MINAKO「X'mas Party'2004」
Report vol.3




実は、今日は内緒でゲストが来てくれています。ある意味このパーティには欠かせない、スペシャル・ゲストの、ハイ!!
”ハイ!”って、そんな適当な(笑)
ほっほっほっ!私が、ジェームス・サンタ・小野田です!(大拍手!)
皆さん、ご一緒に!『Merry』といったら『X'mas』と返しましょう!!『Merry!?』
『X'mas!』
声がまだまだ!『Merry』!?
『X'mas!!』
声を揃えて!『Merry』!?
『X'mas!!!』
ハイ『Happy!Merry』!?
『X'mas!!!!』
ご静聴ありがとうございました。みなさん、こんばんは。そろそろ寒さ厳しいおり、如何でしょうか?お喜び奉り候(マル)
小野ちゃん、ひとりどっか行っちゃってます(笑)いつも、ありがとうございます。小野ちゃん、こないだ、なんかやりましたよね、石井さんのところで
石井さんのFCイベントで、FM TOKYOホールで朗読劇『雪地獄神頼み』
今年は小野チャンは、どんな年でしたか?
今年は、芝居が多くて舞台三昧で『京劇』や『スター誕生』というミュージカルや『ちょんまげ軍団』という時代劇でナビゲーターやったり、毎月舞台に立ってたという感じですネ
私も最近、お芝居をやってるんですけど、セリフを覚えるのは、芝居が幾つも重なっていると大変じゃないですか?
場面とか、設定が違うから、逆に稽古しながら、他の本番があったりとか
でしょう!役者さんって、みなさん、重ねてやってるから、台本が3冊も4冊もあって、あたしなんか、1冊1行覚えるのも大変なのに(笑)
どうやって覚えてるのかなーなんて、凄いですよね!
僕なんか右に行ったらこのセリフ、左に行ったらあのセリフ、なんて、結構動きで出てきちゃうのがありますね。だから、間違えて逆の方向に行ったら、セリフが出なかったり、動きでよく覚えます
まず動きを覚えて、はい、やってみましょうと言われると、セリフが出てこなかったり、自由に演じるってことは、本当大変なんですねー。役者さんって、つくずく凄いなあって思いますよ
結構ね、意識してやるとカミカミになっちゃったりしてね(笑)」
音楽でね、ワーッて、自分で発散するのと違って、役者ってお客さんいるけど、見せる側だから、中に入るっていうか、ストレスになりません?
ウン、それはお客さんの笑顔を見ると忘れちゃう!
笑顔を見る余裕がある(笑)と
入りこんでる時もあるよ。MINAKOちゃんとか、音楽があると入りこめちゃうんじゃない?
そう!この曲がかかると、気持ちが"好き”とかになれちゃったりする。
米米CLUBの頃って、長年ね、やってるから、各々の間にね、間とか空気とかインプットされてるわけですよ。ある役者さんに、それは一番ダメって怒られたんですけど、相手の間とか合わないと、流されていっちゃうんですよ。入りこめない瞬間があったりして、相手がどうなっても、自分は自分で、しっかり演じなきゃって言われて。 でも、米米の時って、すごいうるさかったじゃないですか、てっぺいちゃんとか。『もっと、突っ込んできてくれよ』とか

米米の時はね、ステージに出たら気を抜ける場所がなかったから、出てるときはなりきって入り込んで、袖に掃けたら『はあー』なんて、なっちゃってね。もう去り際まで演技してね
今、激しい役を罵倒したりする役を勉強してるんですけど、いままで、楽しいところしか、見せてないじゃないですか、シュークとか。怒ったり取り乱したりするのを、リアルに人前で見せるのが、スッと素に戻ったりして、もう自分との葛藤ですね。じゃ、小野ちゃんそろそろね
エエ、今日は12/25ということで、プレゼントを持ってきました。今回は朗読劇を作ってきまして、ここにいるみんなでやってみたいと思います
と、出てきた時から気になっていた小野田さんのアタッシュから台本がとりだされ、
台本をもってきましたので
エー!マリも近ちゃんも役者じゃないのに、本当?
それを見ながら、みるみる、目が丸くなり、本当?ぶっつけだよ、やるの?と全員アセアセ。会場にも緊張感が漂ったりして(笑) NINAKOちゃん、MARIちゃんはともかく、近田くん、芝居ができるのか?
私も女優なんで、これで、次の舞台のお仕事が来ないとまずいんで」(笑)
あせるみんなの中、動ぜず、配役を読み上げ、各自に台本と小道具を渡していく小野田さんなのでR。

この説明をしますので、ちょっと(台本)読んでいてくださいね。
真剣ですからね、私。
この話は、クリスマスのお話で、皆さんよくご存知だと思いますけど、O.ヘンリー短編集から「賢者の贈り物」をお届けしたいと思います。
生演奏、近田くん、マリちゃん、効果音お願いします
(芝居の上に効果音も大変)
本邦初公開、生演奏つきの朗読を。この話ご存知ですか?知ってる方、手を上げて。結構知ってる方多いですね。ご存知ない方のためにあらすじをお話しましょう。
この話は、とある町の、まだ若い夫婦のクリスマスイブのお話です。
彼らは、貧しくて互いのプレゼントを買うお金がありません。そこで二人は自分自身の大事なものを売って、相手のためのプレゼントを買います。奥さんは、自分の髪の毛を売って、だんなさんの金時計の鎖を買いました。そしてだんなさんは、金時計を売って、奥さんのために櫛セットを買います。結局お互い、大事なものを売ってしまい、プレゼントが無駄になってしまいます。この話の中では、一番大事なことは品物でなく、相手を思う気持ちが一番尊いという話。これが簡単なストーリーです。
これを大胆に脚色しております。日本風にアレンジしてお贈りしたいと思います。
さてどういう風に変わっているかは、聞いてからのお楽しみです。
それから、この朗読なんですけど、やわらかい内容となってますので、掛け声とか、拍手、声援など、おひねりとか
(客笑)付け届けは大歓迎でございます。
さてさて、うまくいったらお慰み。最後までごゆっくりお楽しみください。」

拍手
近田くんが「星に願いを」つま弾き、始まります。
O.ヘンリー短編集から「賢者の贈り物」より脚色、「ケンジの贈り物」。
配役、若い妻、ムラニシミナコに金子美奈子その夫で洗濯屋のムラニシケンジに近田潔人かつら屋の女亭主カツラチョウチョウに天ヶ谷真利進行役は私、ジェームスサンタ小野田でお贈りします。

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