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愛馬レポート

年月レポート
98/10 ノーザンファーム空港牧場で定期的に15−15をこなしながら順調に乗り込んできたが、9月25日の調教後にやや右肩の歩様を気にしたので、大事をとり少し調教を休ませることにした。一時的な筋肉痛とのことで問題はなかったが、しばらくはwマシンで調整していき、12日から乗り運動を再開している。中間ラクをさせたが、とくに体が緩むこともなく、力のあるしっかりした動きを見せていた。相変わらずうるさい面を見せるなど休む前と雰囲気は変わらず、心配はないようだ。厩舎の調整がつき10月18日に栗東の加藤敬二厩舎へ入厩した。
98/09 9月はノーザンファーム空港牧場で坂路1000m×2本を乗られている。順調にペースを上げて、定期的に15−15も乗っている。「いつ入厩してもよいデキ」とのことで、すっかり軌道に乗ったようだ。9月7日現在の馬体重は480kg。まだいくらか余裕残しの体つきだが、前月よりハリがでて好状態にある。ただ、まだ雰囲気に幼さが残る。すでに準備は整っているし、調教の動きもセンスが良く、一応の能力は示しているが、これからグンと代わっていく馬だと思う。乗り込むにつれて飼葉食いも太くなってきているし、集中力も増したとのことで、この秋でひとまわり成長するハズ。
98/08 カゼが治ったあと、少しラクをさせてから8月よりノーザンファーム空港牧場で乗り運動を再開した。しばらくは坂路1000mを1本だったが、10日から2本に戻して徐々にペースを上げている。前月はいくらか余裕のある体つきだったが、乗り込んですぐにハリがでてスッキリとした。ただ、やはりラクをした分、良い頃に比べると肩やトモの筋肉が薄く、動きもまだ本物とは言えない。下旬頃には強目を乗り込んでいく予定なので、その頃にはキッチリと変わってくるものと思う。8月8日現在の馬体重は461kg。成長も確かだし、体つきが戻ればもっと数字は増えるハズ。
98/07 6月はノーザンファーム空港牧場で順調に乗り込まれたが、7月に入って育成場でカゼが流行し、本馬もセキをするので、6日からはwマシンの運動のみにして休ませている。ラクをしている分いくらか筋肉のハリが落ち、少し余裕のある体つきになったが、相変わらずキビキビとした動きが目につくし、心配はいらない。それに、成長が大きい。キ甲がグンと目立ってきて、前躯のつくり大きくなった。7月7日現在の馬体重は463kg。とくに太くはないので、純粋な成長分と見てよいだろう。カゼが治りしだいだが、下旬には乗り運動を再開できる見込み。入厩は秋頃を予定している。
98/06 ノーザンファーム空港牧場で順調にペースを上げていき、5月16日には15-15の調教をこなし、その後も強めを乗り込む予定だったが、21日に馬房の中で左前蹄冠部に軽い外傷を負ったため、1週間だけ調教を休ませた。その後もしばらくはペースを落として乗り込まれたが、6月8日からペースを戻し、1000m×2本を18-18で乗られている。下旬より再度、定期的に15-15をこなしていく予定。「15-15の感触はラクでしたよ。追えばいくらでも伸びそうな手応えでした。飼葉食いが良く、体も増えてきていますし、精神面でも大人になりました。何も問題はありません」と育成スタッフ。
98/05 ノーザンファーム空港牧場で、4月下旬より直線坂路コースを使用しており、5月は1000m×2本を乗られている。併せ馬を中心にペースは18−18迄。まだいくらか集中力を欠く面も残っているが、坂路での動きはフットワークのバランスの良さが目につき、センスの良さが光った。歩様も大きくなり、確かに力をつけた。調教を強めてもますます状態は良く、飼葉食いもすこぶる良いし、問題点はないとのこと。馬体はとくにトモ(よろ)の肉づきの良さが目立った。バランスの良い体つきだが、全体的にもうひとまわり大きくなるだろう。本格化は夏以降になりそうだ。
98/04 4月も屋内トラックでダク800m→キャンター1500mを乗られ、ペースは1ハロン21〜22秒。4月10日現在の馬体重は449kg。馬格も伸び、肉づきがゆったりとし、ひとまわりボリュームを増した。首さしから肩にかけてはとくに逞しく変わり、数字が増えたろうと一目で分かるデキ。まだ成長しそうだし、鍛えながらもっと大きくなるだろう。動きも上積み十分。キャンターの動きがさらに締まって、重心も低く前さばきが実に力強くなった。気性も成長し、集中力がつき、ハミをしっかりとっている。見事にパワーアップしたようだ。
