Base1-3:カードの分類

  1-2  目次  1-4 目次一覧  掲示板  リンク

 プレイヤーがブックに入れるカードは、大きく分けて次の3つに分類できます。

 クリーチャーカード

 クリーチャーを召喚し、土地の確保を目的とするカードです。比較的、使う機会が多いのも特徴で、他人の領地への侵略にも使用されますし、土地に配置されることで特殊能力を発動するものもあります。しかしクリーチャーカードの目的は土地の確保と考えてください。

 クリーチャーには二つの能力が要求されます。ひとつは自分の領地を守る能力、もうひとつは他人の領地を攻める能力です。自分の領地を守り、他人の領地を攻めれば、土地は確保できます。この能力が高いクリーチャーほど、戦闘には強いと言えます。しかし、強力なクリーチャーであれば召喚にも魔力がかかり、扱うのが難しくなります。慣れない間は、低コストのクリーチャーを使った方が良いでしょう。

 また、クリーチャーは自分と同じ属性の土地に配置されることで、地形効果と呼ばれる防御修正を得られます。領地のレベルが上がるほど、地形効果も強力になり、より堅牢な防御が可能になります。クリーチャーと土地の属性を合わせるのが、ゲームの基本です。

無属性:地形効果は得られないが、低コストで様々な能力を持ったクリーチャーが多い。
火属性:高い攻撃力(ST)による侵略が可能。やや、制御が困難だが、戦闘能力は高い。
水属性:特殊能力(無効化、能力値変化)による防御が得意。増えることで能力が高くなる。
地属性:高い守備力(HP)による防御が身上。ストレートな能力が多く、高い安定性を持つ。
風属性:特殊能力(先制、能力値変化)による侵略を得意とする。全体的にトリッキー。

 アイテムカード

 戦闘時にクリーチャーに付与することで様々な効果を引き出します。ゲーム中に使用する機会は限られるので、あまり多くは投入しないのがコツです。また、クリーチャーによっては特定の種類のアイテムが使用できないため、クリーチャー全体の相性を考えて、ブックに採用するカードを選びましょう。

武器:クリーチャーの攻撃力(ST)を増やし、侵略を補助する。
防具:クリーチャーの防御力(HP)を増やし、防御を補助する。
巻物:地形効果を無視して、クリーチャーそのものにダメージを与える。侵略の切り札。
道具:上記には分類されない、様々な効果をもたらす。

 スペルカード

 自分の手番に使うことで、魔力を得たり、カードを引いたりと様々な効果を生み出します。スペルカードは「どのタイミングで」「何に」使うのかが常に問われるため、プレイヤーのスキルとセンスが問われるカードと言えます。1枚のカードでも多様な使い方ができることも、魅力でしょう。

 また、最も安定して使用できるのがスペルカードです。自分の手番に必ず1回は使う機会があるため、予定に組み込みやすいのが特徴です。スペルの機能は多岐に渡るため、クリーチャーのような分類はされていませんが、代表的なところでは次のようなものがあります。これはあくまで一般的に呼ばれているものであって、ルール上の分類ではありません。

収入:使用者の魔力を増やす。
干渉:対戦相手の魔力やカードに損害を与える。
ドロー:現在必要なカードを引く。
ダメージ:クリーチャーのHPを減らす。
地形変化:領地の属性を変化させ、連鎖を組みやすくする。

 カードの説明については以上です。やや癖のあるカードもあるので、実際に使ってみながら理解していくのが一番でしょう。

  1-2  目次  1-4 目次一覧  掲示板  リンク