「落ち着きなさいよっ!まこと君、救急車を呼んで来て!」
「俺はどうすりゃぁぁいいんじゃぁぁ」
「まこと君!!」
「はっ!! 救急車だね、救急車…ほい!まかせてぇぇ」
「…大丈夫かなぁ」
……
……数時間後。
「直美さん、子供は大丈夫だった?」
「……。まぁ、まこと君はふつーの都会の高校生だもんね。せいぜいあれくらい」
ははは……あれから管理センターの電話で救急車を呼ぼうとしたが、大混乱でハローダイヤルに電話するわ、時報や天気予報に電話するわ結局、警察に電話してそこから救急車を呼んでもらった。しかも救急は他の海水浴客が携帯で連絡済みだった。
「ごめん」
「いいのよ別に。供は大丈夫だったから。なんとかね」
「おわびにさ…
「悪いけど、今は一人になりたいの…帰って……」
あちゃぁ。嫌われちゃったかなぁ…あの時の俺、凄く格好悪かったもんなぁ。俺って駄目な奴。
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