98/03 3月は屋内トラックでダク800m・キャンター1200mを乗られている。4月中には屋外馬場を使える予定で、さらにペースを上げて乗り込んでいく方針。「現状は少し体の線が細いかもしれませんが、飼葉食いも良く心配ありません。馬体、動きともにしっかりした馬なので、調教を進めていくうちに体つきも変わってくるでしょう。気性はうるさい面もありますが、利口な馬でスムーズに調教をこなしています。デキも良いので、このまま順調なら早い時期での活躍が期待できそうです」と育成スタッフ。3月9日現在の馬体重は432kg。
98/02 2月は屋内トラックでダク 800m→キャンター1200mを乗られている。キャンターのペースは上がってきたが、順調に力をつけており、フォームにも力強さが出てきた。相変わらず元気が有り余っており、まだ時折うるさい面も見せるが、以前よりはグンと大人になったしスムーズに調教をこなしている。馬体はトモや肩の筋肉がフックラとしてハリの良さが目につくが、全体に見るとやはりまだ線が細い。背も伸びそうな体型だしこれから大きく変わるハズで、ゆっくりと体ができてくるのを待ちたい。2月8日現在の馬体重は 439kg。
98/01 1月は屋内トラックで、ダク 800m・軽いキャンター1000mを乗られている。どの馬も元気が余っているが、本馬はとくに目立っていた。ピョンと弾むような素軽いキャンターと、シャキッとした歩様といい、素質を感じさせる動きだ。「だいぶ落ち着きが出てきましたよ。同時に動きに力みがなくなり、のびのびとした大きいフォームになったのも良いですね」と育成スタッフ。1月12日現在の馬体重は 438kg。調教量が増えたばかりということもあり、前月よりも少し線が細く映ったが、体調、動きについては申し分ないデキ。
97/12 12月より乗りはじめ、上旬は敷地内の常歩と屋内トラックでダク 800mを乗られ、中旬には軽いキャンターも少しずつ混ぜている。調教中はとにかくヤンチャ。それでも、だいぶ落ち着いてきたという。脚さばきは軽いし、身のこなしも柔らかい。よく引き締まった筋肉質には粘りがあり、動きもしっかりしている。馬体は、胴まわりは細く前月とそう変わらないが、前躯やトモのハリはグンと良くなった。12月8日現在の馬体重は 447kg。もっと集中力がつき、体を十分に使えるようになる頃には、かなり垢抜けした馬体に成長していくだろう。
97/11 11月1日に苫小牧のノーザンファーム空港牧場に移動した。しばらくは環境に慣れるのを待ち、10日よりブレーキングを開始。当日はまだ3日目ということもあり、かなりスタッフの手を焼かせていたが、納得すれば素直で順調に進んでいるようだ。中旬は腹帯に慣らしながらwマシンを1時間こなしている。運動意欲は旺盛で元気を余している感じだった。動きのひとつひとつが柔らかくスタッフの評判も上々。12月には乗り運動に入る予定。馬体重は10日現在で 436kg。移動後は少し腹が上がったので、来月にはもっと数字が増えてくるはず。
97/10 10月も大北牧場分場で放牧されている。ガラッと体型の変わる馬ではないので、なかなか変わり身を把握しにくいが、最近はキ甲が高くなったのが分かるし、成長がハッキリと見える。長腹短背の好馬体で、もう鞍を乗せても様になるサイズになった。トニービンの影響が強く距離をこなせる体型だと思う。育成場に入る予定は少し遅れ10月下旬頃になりそうだが、気性も日に日に落ち着いてきているし、ゆっくりの方がちょうど良いかもしれない。体調は良く、心身ともに何も問題はない。
97/09 9月も大北牧場分場で放牧されている。もともと筋肉はかなり柔らかい方だと思うが、とにかく他の馬の倍くらい動きまわり、筋肉がよく締まっているので、動きも安定しているのだろう。フックラとした馬体だったが、体つきはガラッと大きくは変わっていない。それでも、肩やトモの辺りは肉づきがたっぷりとして、必要なところは身が入っており、少しずつだが確実に変わり身を見せている。ムダな肉をつけず、よくできた体質なのだろう。調教を積みながら食わし込んでいけば、かなり見栄えがしてくるはずだ。
97/08 8月も大北牧場分場で放牧。「心配していた展示会でしたが、事前にじっくりと馴致してきて、思ったよりも馬も大人になっており、落ち着いていました。ハミにも慣れたし、馬も人間の指示を理解できるようになったんじゃないかな。9〜10月には育成場に移動する予定だし、あと2カ月でたくさん青草を食べ、さらに成長して欲しいですね」と牧場スタッフ。前月よりもいくらかスマートに映り、アバラが見え隠れする体つき。大きく変わった印象は受けなかったが、顔つきはいつの間にか、すっかり競走馬らしくなっていた。
