Last Update : 2003/07/24 以前にご紹介した情報はこちら。 |
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角松敏生、待望のニューシングル・リリース! ■いくら契約の関係上とはいえ(^^;;)、入魂のコンセプト・アルバムをリリースした後は相当迷うだろうなと思っていましたが、逆に良い意味で開き直れたって感じでしょうか...。ニューシングル<君のためにできること>は、ミディアム調ながらもスケール感十分の角松節が堪能できる好作に仕上がりました。作品の良し悪しもそうですが、このシングルのおまけが凄い!(笑)。初回盤だけに申込み期間限定(7/15 24:00迄)で、8/17に都内で行うスペシャル・ライブのチケット購入権を抽選したり、その他にも夏のツアーの楽屋訪問など、まさに捨て身のファン対応(笑)。そして8月にリリースされるアルバムとの連動企画やボーナス・トラックにデビューコンサートのライブ音源を収録するなどなど...。全国に最低1万人はいると思われるファンの方々、ぜひぜひ初回盤を買ってください〜!!って企画でありました。 よく考えれば角松って、ここまで「売り」を意識したキャンペーンって、ほとんどやってきて無かったんですよね。契約更改にあたって、やっぱり相当辛い思いをしたのかな...なんて、余計なお世話かもしれませんけれど。でも角松クラスのミュージシャンであっても、そこまでシビアになっているレコード業界ということになるのでしょうか。でもね、そこまでシビアにミュージシャン側に要求を突きつけるほど、では業界自身は何かをしてきているというのでしょうかね。セールスに影響が出るからと言って、リスナーの事情をまるで無視したカタログばかりリリースしていませんか?。CCCDなんて不完全なプログラムを無断でディスクに埋め込んでいませんか?。ファンの間に評価の高いアルバムをどんどん廃盤にしていませんか?。販売店に負担をかけるキャンペーンばかり仕込んでいませんか?。もっと自分達自身の構造改革をすすめないと、ファンだけでなくミュージシャンからもソッポ向かれちゃいますよ...。紳士?な業界人の角松だって、今回は頑張ってみましたけど、彼ほどのミュージシャン・シップをもって業界の在り様を考えている人って、そういないと思うのですけどね。頑張れ角松!...応援してまっせ〜。 (2003/07/13) ※新譜シングルに隠されたお楽しみ(^^)情報も!。角松応援ページをアップしていますので、どうぞご覧ください。
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J-Fusion絶好調! ■とかく淋しい?海外Fusionと違って、国内のFusionアルバムは先月の松原正樹ライブに続けとばかりに好盤がリリースされています。 まずは私が大嫌いな(^^;;)aosis recordの新作2枚。同レーベルのハウスバンド!?のGarpの2作目"Garp2"。前作は日本のStuff...なんてキャッチフレーズで、鳴り物入りで登場しましたが大コケ!。このレーベル独特なダル〜イ雰囲気に幻滅してしまいました。大して期待していないままに、今度は性懲りも無く「日本のクルセイダースを...」なんて、いい加減にしなさいと思いつつも購入すれば、確かにクレセイダースっぽいフレーズが聞きとれないこともありませんでしが、そんな謳い文句は不要なほど、あらら実にaosisっぽくない、張りのあるメロディがびしびし出てきて良い感じです。 そしてもう1枚、松原正樹 and今剛の黄金のパラシュートコンビ復活の"The Guitar Bros."。こちらは以前に松ちゃんが組んでいた、高尾兄妹のツイン・ボーカルをフューチャーしたユニットTriforceを彷彿とさせるファンキー・ボイスをフューチャーしたナイスなフュージョン・アルバムに仕上がっていました。もちろん二人の個性豊かなフレーズも十分に堪能できます。ちなみにボーカルを取るのは、今年還暦を迎えた往年のフォーク・デュオ"ブレット&バター"の岩沢幸矢氏の娘さんのAisa。彼女がデビューしたという話は、仕事関係で偶然知っていましたが、あららら上手いじゃないですか。いずれも、本当にaosis?と思うくらいメリハリの効いた出来で、ギターの松っちゃんの貢献大。ノリノリの松ちゃんに大きな拍手を...パチパチパチ!。 で、もう1枚。こちらは先月初頭にリリースされていましたが、ズッと買いそびれていまして、先日ようやく購入。早速と聞けば、ふむふむ彼の魅力全開のアルバムでありました。元T-Squareのメンバーで、現在では復活メンバーとして参加しているベーシスト須藤満の2ndソロ"Favor of My Friends 2003"です。自身のリーダー・バンドとしてツアーしていた彼が、このメンバーでアルバムを作りたいと思い立って、一週間もかけずに一気に仕上げたという作品。バンド・メンバーとの意思疎通が十分に行われていた証ですね。参加しているギタリストは米川英之...そう、(本人はその事に触れるのを嫌がっていますが)昭和の時代のアイドル・グループC-C-Bの米川さんです。