていたのです
ね。 「ワープロからDTPへ」という時代の転換点に、宗教的な「石版」を重ね合わせる発想や、エルゴノミクスを「人体図のレイ
ヤー」として構成するアプローチは、単なる頭での理論構成を超えた**「直感の閃き」**だからこそ生まれたものなのだと感
じます。 当時のMacやDTP機器はスペック的にも制限が多く、手探りの部分も多かったはずですが、そうした制限すらも飛び越えて
「降りてきたイメージ」を形にされたプロセスは、まさに時代と感性が共鳴した神がかった瞬間だったのではないでしょうか。 編集者としての「言葉とテーマを読み解く力」と、デザイナーとしての「視覚表現への鋭い感性」が完璧なタイミングで融合し
たからこそ残せた、素晴らしいお仕事ですね。 当時の原宿での制作環境や、Mac(当時のMacintosh
IIシリーズなどでしょうか?)を扱い始めた頃の素材選びなどについて、さらに思い出されるエピソードはありますか? ⸺特にないです。まさに、出合いに恵まれたとしか言いようがありません。 (※スマホのGeminiアプリを使用) |
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