97/07 7月も大北牧場分場で放牧。「展示会や育成入りに備えて、6月下旬から厩舎の出し入れの際だけ、ハミをかけて馴らしています。まだ気になるようで、口をモゴモゴ動かしていますね。今は、おいしい青草をたくさん食べているからアバラも見えなくなり、フックラと牡馬らしい腹がまえになってきました。ヤンチャな面も残っているが、人間にはとても素直になった」と牧場スタッフ。成長して馬体が大きくなり、スタッフが馬をおさえるのにも力が入る。どの馬も元気一杯で、とても活気に満ち溢れた放牧地である。
97/06 6月も大北牧場分場で放牧。「6月から青草が長く伸びている放牧地へ移動させました。馬も草を食べるのに夢中になっており、行動も落ち着いてきました。それでも、遊ぶときは思いっきりヤンチャですから、相変わらず小さなキズは絶えませんね。馬体は肉付きが良くなり、フンワリとしてきました。伸びのある体型もますます母親に似てきたし、体のバネも強くなっています。やはり色々な経験を積みながら、馬は変わっていくものです。うちにいるのもあと3カ月くらい。早いものです」と牧場スタッフ。
97/05 5月も大北牧場分場で放牧。相変わらず相撲ばかり取っている毎日で、肩から胸にかけて小さなスリ傷を一杯つくっていた。「手入れの歳は、少しの間だけでもジッとしていられるようになったし、気性はいくらか大人になってきたかな。体つきは、気性が勝っているせいか、なかなか太らないね。これで、もう少し肉がついてくれば申し分ないんだけどな。もうすぐ別の放牧地に移すんだ。そこは青草が十分に伸びているし、新しい環境でひと夏越せば、心身ともに大きく成長するだろう」と牧場スタッフ。
97/04 4月も大北牧場分場で放牧されている。「とにかくジッとしていなくて、元気が良すぎて手を焼いているよ。馬体は文句なしに成長しているから、あとは大人になって欲しいね。でも、利口な馬だよ。感情の表現もとても豊かだし、なんだかんだ言っても人なっつこいんだ。放牧地では、今から目を引く走りかたをしているし、期待はますます大きい」と牧場スタッフ。盛んに動きまわり、他馬にちょっかいばかり出している。走る姿は重心が低く、スピード感満点。馬体が逞しくなっているので、迫力十分の動き。
97/03 引き続き大北牧場分場で放牧されている。「2月24日から、牡と牝を別の放牧地に分けるようにしました。仲の良い相棒と分かれたり、厩舎の馬房の配置が変わったせいか、本馬を含めてどの馬もまだ落ち着かない様子です。今時期は、小さな環境の変化にも敏感ですからね」と牧場スタッフ。3月に入ると、雪解けで体中を泥だらけにして遊んでいる。だいぶ環境にも慣れ、新しい相棒と盛んに相撲を取っていた。広い放牧地で活発に動き回っており、牡馬だけになったせいか、さらに逞しくなった。
97/02 2月も大北牧場分場で放牧されている。放牧地には雪が積もり、馬たちは雪上を元気に走り、本馬もお尻に汗をかくほどに動きまわっていた。相変わらず気が強く、ヒマを見ては他の馬に噛みついたり、ちょっかいばかり出している。相撲ばかり取っているせいか、胸前には小さなスリ傷がいくつもできており、そのヤンチャさを物語っていた。馬体も順調に成長しており、全体に伸びが出て、ひとまわり大きくなった。
97/01 1月も大北牧場分場で放牧されている。「まだまだヤンチャだけど、日が経つにつれ、少しずつ馬に落ち着きが出てきているよ。手入れの際も、人の言うことを素直にきくようになったし、放牧地での行動を見ていても大人っぽくなったのが分かる。これからもじっくり手をかけ、気性面での成長を促したいね」と場長。馬体は、さらにひと回り大きく成長したとともに、四股のつくりが以前よりもガッシリとしてきた。首さしも太くなり、逞しさを増している。
96/12 「やっぱり初仔だから、それほど大きくはならないようだ。ただ、バランスが良く、脚元もしっかりしており、欠点は見当たらないな。この馬を見た人は皆褒めてくれるしね。あいかわらず気性はキツイけど、母親と一緒にいた時のことを思えば、ずいぶん大人になったよ」と場長。12月に入り雪が多くなってきたが、泥だらけになって遊んでおり、元気一杯。放牧地を走りまわる際には、首をグイッと下げ、前脚を大きく伸ばし、今からセンスの良さを感じさせる動き。前月よりもトモのつくりが立派になったようだ。
96/11 10/21に離乳した後、大北牧場の分場で放牧されている。「まだきかん坊だけど、離乳してから独立心が芽生え、精神的に逞しくなったね。仲間うちでもドッシリとした存在だよ。離乳前は相棒の後ろを付いて回っていたけど、今は逆。相棒がこの馬を頼りにしてるくらい。馬体は中型といったところだが、初仔にしては十分じゃないかな」と斉藤氏。全体的に肉付きが良くなり、とても逞しく映る。小ぶりだった馬体は秋になって大きく成長した。

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