「実は、今日は内緒でゲストが来てくれています。ある意味このパーティには欠かせない、スペシャル・ゲストの、ハイ!!」
”ハイ!”って、そんな適当な(笑)
「ほっほっほっ!私が、ジェームス・サンタ・小野田です!(大拍手!)
皆さん、ご一緒に!『Merry』といったら『X'mas』と返しましょう!!『Merry!?』」
『X'mas!』
「声がまだまだ!『Merry』!?」
『X'mas!!』
「声を揃えて!『Merry』!?」
『X'mas!!!』
「ハイ『Happy!Merry』!?」
『X'mas!!!!』
「ご静聴ありがとうございました。みなさん、こんばんは。そろそろ寒さ厳しいおり、如何でしょうか?お喜び奉り候(マル)」
「小野ちゃん、ひとりどっか行っちゃってます(笑)いつも、ありがとうございます。小野ちゃん、こないだ、なんかやりましたよね、石井さんのところで」
「石井さんのFCイベントで、FM TOKYOホールで朗読劇『雪地獄神頼み』ネ」
「今年は小野チャンは、どんな年でしたか?」
「今年は、芝居が多くて舞台三昧で『京劇』や『スター誕生』というミュージカルや『ちょんまげ軍団』という時代劇でナビゲーターやったり、毎月舞台に立ってたという感じですネ」
「私も最近、お芝居をやってるんですけど、セリフを覚えるのは、芝居が幾つも重なっていると大変じゃないですか?」
「場面とか、設定が違うから、逆に稽古しながら、他の本番があったりとか」
「でしょう!役者さんって、みなさん、重ねてやってるから、台本が3冊も4冊もあって、あたしなんか、1冊1行覚えるのも大変なのに(笑)
どうやって覚えてるのかなーなんて、凄いですよね!」
「僕なんか右に行ったらこのセリフ、左に行ったらあのセリフ、なんて、結構動きで出てきちゃうのがありますね。だから、間違えて逆の方向に行ったら、セリフが出なかったり、動きでよく覚えますネ」
「まず動きを覚えて、はい、やってみましょうと言われると、セリフが出てこなかったり、自由に演じるってことは、本当大変なんですねー。役者さんって、つくずく凄いなあって思いますよ」
「結構ね、意識してやるとカミカミになっちゃったりしてね(笑)」
「音楽でね、ワーッて、自分で発散するのと違って、役者ってお客さんいるけど、見せる側だから、中に入るっていうか、ストレスになりません?」
「ウン、それはお客さんの笑顔を見ると忘れちゃう!」
「笑顔を見る余裕がある(笑)と」
「入りこんでる時もあるよ。MINAKOちゃんとか、音楽があると入りこめちゃうんじゃない?」
「そう!この曲がかかると、気持ちが"好き”とかになれちゃったりする。
米米CLUBの頃って、長年ね、やってるから、各々の間にね、間とか空気とかインプットされてるわけですよ。ある役者さんに、それは一番ダメって怒られたんですけど、相手の間とか合わないと、流されていっちゃうんですよ。入りこめない瞬間があったりして、相手がどうなっても、自分は自分で、しっかり演じなきゃって言われて。
でも、米米の時って、すごいうるさかったじゃないですか、てっぺいちゃんとか。『もっと、突っ込んできてくれよ』とか」
「米米の時はね、ステージに出たら気を抜ける場所がなかったから、出てるときはなりきって入り込んで、袖に掃けたら『はあー』なんて、なっちゃってね。もう去り際まで演技してね」
「今、激しい役を罵倒したりする役を勉強してるんですけど、いままで、楽しいところしか、見せてないじゃないですか、シュークとか。怒ったり取り乱したりするのを、リアルに人前で見せるのが、スッと素に戻ったりして、もう自分との葛藤ですね。じゃ、小野ちゃんそろそろね」
「エエ、今日は12/25ということで、プレゼントを持ってきました。今回は朗読劇を作ってきまして、ここにいるみんなでやってみたいと思います」
と、出てきた時から気になっていた小野田さんのアタッシュから台本がとりだされ、
「台本をもってきましたので」
「エー!マリも近ちゃんも役者じゃないのに、本当?」
それを見ながら、みるみる、目が丸くなり、本当?ぶっつけだよ、やるの?と全員アセアセ。会場にも緊張感が漂ったりして(笑) NINAKOちゃん、MARIちゃんはともかく、近田くん、芝居ができるのか?
「私も女優なんで、これで、次の舞台のお仕事が来ないとまずいんで」(笑)
あせるみんなの中、動ぜず、配役を読み上げ、各自に台本と小道具を渡していく小野田さんなのでR。
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