この日は新冠に戻って、シルクHCでの出資馬を見学する予定にしていた。その前に1時間ほど時間があったので、新和牧場に立ち寄ってサクラスピードオーと再会してきた。
新和牧場は、以前は谷岡牧場新和分場と呼ばれていたハズだ。実際、「谷岡牧場新和分場」の看板を見たことがあって、正に同じ場所に新和牧場の看板が出ていたからである。二十間道路から新冠に向う道の途中の山に登る手前。見学時、厩舎脇に、ローラローラのお墓があった(サクラショウリ、サクラホクトオーのお墓もあった)ので、ほぼ間違いないと思う。
新和牧場に着くなり牧場の方にご挨拶。お目当てのスピードオーの居場所を確認して、早速サクラスピードオーが放牧されているパドックへ向う。隣のサンシャインパドックには、サクラシンオー、サクラユウシュンも放牧されていた。サクラエイコウオーは、放牧地に放牧されていた。
10:00からの見学であったが、早田牧場には9:45頃に到着したので、応接室で待たせていただく。この日は早田社長もいらっしゃった。物腰の柔らかい方であったが、他の従業員の方々とはちょっと違った、大牧場の社長という雰囲気を漂わせていた。
時間になったところで、まずは、私が出資している3歳馬、シルク98-40(リンネスプレンティの10)の厩舎へ案内していただく。テレサは「パドックで放牧休養中です。」というコメントばかりで、全く状況が分からなかったのだが、係のお兄さんの話では、釘を踏んで怪我をしてしまい休ませていた、とのことだった。しかし、怪我はもう良くなったので、近々調教も始められるそうである。とりあえず調教を再開できるという話を聞いて一安心したものだ。2歳時に見たときもそうだったが、非常に大人しいお馬さんであった。馬体重は484キロ。
次に、私が出資しようと思っている2歳馬、シルク99-48(ヒメゴゼンの11)が放牧されているパドックへ。出資検討中ということで、見学をさせていただいた。シルク99-48は8/23に入厩し、9/7から馴致を始めている。どういう性格の仔か聞いてみたが、まだ調教が進んでいないのではっきりとは分からないとのことだった。パドックで見た限り、この仔も非常に大人しい仔であった。馬体重は393キロ。
他の見学者の出資馬を見るためにパドック内を移動。早田牧場の馬には名札がついているので、当然ながらどんな馬がいるのかチェックしながらの移動となる。僕が見た中では、母パシフィカスが一番の良血であった。
引き続いて、他の見学者の出資馬(シルク98-50)の調教を見学した。僕の出資馬の調教は、残念ながら今年も無かった。頂いた調教日報によれば、シルク98-2(カチタガールの10)、ミネラロジーの10、ルビータイガーの10、セクシースジーズシークレットの10などが一緒に調教されていた(後3頭は山路氏の所有馬)。
この後は、他の見学者と別れて、シルク99-70(フルブラッドの11)の放牧地へ車で移動した。シルク99-70は、9/1に入厩していたが、馴致はまだ始まっていなかった。草を食べさせてあげたりして、しばしふれあいの時を過ごした。無事にレースに出てきてくれることを願いながら。