佐藤マネージャー&丸山サブマネージャーに聞く! 第1弾
Kappa due chiはもう開店して3年になるそうで、7月に店内改装を含めた全面リニューアルの予定しているそう。そこで、一足先に変更になったメニューについて佐藤マネージャーと丸山サブマネージャーにお話をうかがいました。
メニュー、わりとくるくる変わりますよね。
佐藤:そうですね。オープンから今回で2回目。細かい部分を入れるともっとすごく変わってしまったのもあるんですけれども、完全に変わってしまったのは、4月の後半から。開店当初はとりあえず、なんでもいいかおいしいものを皆さんに食べてもらおう、という形で。ですから、無国籍みたいな形になってしまったんですが。今回、カジュアルなイタリアンレストランをやろうということになりまして。
メニューの流れもAnti Pasti(アンティパスト)、前菜ですね。それからCarpacci(カルパッチョ)、Primi Piatli(プリミピアッティ)これはパスタですね。Secondi Piatli(セコンドピアッティ)メイン料理、Verdure(ベルドゥーレ)温野菜です。こういう流れで頼めば食事が楽しめるんだよ、というのをここでわかってもらえれば、と思いまして。
というのも、「カルボナーラ2つ」とかいうお客さんもいらっしゃるんですよ。同じもの2つっていうよりはそれを1つにして、違う種類の料理を、だから2倍楽しむわけですね。そういうやり方の、食べ方っていうのをうちで教えたいなっていうのがあるんですよ。
丸山:教えるっていうか、僕思うんですけど、今のマネージャーのフォローをさせてもらうと、パスタがラーメン感覚になっているのを打破したいんですよ。1人1杯のラーメン=1人1品のパスタってニュアンスじゃなくて、ラーメンでいったら、チャーハンとチャーシュー麺を頼んで「ちょっとちょうだい」って言った方がいいわけじゃないですか。だからおいしいものをもっといっぱい食べて欲しいっていう意味も含めてこういうメニューにしたんですよ。
そっかぁ〜、メニューの流れなんて全然気にしないで注文してたわ、ワタシ。これからは気をつけよっと。そうそう、5月12日のメニューを戴いてきたんで、見たい方はココを押してね。(でも細かい文字までは判読できません、きっと) 中身は山本浩二(?!)料理長の手書き。その日仕入れた材料によってもメニューが変わるらしい・・・大変そう。
丸山:大変なんですよ、日替わりって。料理長とか泣いてますから。仕込みはしなくちゃいけないし、仕込んだあと、これをどうしようか、って。書かなきゃいけないんですから。
佐藤:だから細かい作業がものすごく多いです、だから。
なんかめちゃくちゃ大変そうで、ちょっとびびっちゃいましたが・・・でもこんなお話も聞けました。
佐藤:うちはもう活気を大切にしようという形で、夜は。まあ、僕はほとんど働いてません、はっきりいえば。お客さんとしゃべるなりとかですね、遊んでます。怒られますけども、マルさんに。
丸山:とんでもないですよ、そんな。でもやはり店のスタッフとのコミュニケーションというところで、いい意味でのツッコミをいれてくれれば。ボケはかますぞ、という部分ですね。そういう意味でいったらマネージャーを筆頭にですね、ボケをかますのはすごい、すごいですよね(笑)。
マネージャーはすごいてっぺいとだぶるところがすごくあって、やっぱりなんていったってこのナリじゃないですか。(注:ページ冒頭の画像で、佐藤店長は左奥、マルさんは右奥です)
佐藤:このナリっていったってねえ、わかんないじゃないですか。
丸山:もともとあの、彼はモデルさんだったりとかしているわけですよ。(注 HATIの新作発表会のとき、モデルをしていらっしゃいました)だから、やはり逆に言うと、すごい、僕の口からいうのも変なんですが。すごいなんか取っつきにくい顔(笑)、だから別の世界の人なんですよ。
(中略)
佐藤:まあ、基本的に僕たちは、声を大にして声を上げたりとかですね、そういう部分で活気は出してます、ええ。
