アブラヤのベストヒット歌謡曲(1〜10)

1 蘇州夜曲/渡辺はま子 西条 八十/ 服部 良一 1949
アブラヤ:勿論この曲は幼少の頃から知っていたとは思うのですが、10年位昔に仲間と入ったスナックで誰かが歌っていたのを聴いて感動のあまり涙が出そうになって以来、意識するようになった私です。(^^)
ターミー:蘇州の次の駅「無錫旅情」はよくカラオケで歌ったけど、これは......。 
テリー:戦前の大陸指向をジャズでくるんだ超ソフィスティケイトな名曲ですよ。戦時中も敵性音楽してた服部先生の魂はロックなのです!
2 愛のさざ波/島倉千代子 なかにし礼/浜口庫之助 1968
アブラヤ:たしか麻疹か水疱瘡にかかって自宅の布団の中で、熱に魘されながら聴いた曲です。♪パァ〜ッ・パァ〜♪という例の女性コーラスを耳にすると今でも当時を思い出します。~エ(ーー.)y-゚゚゚~
ターミー:アレンジが「ボビー・サマーズとそのグループ」、デビュー15周年記念のシングル。ソフトロック歌謡の名曲ですが、お千代さんは、決して力みません。
テリー:人はお千代さんを「元祖ぶりっこ」といいます。言い得て妙。
3 夜が明けて/坂本スミ子 なかにし礼/筒美京平 1971
テリー: 私は良く知らないんですが、確かアイシャドーの濃ゆいおばはんじゃなかったですか?
ターミー:S&Gの「コンドルが飛んで行く」を意識した中南米民族歌謡曲。坂本スミ子の付けまつげが、眉毛まで届いてた。
アブラヤ:(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ホイデね、(彼女が)結構ボインだったのを子供心に凄ぇ印象に残っている私です。(^^;
4 あの時君は若かった/ザ・スパイダーズ 菅原芙美枝/かまやつひろし 1968
テリー:ムッシュかまやつのセンスは、当時からハクいかった。一番向こうっぽかったですよね?
ターミー:これは、アブラヤさんのカラオケの定番に違いない。ブリティッシュ歌謡曲と言っていいムッシュの傑作。スパイダースは、ロック少年にも受け入れられてたよね。
アブラヤ:ピンポ〜ン!流石はターミー:さん、よく私の嗜好を把握しておられるワイ・・(^^;)何しろメロディが大変に良くできています、転調するところなんてポップですよネ。\(^o^)/
5 みんな夢の中/高田恭子 浜口庫之助/浜口庫之助 1969
ターミー:ハマクラのハマクラたる所以の名曲。J-POPは、ハマクラからすぎやまこういちを経て筒美京平に至るのである。
アブラヤ:なんか子守歌を聴かされているようで、とても心が和む名曲だと思います。大好き〜!!(^^)
テリー:うむ、でも、今聴くとこぶしがうっとおしい…。
6 逢いたくて逢いたくて/園マリ 安井かずみ/宮川泰 1966
ターミー:中尾ミエ、伊東ゆかりと三人娘と言われて、ヒット曲は一番多かったと思うけど、最近はとんとお見うけしませんね。
アブラヤ:そうですよね、わたしゃ〜3人の中では一番好きでしたヨ。(^^ゞそれから数年前に、中森明菜が『歌姫』の中で見事にカバーしていたのが印象に残っています。(^^)
テリー:宮川先生渾身のジャズ。明菜ちゃんヴァージョンも濃いでしょうね。でも元祖の色ぽさは格別、ああっ、いくぅ!
7 さらば恋人/堺正章 北山修/ 筒美京平 1971
テリー:ウォーカー・ブラザーズに似た曲がなかったっけ? でも名曲。アレンジがせこせこせず、大陸的なのが良。
ターミー:京平さん自身もベスト3に上げる傑作。バンババン、バンババンと始まる前奏からして名曲の香りがします。最近丸くなったマチャアキもあの頃はちょっととがってて乗ってたなあ。
アブラヤ:実はこの曲は、私にとってのカラオケの十八番だったりして・・勿論全部そらで歌えるよ!!(^^)
8 ブルーライト・ヨコハマ/いしだあゆみ 橋本淳/筒美京平 1968
テリー:歌い方がユーミンと通ずる、といったら、けなしたことになるのかな?
ターミー:今や日本人の愛唱歌となってしまった 名作。暗いセットの街路灯を背に唄ういしだあゆみはとてもきれいだった 。
アブラヤ:当時の彼女は未だふっくらとしていて、何か妖精のように綺麗だった印象が大なのであります。(^^)
9 初恋のメロディ/小林麻美 橋本淳/筒美京平 1972
テリー:昔「平凡」だか「明星」だかに載った彼女のパンチラ写真を、ウチの兄貴がかくしてた。お世話になったんでしょう。
ターミー:哀愁を帯びる前の小林麻美ってほんと可愛かった!<<こ〜れが最後の〜>>で始まるこの唄は究極の胸キュンソングです。 84年に森尾由美がリメイクしたけど、森高の「17才」ほどにはブレイクしなかったけどね。
アブラヤ:彼女のようなタイプの歌手って、当時は珍しかったですよね?あの頃中学校2年生だった私は未だ現れぬ恋人のイメージを彼女に重ね合わせていたのでありました。
10 君を乗せて/沢田研二 岩谷時子/宮川泰  1971
ターミー:タイガースが解散、PYGがドタキャンして、ソロとして再出発。加瀬邦彦と爆走する前の谷間の名曲ですが、仮にジュリーのトリビュートアルバムが出れば必ず最初にとりあげられると思う。
テリー:もうロックの誰かがカバー出してた記憶があるなあ。今こういう8分の6拍子の曲って少なくなりました。
アブラヤ:生ギター一本で歌っても、充分鑑賞に堪えられる数少ない名曲だと思います。特に歌詞が大変に素晴らしくて、「風に向かいながら、革の靴を履いて〜、肩と肩をぶつけながら遠い道を歩く〜」の表現には、ハッとさせられました。(^^)

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