8月21日(金)
青森を12時に出港した超高速フェリーは函館に予定通り14時に到着しました。
フェーリー埠頭まで林原さんは出迎えに来てくれてました。
そのまま、林原号に乗り換え早速林道に向かいました。
もちろん、クワ採りでんがな。
 
これは餌を求めて自動車に寄ってくるキタキツネです。 
最近、旅行者が餌をやってしまう為、車道を歩き事故に逢うキタキツネが 
多いそうです。 
北海道に滞在した4日間で20頭以上のキタキツネを目撃しました。 
餌を自分で採れなくなってしまうのでしょうか? 
このキタキツネはひどく痩せてました。 
人間を見ると逃げてしまう他のキタキツネは体格・毛艶も良いものばかり 
でした。
林原さんは林道を目指す道道の途中で、「居た居た!」と車をバックさせる 
こと数回。 
北海道のミヤマはミクラミヤマのように真っ昼間、道路を歩っているのです。 
羽根についている白い紋は泥です。うーむ、見事な擬態。見事な偶然。 
それにしても、林原さんの動体視力の素晴らしいこと。
これがエゾミヤマポイントです。 
ミズナラはささくれ立った樹皮をしています。 
このささくれ立った樹皮の隙間から樹液が滲むそうで、 
それにクワガタが来るそうです。 
今年はエゾ型のミヤマの発生は少ないそうです。
おっ居た居た。 
大型ですねぇ。 
樹皮が剥がされてツルツルになっているのはクワ採りに来る 
人が、潜っているスジクワとか採るために剥がしちゃっているそうです。
これは凄い夏虫冬草ですね。 
違いますか。 
ただ、ミヤマのメスが隠れようとしてるだけですね。


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