なんか意外と僕をね、恐がってるお客さんもいらっしゃるみたいんですよ(笑)。なんか話しづらいとか。それで、ルネ(注 カッパルネディ)やって、僕とマルさんの「ホールズ」という司会をやりだしてから、「佐藤さんってイメージが違うんですね」って言われるのが最近ありますから。基本的に僕は、あの、三枚目ですよね。
丸山:そうですね。そこが僕がさっき言いたかった、てっぺいちゃんと似ているっていうか、だぶるっていうか。
佐藤:意外と僕、ボケますから。
うーん、お姿からは想像もつかないわ。でも楽しいこと大好き!というのがここのスタッフの共通点かも?っていうのは感じましたねぇ。
最後にお二人の描く「kappa due chi」について紹介させていただきましょう。
レストランって、まあ、僕だけかもしれませんけど、本当のサービスっていうの
は、やっぱりホテルとか、確かに一番必要なのかもしれません。まあマニュアル
としては。でも、やっぱり僕達はロボットじゃないんで、やっぱりお食事してい
れば、楽しませる、だからエンターティメントですね、本当に。この会社は、こ
ういうのが一番好きな職業でありますから、まあ、マルさんもそういうのが一番
好きで、だから、本当に楽しませる、ある程度のサービスは当然しなきゃいけま
せんけど、そのサービスを、意味合いと違った、エンターティメントの楽しさの
サービス、っていうのが僕は一番好きなんですね。
で、丸山さんは丸山さんで、そこのところ、個々全然違いますから、サービス。
やっぱりそういうことろの楽しみ、同じことはできませんので、マルさんはマル
さん、僕は僕なりの、楽しみさのサービスとか。
確かに、お客さんによっては、すごく、落ち着いて食事したいとか、そういうふ
う部分もありますよね。そういう時、あの、なんかホテルマンのようになっちゃ
って、「いかがでしょうか」とか、「こちらでよろしいですか」とか。そういう
形でね、まあ、僕は考えてやっているんですけどね。だから、そういうのも意外
と面白いと思うんですよ、やっぱり。この職業っていうのは、人を楽しませる事
が好きでなかったらできないって思うんですよね。ただ単に流れ作業だったら、
もう本当に食堂屋さんとか、一般的なレストランで(聞き取り不明)、確かに、
そういうのは。
僕はそういうのも含めて、活気、楽しさ。おしゃべりありーの。そういうのが一
番いいなあと思う。だから、あの、お客さんもdue chi の料理が好きだからいら
っしゃるというのはすごく嬉しいし、その他にですね、どこ行こうかといって、
じゃあ、あの丸山さんがいるお店行かないとか、佐藤さんがいるお店行かない、
面白いから。そういうお店にしたいんですね。
だから一人一人が自分のお店なんです。それをモットーとして、やりたいなあ、
っていうのがありますね。
そして丸山マネージャーも・・・
レストランで食事をするっていうのはイコールいい食材を、っていうところ
が当たり前のところがあるんで、うちで食べる同じものでも、雰囲気ひとつで違
うじゃないですか。要するに、時間と空間と、まあその中におけるサービスであ
るとか、いい食材も含めて、っていうことろを考えると、ずっごい素敵な贅沢だ
と、僕は思うんですよ。お金っていうのは、働いたら絶対に、それなりにペイさ
れますけども、時間は絶対ペイされませんからね。
だから、そういうところの時間と空間とかっていうのは、常にマネージャーとか
もいつも考えていて、凄いなと思うことろがあるんですけど、その辺のところは
やっぱり一番、そこに対してお金を出しているんだ、的なところを、あの、味わ
ってほしいなと僕は思います。その時間には、絶対邪魔しない。っていうのは、
僕のポリシーでもあります。
代官山にKappa due chiあり!って言われたいですね。
もう何も言うことなし。メニューが変わろうが、店内を改装しようが、この2人がいる限りKappa due chiは安泰だ!(おいおい、おめぇが言うこっちゃないだろうが!)
引き続き第2弾予告!
今回はちょびっと堅くなっちゃったけど、このほかにもい〜〜っぱいお話を聞いてるのでどんどん出しちゃいますよぉ! 期待しててねぇ
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