彼がSteve Lukatherフリークだというのは有名な話で、そんなルーク・フレイバーたっぷりのソロ・アルバムも自主盤ですがリリースしています。そんなアルバムをリリースしたばかりの頃、たまたま二人が同席していたとある飲み会での出来事...「米川、アルバム作ったんだって?。売れてる?」(須藤)。「いやぁ、自主盤なんでなかなか店頭に並べてくれなくて...」(米川)。「ダメだよ、地道にショップ回ってキャンペーンしなきゃ...サイン会とかさぁ」(須藤)。「ハイ、頑張ります!」(米川)...。かなり脚色していますが(^^;;)、確かこんな内容の会話だったように記憶しています。気づけば同じバンドでクラブを回っていた二人。こんな場面を通じて意気投合していったのかなと思います。自身のソロワークとスクエアでのプレイの差別化に悩んでいたような須藤さん。息の合うバンド・メンバーとのライブ・ワークの中で、自分が目指す音楽性が見えかかった...そんなアルバムかと思います。彼の人柄が滲み出る優しいメロディとテンポとキレの良いリズム・アレンジは、確かにスクエア時代にも彼の主張したかった方向性ではありますが、Villageの縛りの薄い自身名義のアルバムだったからこそ実現できた清々しさは十分に伝わってきます。ギタリストとしての米川さんにも、ぜひとも注目してください。 実は今回紹介した3枚は断然のお薦め盤ということではありません(汗)。それでも往年のクロスオーバー/フュージョン黄金時代を経験した方には、当時の勢いを感じさせてくれる好盤として、特にギター・フュージョンを好んで聞いていたファンにはぜひとも聞いてほしいアルバムであることには違いありません。Larry Carltonの新作ブルース・アルバムで、日本のファン向けにボーナス・トラックとして収録された名曲<Room335>のリメイク版だけが、本当にボーナスで入れただけあって、めちゃくちゃ浮いていて、出来はそんなには悪くなくとも幻滅してしまった私には、実に心地よく響いたのでありました。 (2003/07/08) |
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お薦め度 = ★★: 熱烈大推薦 ★: 好盤 ★:ファン向け ▲: イマイチ *:(新譜ではありませんがようやく入手したアルバム) -------------------------------- 2003/07/22 【J-POP】 *Fukutomi Hideaki / i love you ★ 2003/07/22 【AOR】 V.A. / Island Mellow 3 ★ 2003/07/22 【BCM】 Al McKay All Stars / Live ▲ 2003/07/22 【???】 WeiWei Wuu / shanghai RED ★ 2003/07/22 【J-Fusion】 Prism / Present U★ 2003/07/19 【J-POP?】 V.A. / Over the Sky〜Yuming International Cover Album★ 2003/07/07 【J-Fusion】 The Guitar Bros. / S.t.★ 2003/07/07 【J-Fusion】 Garp / Garp2★ 2003/07/07 【J-Fusion】 Sutoh Mitsuru / Favor of My Friends 2003★ 2003/06/27 【Fusion】 Larry carlton / Sapphire Blue★ 2003/06/27 【Rock】 Michael McDonald / motown★ 2003/06/13 【Rock】 Steely Dan / Everything Must Go★★ 2003/06/13 【Rock】 Led Zeppelin / How The West Was Now★ 2003/06/13 【Rock】 Led Zeppelin / DVD (DVD)★ |
Yuming International Coverアルバム発売! 以前からお知らせしていたYumingの楽曲をAdult Contemporaryなアーティスト達がカバーした、いわゆる"逆カバー"アルバムがリリースされました。果たしてその出来は、想像を上回る内容に感嘆しました。雑誌や販促リーフのコメントなどにもあるように、これはまさに「洋楽」です。以前からよくあるサザンオールスターズや山下達郎、竹下まりあ、小田和正などのものとは一味も二味も違う印象を受けました。多分に、カバーしているミュージシャンとカバーされている楽曲いずれにも執着のある者の感想かとも思いますが、そのいずれの魅力も失われずに、それぞれの良い所を上手く引き出している...そういうことなのでしょうね。ユーミン本人が語っているようにタイトル通りのインターナショナルなRe-解釈はお見事です。 本来なら「Recommend Album」とするところですが、勢い余って関連コンテンツを製作中なので、そのお知らせとして???、Newsコーナーでご紹介してみました(^^;;)。 (2003/07/23) |
May the music be with you... |